乗らなくなった車を廃車にしたいと考えたとき、廃車王という名前を目にした方は多いのではないでしょうか。
ただ、初めて廃車買取を使う場合、本当に高く買い取ってもらえるのか、あとから料金を請求されないかと不安になるものです。
実際に「廃車王 評判」と検索すると、良い口コミと悪い口コミの両方が並び、どちらを信じればよいのか迷ってしまいます。
そこで本記事では、廃車王を利用した人の声を、良い評判と悪い評判に分けて整理しました。
あわせて運営会社の実態、他社と比べた強み、申し込みから廃車手続きまでの流れもくわしく解説します。
読み終えるころには、自分の車を廃車王に任せてよいかどうか、迷わず判断できるようになるはずです。
まずは、実際の利用者が高く評価しているポイントから、順番に確認していきましょう。
廃車王の良い口コミからわかる評判
廃車王の口コミを集めると、査定額そのものよりも「思っていたより手間がかからなかった」という満足の声が目立ちます。
ここでは、利用者が高く評価している内容を6つの切り口に分けて紹介しましょう。
査定額に満足できたという評価
もっとも多いのが、提示された買取金額に納得できたという内容の口コミです。
廃車王は解体して取り出した部品や鉄などの資源を販売し、その利益を買取価格に反映させる仕組みを取っています。
そのため、走行距離が長い車や年式の古い車でも、金額がつく可能性が残されているのです。
ある調査では、過去の利用者に査定額や対応を尋ねた結果、満足度は50点満点中43.5点という数字が出ています。
値段がつかないと思っていた車にも金額がついたという声
「もう1円にもならない」と半ばあきらめていた車に金額がついた、という驚きの声も多く見られます。
ディーラーで下取り価格が0円と言われた車を廃車王に持ち込んだところ、買取額がついたという体験談も出ています。
廃車王が対応する車の例は、次のとおりです。
- 年式の古い車
- 走行距離が長い車
- 事故車や故障車
- 動かない不動車
- 水没した車
再販を前提としない査定だからこそ、一般の買取店で断られた車にも値段がつきやすくなります。
LINE査定から引き取りまでがスムーズだったという評価
スマートフォンだけで話が進んだ点を評価する口コミも目立ちます。
廃車王のLINE査定では、車の基本情報と写真を送るだけで無料の査定を受けられる仕組みです。
平日の9時から17時まではリアルタイムでの査定に対応しており、待たされにくい点も好評でした。
電話の受付は年中無休で9時から22時まで開いているため、仕事帰りでも連絡しやすいでしょう。
担当者の対応が丁寧だったという評価
初めての廃車に不安を感じていた人ほど、スタッフの対応を高く評価する傾向があります。
廃車王の店舗は、それぞれの地域で自動車リサイクルを本業とする事業者が運営しています。
車の状態や手続きについて質問しても、専門の担当者が落ち着いて答えてくれたという声が寄せられました。
親身に相談に乗ってもらえた、押し売りのような営業がなかった、という感想も少なくありません。
査定内容の説明がわかりやすかったという評価
金額の根拠をきちんと説明してもらえた点を評価する口コミもあります。
廃車の買取は、部品や資源としてどれだけ価値があるかで金額が決まる仕組みです。
その考え方を最初に説明してもらえると、なぜこの金額なのかが理解でき、納得感が生まれます。
還付金や書類についてもあわせて案内があり、全体像がつかめたという感想も見られました。
手続きがスムーズに進んだという評価
面倒だと感じていた廃車手続きが、思ったより早く終わったという声も多く上がっています。
廃車王は引き取りだけでなく、解体後の抹消登録までを無料で代行してくれるサービスです。
利用者が用意するのは、本人にしか準備できない書類だけに絞られます。
手続きが完了したあとに書類が送られてくるため、その後の確認もしやすいでしょう。
廃車王の悪い口コミからわかる評判
一方で、不満を感じたという口コミも確かに存在します。
後悔を防ぐには、良い面だけでなく気になる声にも目を通しておくことが欠かせません。
思っていたより査定額が低かったという声
期待した金額に届かなかった、という内容の口コミは一定数あります。
軽自動車を売却した人からも、査定額が想像より控えめだったという感想が出ていました。
廃車買取の金額は、車種や年式だけでなく、その時点の部品の需要や資源の相場にも左右されます。
