クレフィ愛車を手放すとき、一円でも高く売りたいと考えるのは当然です。
ところが一括査定に申し込むと、知らない会社から電話が何度も鳴り、対応するだけで疲れてしまいます。強く押し切られて安い金額で手放し、あとから後悔した人も少なくありません。
そこで注目を集めているのが楽天Car車買取です。全国の中古車販売店がオークションで競り合うしくみのため、一般的な買取相場より高い金額がつく可能性があります。やり取りの窓口は楽天だけなので、電話の嵐に悩まされることもありません。
この記事では、楽天Car車買取の口コミや評判、申し込みから入金までの流れ、希望価格に届かず売れないときの選び方までをまとめました。読み終えるころには、自分に合うサービスかどうか判断できるはずです。


楽天Car車買取とは


まずは楽天Car車買取がどんなサービスなのかを整理します。しくみと運営会社を知っておくと、口コミの意味もつかみやすくなるでしょう。
楽天Car車買取のサービス概要
楽天Car車買取は、売りたい人が車を出品し、中古車販売店が入札して買う形のオークションサービスです。旧称は楽天Carオークションで、いまの名前に変わりました。
いちばんの特徴は、全国の販売店が直接競り合う点にあります。参加している中古車販売店は2,000社以上あり、ほしい車には積極的な値づけが入ります。
買取店に売る場合、その店がさらに業者向けオークションへ流すため、途中でコストが乗ります。楽天Car車買取では販売店が直接買うので、その分が売る人の手取りに回りやすいのです。
検査から出品、書類の手続き、車の運搬まで楽天側が引き受けてくれます。利用者がすることは、価格を決めることと、書類をそろえて車を渡すことだけと言えるでしょう。
| サービス名 | 楽天Car車買取 (旧:楽天Carオークション) |
| 運営会社 | 楽天カー株式会社 |
| 売り方 | オークション形式 (個人が出品し販売店が入札) |
| 参加している販売店 | 2,000社以上 |
| オークション開催 | 毎週2回 (火曜・金曜) |
| 出品手数料 | 無料 |
| 車両検査の費用 | 無料 |
| 運搬・名義変更の費用 | 無料 |
| 成約手数料 | 22,000円(税込) |
| キャンセル料 | 検査前日まで:無料 検査後の取りやめ:10,000円(税込) |
| 入金までの期間 | 車と書類を渡してから7営業日以内 |
| 特典 | 楽天ポイントの進呈あり (内容は時期により変わります) |
| こんな人におすすめ | 営業電話を受けたくない 手間をかけずに高く売りたい |
一般的な車一括査定との違い
楽天Car車買取と車一括査定は、どちらも複数の会社を競わせるサービスです。しかし進み方はまったく違います。
一括査定は、申し込んだ時点で複数の買取店に情報が渡ります。そのため各社から電話が入り、それぞれと日程を調整し、何度も車を見せることになるのです。
一方の楽天Car車買取では、車を見るのは楽天の担当者だけ。あとはオークションの入札で値段が決まります。売る人が値引き交渉の矢面に立つ場面はありません。
ただし、入札の結果を待つぶん日数はかかります。急いで現金化したい人にはこの点が弱みになるでしょう。
| 項目 | 楽天Car車買取 | 一般的な車一括査定 |
| 連絡してくる相手 | 楽天の担当者のみ | 申し込んだ買取店それぞれ |
| 車を見せる回数 | 1回 (訪問検査) | 依頼した会社の数だけ |
| 価格の決まり方 | オークションの入札 | 各社の査定と交渉 |
| 価格交渉 | 不要 | 自分で対応する |
| 手数料 | 成約時のみ22,000円(税込) | 原則かからない |
| 売却までの期間 | 2週間前後が目安 | 最短で即日 |
| 断りやすさ | 希望額に届かなければ辞退できる | その場で断る必要がある |
楽天Car車買取を運営する会社の基本情報
大きな金額が動く取引なので、誰が運営しているかは気になるところでしょう。楽天Car車買取を手がけるのは楽天カー株式会社です。
楽天カー株式会社は、楽天グループ株式会社を主要株主とする会社です。中古車の買い取りや販売に加え、中古車オークション市場の運営そのものを事業としています。
設立は2015年で、本社は東京都世田谷区にある楽天クリムゾンハウスに置かれています。誰もが知るグループの一員が運営している点は、安心材料のひとつと言えます。
| 会社名 | 楽天カー株式会社 |
| 所在地 | 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 楽天クリムゾンハウス |
| 設立 | 2015年11月17日 |
| 事業内容 | 中古車の買い取り、販売 中古車のオークション市場の運営及び主催 ソフトウェアの開発 |
| 主要株主 | 楽天グループ株式会社 |
| 代表電話 | 050-5358-2240 |
楽天Car車買取の口コミと評判


