クレフィカーリースは、まとまった資金がなくても毎月定額で新車に乗れる一方、走行距離制限や中途解約、返却時の追加費用などのデメリットがあります。
ただし、契約内容を事前に理解しておけば、契約後の後悔やトラブルの多くは避けられます。
この記事では、カーリースが「デメリットだらけ」「やめとけ」といわれる10の理由と対策を、購入やローンとの違いも含めて解説します。
カーリースがデメリットだらけといわれる10の理由


カーリースが厳しく言われる背景には、車を「買う」のではなく「借りる」という性質があります。
借りている以上、使い方や期間にはさまざまな約束ごとがついてまわるのです。
後悔につながりやすい10の理由を、一つずつ確認していきましょう。
車を購入するより総支払額が高くなる場合がある
カーリースの月額料金には、車の代金だけでなく税金や自賠責保険料、手数料などが含まれています。
手続きの手間が減る点は便利ですが、これらの費用にはリース会社の利益も上乗せされています。
そのため契約のしかたによっては、現金で買った場合より支はらう合計が大きくなることもあるでしょう。とくに一台に10年以上乗るつもりなら、購入してローンを終えたあとは維持費だけで済みます。
一方リースは、乗り続けるかぎり毎月の支はらいが終わりません。
| 項目 | 一括購入 | マイカーローン | カーリース |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 高い | 頭金しだい | 原則なし |
| 毎月の負担 | なし | 返済のみ | 定額(税金・保険込み) |
| 車の名義 | 利用者 | 利用者または信販会社 | リース会社 |
| 長く乗ったときの総額 | いちばん安くなりやすい | やや安い | 高くなりやすい |
| 向いている人 | 資金に余裕がある | 自分の車として持ちたい | 出費を平らにしたい |
ボーナス払いの金額が高くなる場合がある
カーリースには、年に二回のボーナス月にまとめてはらうプランがあります。
毎月の料金は下がるため、一見すると家計にやさしく見えるかもしれません。
しかし、へらした分はボーナス月にそのまま上乗せされます。一回あたり十万円を超える請求になる例もあり、支給額が減った年には重い負担となるでしょう。
会社の業績や転職によってボーナスが出なくなる可能性も考えておきたいところです。
| 比較する点 | ボーナス払いあり | ボーナス払いなし |
|---|---|---|
| 毎月の料金 | 安くなる | やや高め |
| 年二回の負担 | まとまった額が必要 | なし |
| 収入が減ったとき | 影響を受けやすい | 影響を受けにくい |
| 家計の見通し | 立てにくい | 立てやすい |
中途解約が原則できず違約金が発生する場合がある
カーリースでもっとも重い制約が、途中でやめられないという点です。
料金は契約期間の全体を前提に組み立てられているため、利用者の都合による解約は原則みとめられません。
やむを得ない事情で解約する場合でも、違約金の支はらいを求められます。金額は残りの期間の料金を合計した額に近くなり、数十万円に達することもあるでしょう。
しかも一括での請求が一般的です。転勤や家族構成の変化など、数年先の暮らしを想像してから契約したいところ。
| 違約金にふくまれやすいもの | 内容 |
|---|---|
| 残りの期間の料金 | 解約時点から満了までの合計額 |
| 残価との差額 | 査定額が予定を下回った分 |
| 手続きの費用 | 名義変更や引き取りにかかる費用 |
| 差し引かれるもの | まだ使っていない税金や車検の費用 |
走行距離に上限があり超過すると追加料金がかかる
カーリースでは、月または年あたりの走れる距離に上限が決められています。
上限は会社によってちがいますが、ひと月あたり500kmから1,500kmほどが目安とされます。契約が終わったときに合計の距離が上限を超えていると、超えた分だけ精算金を求められるのです。単価は1kmあたり数円ほどですが、二万km超過すれば十万円前後になる計算になります。
距離の制限は、返したあとの車の価値を守るために設けられている約束ごとです。
| ひと月の距離の目安 | 主な使い方 |
|---|---|
| 500km前後 | 買い物や送りむかえが中心 |
| 1,000km前後 | 片道10km程度の通勤あり |
| 1,500km以上 | 長距離の通勤や旅行が多い |