同じ車でも依頼する時期や店舗によって金額が変わる点は、あらかじめ知っておきましょう。
引き取り時に別料金が発生したというケース
引き取りは無料と聞いていたのに費用がかかった、という声も見受けられます。
廃車王の引き取り費用は基本的に無料ですが、離島など一部の地域では費用が発生する場合があります。
また、自動車リサイクル料金が預けられていない車では、不足分を自分で負担しなければなりません。
金額に関わる部分は、契約する前に担当者へ必ず確認しておくと安心です。
廃車王でトラブルがあったという口コミの有無
「廃車王に騙された」といった強い表現の口コミを心配する方もいるでしょう。
調べてみると、悪質な行為というより、事前の確認不足によるすれ違いが原因のケースが目立ちます。
とくに多いのが、還付金の扱いと抹消登録が終わる時期に関する認識のずれです。
次の点を先に確認しておけば、多くの行き違いは防げます。
- 買取額に還付金が含まれるか
- 抹消登録が終わる時期
- 引き取り費用の有無
- キャンセル時の扱い
廃車王とはどんな廃車買取サービスなのか
口コミの背景を理解するには、廃車王がどのような会社に支えられているかを知る必要があります。
ここからは、運営体制やサービスの中身を順に見ていきましょう。
廃車王を運営する企業の概要
廃車王を運営しているのは、株式会社NGPです。
同社はNGP日本自動車リサイクル事業協同組合の関連会社であり、組合と一体となって事業を進めています。
| サービス名 | 廃車王 |
| 運営会社 | 株式会社NGP |
| 関連組織 | NGP日本自動車リサイクル事業協同組合 |
| 本部所在地 | 東京都港区港南2-12-32 サウスポート品川4F |
| 店舗数 | 全国約150店舗 |
| 認可 | 事業協同組合として 経済産業大臣の認可 |
| 電話受付時間 | 9:00〜22:00(年中無休) |
| LINE査定 | 平日9:00〜17:00にリアルタイム対応 |
廃車王が創業から歩んできた歴史
廃車王は、いきなり生まれたサービスではありません。
母体となる組合が設立されてから、名前を変えながら20年近く続いてきた買取サービスです。
| 2004年10月 | NGP日本自動車リサイクル事業協同組合を設立 |
| 2005年11月 | 廃車買取サイト「くるマック」を全国で展開 |
| 2013年12月 | 「くるマック」を「廃車王」にリニューアル |
| 2019年7月 | SDGs宣言を掲げ、取り組みを開始 |
長く続いているという事実は、それだけ利用者に選ばれてきた証といえるでしょう。
全国150店舗以上に広がる廃車王のネットワーク
廃車王の大きな特徴が、全国に広がる店舗網です。
北海道から沖縄まで実店舗があり、およそ150の自動車リサイクル事業者が運営に関わっています。
引き取り場所からいちばん近い店舗が担当するため、連絡から引き取りまでが早く進みます。
NGPグループ全体では、国内で発生する使用済み自動車のおよそ2割を処理しているとされています。
廃車王で受けられるサービスの内容
廃車王に依頼すると、査定から抹消登録までをまとめて任せられます。
費用の扱いとあわせて、サービスの中身を表で整理しました。
| 査定料 | 無料 |
| 引き取り費用 | 無料 (離島など一部地域は要確認) |
| 廃車手続きの代行 | 無料 |
| 査定の申し込み方法 | 電話 WEBフォーム LINE |
| 対応できる車 | 事故車 不動車 水没車 故障車 |
| 引き取り場所 | 自宅 ディーラー 修理工場 レッカー会社 |
| 持ち込み | 店舗により対応可 |
| 還付金の対応 | 税金や保険の手続きをサポート |
廃車買取と中古車買取で異なる査定の仕組み
廃車王の評価を正しく判断するには、査定の考え方の違いを知っておくことが大切です。
中古車買取が「次に乗る人がいるか」を見るのに対し、廃車買取は「部品と資源にどれだけ価値があるか」を見ます。
| 比べる項目 | 廃車買取 | 中古車買取 |
| 価値の見方 | 部品と資源としての価値 | 再び販売できる車としての価値 |
| 年式の古い車 | 金額がつきやすい | 金額がつきにくい |
| 事故車・不動車 | 対応できる | 断られやすい |
| 主な手続き | 解体と抹消登録 | 名義の変更 |
この違いを知らないまま比べてしまうと、金額の高い低いを誤解しかねません。
廃車王が他社と比べて評価される強み