ここからは実際に使った人たちの声を見ていきます。良い面だけでなく、気になる面も知ったうえで判断しましょう。
楽天Car車買取の悪い口コミと評判





まずは不満の声から確認します。多く見られるのは、手数料と時間に関する内容です。
- 成約手数料が高いと感じた
- 売却まで日数がかかった
- 希望の金額に届かなかった
- 売却後の手続きが遅い
- 査定の根拠がわかりにくい
成約手数料は22,000円(税込)で、落札額から差し引かれます。手元に残る金額が減るため、思ったより少なかったと感じる人がいるのです。
ただし手数料を引いてもなお、下取りや買取店の提示額を上回ったという報告は多く見られます。金額を決めるときは、手数料を引いた後の数字で比べるとよいでしょう。
時間の面も弱点になります。検査を受け、週2回のオークションを待ち、書類をそろえて車を渡す流れなので、申し込みから入金まで2週間前後を見ておくと安心です。
また、車の傷や修理の履歴を伝えきれていないと、引き渡し後に確認の連絡が入る場合があります。検査のときに正直に申告しておけば、後のトラブルはかなり防げます。
検査を受けたあとにやめる場合は、10,000円(税込)のキャンセル料がかかります。売る気持ちが固まってから申し込むほうが安全です。
楽天Car車買取の良い口コミと評判





次に満足の声を見ていきましょう。評価が集まっているのは、価格と手間のかからなさです。
- 営業電話が一切来ない
- 下取りより高く売れた
- 手続きを任せられた
- 希望額未満なら断れる
- 楽天ポイントがもらえる
もっとも多いのが、電話ラッシュがないことへの評価です。仕事中に着信が続く心配がないため、忙しい人ほど価値を感じやすいでしょう。
価格面でも、下取りや店頭査定より高い金額で決まったという声が目立ちます。ほしい車には複数の販売店が食い下がるので、思わぬ高値になる場面もあるのです。
自分で最低希望落札価格を決められる点も、安心につながっています。その金額に届かなければ無料で辞退できるため、納得できない値段で売る心配がありません。
さらに、競り上がる様子をパソコンやスマホからリアルタイムで見られます。売却の場面を楽しめたという感想も少なくありません。
成約すると楽天ポイントが受け取れる点も好評です。普段から楽天のサービスを使う人には、うれしいおまけになります。
楽天Car車買取の申し込みから入金までの流れ