車を自由にカスタマイズできない
借りている車である以上、見た目や装備を好きに変えることはできません。
穴をあける作業や、もとに戻せない加工は禁じられているのが一般的です。自分らしい一台に育てたい人にとっては、大きな物足りなさを感じる部分でしょう。
どうしても取りつけたい装備がある場合は、契約前に相談しておくと安心です。
| 取り扱い | 例 |
|---|---|
| みとめられやすい | 返却時に外せる装備 |
| みとめられやすい | 納車時に付ける純正品 |
| むずかしい | 車体に穴をあける作業 |
| むずかしい | 車高や外装を変える改造 |
契約満了時に残価精算を求められる場合がある
カーリースの料金は、契約が終わる時点で残る車の価値をあらかじめ差し引いて決められます。
この価値が「残価」で、差し引くからこそ毎月の負担が軽くなるのです。ただし残価を利用者に知らせる方式では、返却時の査定額が予定を下回ると差額を求められます。
中古車の相場は自分では動かせません。だからこそ、思わぬ出費につながる可能性があるわけです。
| 比較する点 | オープンエンド方式 | クローズドエンド方式 |
|---|---|---|
| 残価の公開 | 知らされる | 知らされない |
| 満了時の差額精算 | あり | なし |
| 毎月の料金 | おさえやすい | やや高め |
| 満了後の買い取り | 選べることが多い | 選べないことが多い |
| 相場が下がったとき | 利用者が負担 | リース会社が負担 |
返却時に原状回復費用が発生する場合がある
借りた車は、契約が終わったら決められた状態に戻して返す決まりです。
そのため目立つ傷やへこみ、内装のよごれがあると、直すための費用を求められます。残価の精算がないプランでも、この費用は別扱いになる点に気をつけたいところです。
小さな子どもやペットと乗る家庭では、シートのよごれが気になる場面も出てくるでしょう。
| 請求されやすい状態 | 問題になりにくい状態 |
|---|---|
| 板金が必要なへこみ | ふつうに使ってできた小さな傷 |
| 落ちないシートのよごれ | 清掃で落ちるよごれ |
| 車内に残したにおい | すり減ったタイヤの交換 |
| もとに戻せない改造 | 取り外せる後づけ装備 |
リース車は自分の所有物にならない
リースした車の名義は、あくまでリース会社のままです。
利用者は使う人として登録されるだけで、自分の財産にはなりません。そのため勝手に売ったり、人に貸したりすることはできない決まりです。
資産として手元に残したい人には、向かない仕組みだといえます。
| 立場 | 購入した車 | リースした車 |
|---|---|---|
| 所有者 | 利用者本人 | リース会社 |
| 売却 | いつでも可能 | できない |
| 乗りかえ | 自分で判断できる | 満了を待つ必要あり |
事故や全損時の自己負担が大きくなる場合がある
修理できないほどの事故や盗難にあうと、契約は強制的に終わります。
このとき残っている期間の料金や残価が、違約金としてまとめて請求されるのです。ふつうの車両保険はそのときの時価までしか出ないため、差額が自己負担になってしまいます。数十万円から百万円を超える負担になる例もあり、備えのないまま乗るのは危険でしょう。
| 事故の程度 | 契約への影響 | 主な負担 |
|---|---|---|
| 小さな傷やへこみ | 契約は続く | 修理代や免責分 |
| 大きな損傷 | 契約は続くことが多い | 修理代と返却時の査定 |
| 全損や盗難 | 強制的に終了 | 違約金の一括払い |
利用するには審査に通る必要がある
カーリースは長い期間にわたって料金を受け取る契約のため、申し込み時に審査があります。
見られるのは収入の安定性や勤め先、これまでの支はらい状況などです。過去に返済のおくれがある場合や、ほかの借り入れが多い場合は通らないこともあります。
審査に落ちると、そもそも希望の車に乗れません。この点も見落とせない制約といえるでしょう。
| 見られる項目 | 内容 |
|---|---|
| 収入 | 年収と安定しているかどうか |
| 勤務の状況 | 雇用の形と勤めている年数 |
| 支はらいの記録 | クレジットやローンのおくれ |
| ほかの借り入れ | 今ある返済の合計額 |
カーリースのデメリットを回避して後悔しないための対策


ここまで読んで、不安が大きくなった人もいるかもしれません。