廃車買取を扱う会社は数多くありますが、廃車王には他社にない特徴がそろっています。
ここでは、口コミでも触れられることの多い強みを5つ取り上げます。
国内で唯一の経済産業大臣認可を受けている安心感
もっとも大きな強みが、公的な認可に裏づけられた信頼性です。
廃車王の加盟店は、自動車リサイクル業界で国内唯一、事業協同組合として経済産業大臣の認可を受けた組合の組合員です。
認可を受けた組織に属する業者が対応するため、法律にそった適正な処理が期待できます。
初めて廃車を依頼する方にとって、この点は判断材料になるはずです。
引き取りから廃車の書類手続きまで費用がかからない点
廃車では、レッカー代や手続き代行料がかさむのではと心配になるものでしょう。
廃車王では、査定から抹消登録の代行まで基本的に費用がかかりません。
| 査定 | 0円 |
| 出張引き取り | 0円 (離島など一部地域を除く) |
| レッカー移動 | 0円 |
| 書類作成の代行 | 0円 |
| 抹消登録の手続き | 0円 |
| リサイクル料金 | 未預託の場合は不足分を負担 |
LINEで査定依頼から結果確認まで完結する手軽さ
店舗を探したり電話をかけたりする手間を省ける点も、支持されている理由です。
友だち追加をしたあと、車の情報と写真を送るだけで無料査定を受けられます。
写真を複数枚送ると、より正確な金額を提示してもらいやすくなります。
やり取りが文字で残るため、あとから条件を見返せる点も便利でしょう。
廃車王ならではのセールスポイント
廃車王の魅力は、リサイクルを本業とする事業者が直接買い取る点に集約されます。
仲介する会社をはさまないため、部品や資源として得た利益を買取額に回しやすい構造です。
主なセールスポイントを整理すると、次のようになります。
- 解体まで自社グループで対応
- 全国約150店舗の対応力
- 実車査定なしでも見積もり可
- 還付金の手続きも支援
他の廃車・事故車買取業者と比べた廃車王の位置づけ
ほかの選択肢と並べてみると、廃車王が向いている場面がはっきりします。
| 比べる項目 | 廃車王 | 一般的な廃車買取業者 | ディーラーの下取り |
| 得意な車 | 事故車・不動車・古い車 | 業者により異なる | 再び販売しやすい車 |
| 店舗網 | 全国約150店舗 | 地域ごとに差がある | 全国にあるが取扱車種に偏り |
| 公的な認可 | 経済産業大臣の認可を受けた組合の組合員 | 業者により異なる | 販売と整備が主な事業 |
| 引き取り費用 | 無料 (一部地域を除く) | 有料の場合がある | 無料の場合が多い |
値段のつきにくい車を手放したいなら、廃車王は有力な候補になります。
廃車王に査定を申し込む手順
実際の流れがわかれば、依頼へのハードルはぐっと下がるでしょう。
ここからは、申し込みから廃車手続きの完了までを6つの段階に分けて説明します。
LINE査定なら写真を送るだけで依頼できる
もっとも手軽な方法が、LINEを使った査定依頼です。
QRコードやバナーから友だち追加をして、車種や年式などの情報を送ります。
あわせて外観や内装の写真を送れば、より精度の高い金額を出してもらえます。
依頼のあとに連絡がつく電話番号を記入しておくと、その後のやり取りが円滑に進みます。
無料査定フォームか電話で問い合わせる
LINEを使わない方は、公式サイトの無料査定フォームか電話を選びましょう。
伝える内容は次のとおりです。
- 車種と年式
- 走行距離
- 車検の残り期間
- 引き取り場所
これらを伝えれば、実車を見なくても金額の目安を示してもらえます。
車の引き取り日を決定する
金額に納得できたら、次は引き取りの日程を決める段階です。
引き取り先は自宅に限らず、ディーラーや修理工場、レッカー会社なども選べます。
店舗によっては持ち込みにも対応しており、査定額が上がるケースもあるようです。
この段階で、引き取り費用の有無と抹消登録が完了する時期をあわせて確認しておきましょう。
引き取り当日までに必要書類をそろえる
手続きは廃車王が代行しますが、本人にしか用意できない書類は自分で準備します。
一般的に必要となる書類をまとめました。
| 車検証 | 必要 |
| 印鑑証明書 | 普通車は必要 (発行から3ヶ月以内) |
| 実印 | 普通車は必要 |
| 認印 | 軽自動車は必要 |
| 譲渡証明書 | 他県ナンバーなどで必要 |