ここでは実際の手順を順番に見ていきます。全体像がわかれば、迷う場面はほとんどありません。
公式サイトから無料検査を申し込む
最初にすることは、公式サイトからの申し込みです。メーカー、車種、年式を選び、必要な情報を入力すれば数分で終わります。
オークションへ出品するには車両検査が必要で、検査の申し込みには楽天IDでのログインが求められます。楽天会員なら新たな登録は不要です。
申し込みのあと、担当者から連絡が入り、検査の日時と場所を決めます。ここで疑問があれば遠慮なく質問しておきましょう。
| 申し込み方法 | 公式サイトのWeb申し込み |
| 入力する内容 | メーカー 車種 年式 連絡先 検査の希望日 |
| 必要なもの | 楽天ID |
| 申し込み費用 | 無料 |
楽天Car車買取の車両検査を受ける
次は車の状態を調べる検査です。オークションアドバイザーが自宅や指定の場所まで来てくれるので、店舗へ出向く必要はありません。
所要時間はおよそ1時間で、外まわりや内装、走行距離などを確認します。検査の結果は、そのまま出品情報として販売店に伝わります。
ここで大切なのは、傷や修理の経験を隠さないことです。正確な情報ほど販売店は安心して入札でき、結果として高い値がつきやすくなります。
なお、担当者と会わずに進めたい人向けに、自分で写真を撮って出品する方法も用意されています。この方法を選ぶと成約手数料が半額になります。
| 検査する場所 | 自宅や指定した場所 |
| 所要時間 | 約1時間 |
| 検査の費用 | 無料 |
| 前日までの取りやめ | 無料 |
| 検査後の取りやめ | 10,000円(税込) |
| 自分で写真を撮る方法 | あり (成約手数料が半額) |
最低落札希望価格を決める
検査が終わったら、いくら以上なら売ってよいかを自分で決めます。楽天Car車買取では、この金額を最低希望落札価格と呼びます。
設定した金額を超える入札が入れば売買は成立し、届かなければ辞退できるしくみです。つまり、納得できない値段で手放す心配がありません。
金額を決めるコツは、高すぎず安すぎない水準に置くこと。販売店は「この金額を超えれば買える」と判断して積極的に入札するため、うまく設定すると競り上がりが起きやすくなります。
迷ったときは、成約手数料を引いた手取り額から逆算しましょう。担当者に近い車の落札事例を聞いて参考にする方法もあります。
車両を引き渡す日を決める
出品の前に、車を渡す日も決めておきます。次の車が納車される予定に合わせて調整できるのが便利な点です。
引き渡しは、最大で1か月ほど先まで指定できます。今の車に乗れなくなる空白の期間をつくらずに済むでしょう。
ただし、決めた日に渡せないと契約違反になり、規約に沿った違約金が発生する場合があります。予定は余裕をもって組んでください。
楽天Car車買取のオークションへ出品する
準備が整うと、いよいよ出品です。面倒な作業はすべて楽天側が進めてくれます。
ライブオークションは毎週2回、火曜と金曜に開かれます。全国の販売店が同じ時間に入札するため、値段は短時間で動きます。
その様子はパソコンやスマホから見られます。自分の車がどう評価されるかを確かめられるのは、この方式ならではの体験でしょう。
都合が合わず見られない場合も問題ありません。結果はあとから担当者が知らせてくれます。
オークションの落札結果を確認する
出品が終わると、結果の連絡が入ります。ここが売却するかどうかの分かれ道です。
最低希望落札価格を超えていれば、その時点で成約となり、次の手続きへ進みます。もっとも高い金額を入れた販売店が買い手です。
届かなかった場合は、提示された金額で売るか、流札として取りやめるかを選べます。売らない選択をしても成約手数料はかかりません。
すぐに手放す必要がなければ、価格を見直して再び出品する道もあります。売れないときは即キャンセル、と決めつけずに担当者へ相談してみましょう。
車の売却に必要な書類を提出する
成約したら書類の準備に入ります。名義変更に使う大切な書類なので、早めにそろえておくと安心です。
普通車と軽自動車では必要な書類が違います。印鑑登録証明書は普通車のみで、しかも発行から1か月以内のものが求められます。
車検証と印鑑登録証明書の住所が違う場合は、住民票などの追加書類が必要になります。引っ越しをした人は早めに確認しておきましょう。
| 書類 | 普通自動車 | 軽自動車 |
| 自動車検査証 | 必要 | 必要 |
| 自賠責保険証明書 | 必要 | 必要 |
| リサイクル券 | 必要 (預託済みの場合) | 必要 (預託済みの場合) |
| 納税証明書 | 必要 | 必要 |
| 取扱説明書・整備手帳 | 必要 | 必要 |
| 印鑑登録証明書 | 必要 (発行後1か月以内) | 不要 |
| 譲渡証明書・委任状 | 会社が用意し捺印 | 会社が用意し捺印 |
落札された車両を引き渡す
書類がそろったら、いよいよ引き渡しです。楽天Car車買取が手配した運搬業者が、指定した日に車を取りに来ます。
自分で運ぶ必要はなく、運搬の費用もかかりません。家の前で鍵を渡すだけで完了します。
渡す前に、車内の私物は必ず取り出しておきましょう。スペアタイヤなどの付属品は、車内が傷まないように包んで積んでおきます。
マフラーのように積み込めない大きな付属品は引き取ってもらえません。当日あわてないよう、前日までに準備を終えておくと安心です。
指定口座への売却代金の入金を確認する
最後は入金の確認です。現金手渡しではなく、指定した銀行口座への振り込みになります。
車と書類を渡し、内容に不備がないと確認された翌日から、金融機関の7営業日以内に振り込まれます。書類がそろわないと入金は遅れるため、準備の早さがそのまま入金の早さにつながります。
振り込まれるのは、オークションの最終価格から成約手数料22,000円(税込)を引いた金額です。ローンが残っている車は、残債の手続きを代行してもらえます。
残債が売却額を上回るときは、差額を先に振り込む必要があります。金額の見通しは、事前に担当者へ確認しておきましょう。
| 受け取り方法 | 指定口座への銀行振込 |
| 入金の時期 | 書類の確認後7営業日以内 |
| 差し引かれる金額 | 成約手数料22,000円(税込) |
| ローンが残る場合 | 残債の支払いを代行 (手数料は無料) |
楽天Car車買取がおすすめな人