ただし今あげた問題は、プランの選び方でほとんど小さくできます。
契約前に確認しておきたい対策を、順番に見ていきましょう。
ライフプランに合う契約期間を選ぶ
違約金を避けるいちばん確実な方法は、途中で解約しなくて済む期間を選ぶことです。
転勤の可能性、子どもの成長、家族が増える予定などを書き出してみてください。
数年先の暮らしが読みにくいなら、短めの契約にしておくと身動きが取りやすくなります。
| 契約の長さ | 向いている人 |
|---|---|
| 1年から3年 | 転勤や進学の予定がある |
| 5年から7年 | 暮らしが落ち着いている |
| 9年以上 | 同じ車に長く乗りたい |
中途解約できるプランを選ぶ
会社によっては、一定の条件をみたせば違約金なしでやめられるプランを用意しています。
結婚や転勤など、生活の変化に合わせて手ばなせる点が心強いところ。ただし月々の料金が高めに設定されていたり、利用できる時期が決まっていたりします。
安心料と考えて、通常のプランとの差額を見くらべてから決めましょう。
ボーナス払いなしでも安いプランを選ぶ
家計の見通しを重視するなら、ボーナスをあてにしない支はらい方が安全です。
最近は、毎月一定額だけで組めるプランも多く出ています。
比べるときは月額だけでなく、契約期間全体でいくら支はらうかを計算してください。同じ車でも会社によって総額は変わります。見積もりは必ず複数取りましょう。
長期契約で月々の支払いを抑える
契約が長くなるほど車の代金を分ける回数が増え、毎月の負担は軽くなります。
同じ車でも、期間を数年のばすだけで月額がはっきり下がるケースは珍しくありません。ただし途中でやめにくくなる点は変わらないため、長さと自由さは裏返しの関係にあります。
家族の予定が固まっている人ほど、長期の契約は相性がよいはずです。
残価精算のないプランを選ぶ
返すときの追加請求が心配なら、残価の精算がない方式を選ぶのが近道です。
中古車の相場が下がっても、その差額はリース会社が引き受けてくれます。毎月の料金はやや高くなりますが、出費の見通しは格段に立てやすくなるでしょう。
申し込み前に、契約書へ精算についてどう書かれているかを必ず確かめてください。
車の使い方に合う走行距離の上限を選ぶ
距離の超過を防ぐには、まず今の乗り方を数字にすることが第一歩です。
通勤の片道距離に往復と勤務日数をかければ、ひと月のおおよその距離がわかります。
そこへ帰省や旅行の分を足し、余裕を持たせた上限を選んでおくと安心できます。
- 通勤の往復距離を出す
- ひと月の勤務日数をかける
- 旅行や帰省の分を足す
- 一割ほど余裕を持たせる
原状回復費用を補償できるプランを選ぶ
返却時の修理代が気になる人には、補償のついたプランが向いています。
整備の費用まで月額にふくめられるものなら、こまめな手入れもしやすくなるでしょう。
結果として車の状態が保たれ、故障による思わぬ解約も防ぎやすくなります。
| 比較する点 | 補償なし | 補償あり |
|---|---|---|
| 毎月の料金 | 安い | やや高い |
| 返却時の修理代 | 自己負担 | 一定まで補える |
| 整備の費用 | その都度はらう | 定額にふくめられる |
契約満了後に車をもらえるプランを選ぶ
自分の持ち物にならない点が引っかかるなら、満了後に車をもらえるプランが解決策になります。
名義が移ったあとは、売ることも改造することも自由です。返す前提がなくなるため、距離の上限や原状回復の心配からも解放されます。
長く同じ車に乗りたい人にとっては、購入に近い感覚で使える選択肢といえるでしょう。
| 満了時の選び方 | 特徴 |
|---|---|
| 返却する | 状態の確認と精算がある |
| 買い取る | 残価分の支はらいが必要 |
| もらう | 追加の負担なく名義が移る |
| 乗りかえる | 新しい契約を結びなおす |
リース専用保険で事故の負担に備える
全損の不安に備えるなら、リース向けの特約がついた保険を選んでください。
一般の車両保険は時価までしか出ないため、違約金との差が自己負担として残ります。
専用の特約なら、その差を埋める補償が用意されています。
契約中の人も、いま加入している保険の内容を一度確かめておくと安心できるはずです。
| 比較する点 | 一般の任意保険 | リース向けの特約つき |
|---|---|---|
| 全損時の支はらい | そのときの時価まで | 違約金との差も補える |