| 重量税還付申請用の委任状 | 車検の残りが1ヶ月以上なら必要 |
| リサイクル券 | 必要 (未預託なら不足分を支払い) |
必要な書類は状況によって変わるため、依頼後の案内にしたがって準備してください。
指定した日に車を引き取ってもらう
当日は、担当の店舗が車を引き取りに来ます。
自走できない車でも、レッカーを手配してもらえるので心配はいりません。
あわせて準備した書類を渡し、その場で内容を確認してもらいましょう。
買取額の受け取り方法についても、このタイミングで確定させておくと安心です。
廃車手続きを完了させる
引き取りが終わると、車は解体され、抹消登録の手続きに移ります。
手続きが完了したあと、証明となる書類が郵送で届く流れです。
届いた書類は、還付金の受け取りや保険の解約で使うため、大切に保管してください。
自賠責保険の解約は自分で行う必要があるので、忘れずに手続きを進めましょう。
廃車王の評判に関するよくある質問
ここでは、廃車王を検討する方から寄せられやすい疑問に答えていきます。
気になる項目から確認してみてください。
廃車王で騙されることは本当にないのか
悪質な行為を前提とした運営ではない、というのが実情です。
廃車王の加盟店は経済産業大臣の認可を受けた組合の組合員であり、法律にそった処理が求められます。
不満の声の多くは、還付金の扱いや完了時期の認識のずれから生じています。
契約の前に条件を書面や文字で残しておけば、行き違いはほぼ防げるでしょう。
廃車王の査定額が低いと感じるのはなぜか
中古車としての相場と比べてしまうことが、大きな原因です。
廃車買取では、部品や鉄などの資源としての価値をもとに金額が決まります。
そのため、資源の相場が下がっている時期は査定額も伸びにくくなります。
まだ十分に走れる車なら、中古車買取もあわせて検討したほうが納得しやすいはずです。
廃車王に車を持ち込む必要はあるのか
持ち込みは義務ではありません。
引き取りに来てもらうのが基本で、費用も原則としてかかりません。
ただし、車検が残っていて自走できる場合は、持ち込みを歓迎している店舗もあります。
持ち込みで査定額が上がる店舗もあるため、近くに店舗があるなら聞いてみる価値はあるでしょう。
引き取りで追加料金がかかることはあるのか
基本は無料ですが、例外もあります。
離島など一部の地域では、引き取りに費用が発生する場合があると案内されています。
また、自動車リサイクル料金が預けられていない車は、不足分の支払いが必要です。
金額に関わる条件は、依頼した段階で担当者に確かめておきましょう。
軽自動車でも税金は還付されるのか
軽自動車には、税金の種類によって還付の有無に差があります。
軽自動車税は1年分をまとめて納める仕組みのため、年度の途中で廃車にしても月割りでは戻りません。
一方、自動車重量税と自賠責保険は、条件を満たせば軽自動車でも戻ってきます。
| 軽自動車税 | 還付なし |
| 自動車重量税 | 解体後の手続きで還付あり |
| 自賠責保険 | 解約すれば返金あり |
| 自動車税(普通車) | 月割りで還付あり |
重量税は解体を理由とした手続きが条件で、一時抹消登録では戻らない点に注意してください。
事故車や高級車はどこに依頼すればよいのか
車の状態によって、向いている依頼先は変わります。
大きく壊れた事故車や動かない車なら、解体と資源化に強い廃車王が適しているでしょう。
一方、まだ走行でき、市場で人気のある高級車は、中古車買取のほうが高くなる可能性があります。
迷ったときは、両方に査定を出して金額を見比べるのが確実です。
廃車王の評判まとめ
廃車王の評判を調べると、査定額そのものより手間の少なさを評価する声が多いとわかります。
運営しているのは株式会社NGPで、経済産業大臣の認可を受けた組合の関連会社という背景があります。
全国約150店舗のネットワークにより、事故車や不動車でも引き取りから抹消登録まで無料で任せられる仕組みです。
一方で、査定額が思ったより低かった、引き取り時に費用が発生したという不満の声もありました。
これらの多くは、事前の確認で防げる内容といえるでしょう。
依頼する前に、引き取り費用の有無、還付金の扱い、抹消登録が終わる時期の3点を確かめてください。
値段がつかないとあきらめていた車でも、金額がつく可能性は十分に残されています。
まずはLINEや無料査定フォームから、自分の車にいくらの価値があるのかを確かめるところから始めてみましょう。