ここまでの内容をふまえ、どんな人に向いているのかを整理します。あてはまる項目が多いほど相性は良好です。
売却を急がず高額買取を狙いたい人
時間に余裕がある人には、とくに向いています。オークションは価格が上がる可能性を持つ一方、結果が出るまで待つ必要があるからです。
検査を受け、火曜か金曜の開催を待ち、書類をそろえて車を渡す流れになります。全体では2週間前後を見ておくとよいでしょう。
次の車の納車まで期間があるなら、この待ち時間は負担になりません。逆に明日にでも現金が必要な人には、店頭買取のほうが合っています。
| 項目 | 楽天Car車買取 | 店頭での買取 |
| 売却までの期間 | 2週間前後が目安 | 最短で即日 |
| 価格が上がる余地 | 入札しだいで期待できる | 交渉しだい |
| 向いている人 | 納車まで余裕がある | すぐ現金が必要 |
複数の業者から直接連絡を受けたくない人
営業電話が苦手な人には、大きな利点があります。連絡の窓口が楽天だけに一本化されているためです。
一括査定では、申し込んだ直後から各社の着信が続きます。仕事中や家族との時間に鳴り止まず、精神的に消耗したという声は珍しくありません。
楽天Car車買取なら、販売店とも運搬会社とも直接やり取りする必要はありません。落札した相手から電話がかかってくることもないのです。
静かに、自分のペースで進めたい人にとって、この安心感は金額と同じくらい価値があります。
車の価格交渉に自信がない人
値段の駆け引きが苦手な人にも向いています。価格は交渉ではなく入札で決まるからです。
店頭の買取では、その場で決めるよう求められる場面があります。断りづらい空気に押され、納得しないまま契約してしまう人もいるでしょう。
オークションなら、そうした圧力はありません。自分で決めた最低希望落札価格に届かなければ、無料で辞退できます。
交渉の腕前に関係なく、同じ土俵で競ってもらえるしくみです。はじめて車を売る人でも扱いやすいと言えます。
楽天ポイントを活用している人
普段から楽天のサービスを使う人には、うれしい特典が用意されています。売却が成立すると楽天ポイントを受け取れるのです。
楽天IDをそのまま使えるので、新しい会員登録もいりません。マイカー割への登録でポイントが加わる企画もあります。
ポイントの条件や金額は時期によって変わります。申し込む前に、公式サイトのキャンペーン一覧とお知らせ欄を必ず確かめてください。
| ポイントの対象 | 楽天Car車買取での売却成約 |
| 必要なもの | 楽天ID |
| 加算される機会 | マイカー割への登録など |
| 注意点 | 条件と金額は時期により変動 |
楽天Car車買取の評判まとめ


楽天Car車買取は、2,000社以上の中古車販売店が競い合うオークション形式の買取サービスです。運営は楽天グループの楽天カー株式会社が担っています。
口コミを見ると、営業電話がない点と、下取りより高く売れた点への評価が目立ちました。一方で、成約手数料22,000円(税込)と、売却まで2週間前後かかる点は不満として挙がっています。
最低希望落札価格に届かなければ、費用をかけずに辞退できます。売れないときは取りやめるか、価格を見直して再び出品するかを選べるため、無理に手放す必要はありません。
納車まで時間があり、電話のやり取りを減らして高値を狙いたいなら、試す価値は十分にあります。検査の申し込みは無料なので、まずは愛車がいくらで評価されるかを確かめてみてはいかがでしょうか。