| 自己負担 | 残りやすい | ほとんど出にくい |
| 契約の期間 | 一年ごとの更新 | リース期間に合わせられる |
カーリースはデメリットを知って選べば後悔しない


カーリースが「デメリットだらけ」といわれるのは、借りる契約ならではの約束ごとが多いからです。
総額が高くなりやすい点、途中でやめられない点、距離や状態に条件がつく点は、たしかに無視できません。
しかし裏を返せば、条件を先に知っておけば防げるものばかりです。
暮らしに合う期間を選び、残価の精算がない方式にして、距離の上限と補償を整える。この三つを押さえるだけで、後悔する場面はぐっと減ります。
まずは自分がひと月に何km走るのか、何年その車に乗るのかを書き出してみてください。数字がはっきりすれば、カーリースが向いているかどうかは自然と見えてきます。複数の会社から見積もりを取り、契約書の条件まで確かめたうえで判断しましょう。
カーリースのデメリットに関するよくある質問


ここまで読んでも、細かい部分で疑問が残っている人は多いはずです。
車検の扱いや費用の負担、車種の選び方など、契約前に確かめておきたい点は少なくありません。
申し込んでから「知らなかった」と後悔しないよう、よく寄せられる質問に順番に答えていきます。
カーリースが向いているのはどのような人ですか
カーリースは、毎月の出費を一定にして車に乗りたい人に向いた仕組みです。
まとまった資金を用意しなくても新車に乗れるため、教育費のために貯金を残したい子育て世帯とも相性がよいでしょう。税金の納付や自賠責保険の手続きを任せられる点も、平日に時間を取りにくい会社員には助かります。数年ごとに新しい車へ乗りかえたい人や、家計の予定を立てやすくしたい人にも向いた選び方。
反対に、毎日長い距離を走る人や、自分好みに車をいじって楽しみたい人には不向きです。
一台を十年以上乗りつぶすつもりなら、購入したほうが支はらいの合計はおさえられます。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 初期費用をおさえたい | 手元の資金に余裕がある |
| 毎月の出費を一定にしたい | 一台に十年以上乗りたい |
| 走る距離がほぼ決まっている | 毎日長い距離を走る |
| 手続きの手間をへらしたい | 車を自由に改造したい |
| 数年で乗りかえたい | 資産として車を持ちたい |
リース車にも車検は必要ですか
リースした車であっても、車検は法律で決められた義務です。
名義がリース会社であっても、実際に使う人の責任で受けなければなりません。
新車の場合、最初の車検は登録から三年後、そのあとは二年ごとにめぐってきます。期限が切れた車で公道を走ると罰則の対象になるため、案内が届いたら早めに予約しておきましょう。
多くの会社では時期が近づくと連絡が入り、提携している工場を紹介してもらえます。ただし、どこで受けてもよいわけではありません。指定された工場を使う決まりのプランもあります。
自分でお店を選びたい人は、契約前に条件を確かめておくと安心できるはずです。
リース車の車検費用は誰が負担しますか
車検にかかるお金は、原則として利用する人の負担になります。
ただし自動車重量税や自賠責保険料といった決められた費用は、月額に組みこまれている契約が多く見られます。
一方、部品の交換や整備にかかる代金は別あつかいとなるのが一般的。走り方や年数によっては、一回で十万円近い出費になることもあるでしょう。整備の代金まで定額にしたいなら、メンテナンスのプランを付けておく方法があります。何が月額に含まれているかは会社ごとに大きくちがうため、見積もりの内訳を必ず確かめてください。
| 費用の種類 | 月額にふくまれやすいか |
|---|---|
| 自動車重量税 | ふくまれることが多い |
| 自賠責保険料 | ふくまれることが多い |
| 検査の手数料 | ふくまれることが多い |
| 点検や整備の代金 | 別に必要なことが多い |
| 部品や消耗品の交換 | 別に必要なことが多い |
まとまった資金がなくても新車に乗れますか
カーリースの大きな利点は、頭金を用意しなくても新車に乗り始められる点です。
購入するときに必要な登録の費用や税金も、月々の料金に分けて組みこまれています。
納車の時点で財布から出ていくお金が少ないため、貯金を取りくずさずに済むわけです。子どもの進学や住宅の支はらいをひかえた家庭にとって、手元にお金を残せる意味は小さくありません。
ただし、初期費用がないことと総額が安いことは別の話です。払う順番が変わっただけで、費用そのものが消えるわけではない点を忘れないようにしましょう。
| 納車までに必要なもの | 購入する場合 | カーリースの場合 |
|---|---|---|
| 頭金 | 求められることが多い | 原則不要 |
| 登録や届け出の費用 | まとめて支はらう | 月額にふくまれる |
| 税金や自賠責保険料 | まとめて支はらう | 月額にふくまれる |
| 手元に残る資金 | へりやすい | 残しやすい |
車種やグレードは自由に選べますか
多くのカーリースでは、国内メーカーの車種とグレードから自由に選べます。
色や装備を指定して注文できるサービスもあり、購入するときと近い感覚で選べるでしょう。
一方、料金を安くおさえたプランでは、対象の車種が決められている場合もあります。在庫のある車から選ぶ形なら早く納車されますが、希望どおりの一台にはなりにくいもの。輸入車や特別な仕様の車は、取りあつかいが限られることも覚えておいてください。
ほしい車が決まっているなら、申し込む前にその車種をあつかっているかを確かめましょう。
| 比べる点 | 車種を選べるプラン | 車種が決まったプラン |
|---|---|---|
| 選べる範囲 | 広い | せまい |
| 色や装備の指定 | できることが多い | できないことが多い |
| 納車までの期間 | 長くなりやすい | 短くなりやすい |
| 月額料金 | 車種しだい | 安めに設定されやすい |
カーリースの手続きは車の購入より簡単ですか
手続きの手間という点では、カーリースのほうが軽くなります。
購入する場合は、登録や納税、保険の加入などをそれぞれ進めなければなりません。
リースなら、そうした作業の多くを会社が代わりに引き受けてくれます。
申し込みから審査までをインターネットだけで終えられるサービスも増えました。店舗に何度も足を運ばずに済むため、休みの日をつぶさずに契約できるでしょう。
ただし審査という関門がある点は、購入との大きなちがいです。必要な書類はあらかじめそろえておいてください。
| 手続きの内容 | 購入する場合 | カーリースの場合 |
|---|---|---|
| 登録や名義の届け出 | 自分または販売店 | リース会社 |
| 毎年の納税 | 自分で支はらう | 会社が処理する |
| 自賠責保険の更新 | 自分で手配する | 会社が手配する |
| 申し込みの方法 | 来店が中心 | ネットで完結する場合あり |
カーリース料金は経費に計上できますか
仕事で車を使う法人や個人事業主なら、リース料を経費として扱えるのが一般的です。
購入した場合のように、数年かけて少しずつ費用にしていく手間もかかりません。
仕事と私用の両方で使うときは、使った割合に応じて分けて計上します。一方、会社から給与を受け取っている人が自家用車として借りる場合、経費にはできません。
税金の扱いは働き方や契約の中身によって変わります。判断に迷うときは税務署や税理士に相談しましょう。
| 立場 | 経費にできるか |
|---|---|
| 法人 | 仕事で使う分はできる |
| 個人事業主 | 使った割合に応じてできる |
| 会社員(自家用) | できない |
カーリースでは車の維持管理が楽になりますか
車の世話にかかる手間は、カーリースにするとかなり軽くなります。
納税の通知を気にする必要がなく、車検の時期も会社から知らせてもらえるためです。
メンテナンスのプランを付ければ、点検やオイル交換、タイヤの交換まで定額にできます。急な出費におびえずに済むぶん、家計の見通しは立てやすくなるでしょう。もちろん月額は上がるため、自分で整備工場を探せる人には不要かもしれません。
日々の空気圧の確認や洗車まで任せられるわけではない点も、あわせて知っておいてください。
| 比べる点 | プランなし | プランあり |
|---|---|---|
| 月額料金 | 安い | 高くなる |
| 点検や整備の代金 | その都度はらう | 定額にふくめられる |
| 消耗品の交換 | 自己負担 | 範囲内なら負担なし |
| 急な出費 | 起こりやすい | 起こりにくい |
カーリースの利用期間中はどのようなサポートを受けられますか
契約している間は、車に関するさまざまな相談に対応してもらえます。
受けられる中身は会社ごとにちがうため、申し込む前に確かめておきたいところ。相談できる窓口があるかどうかで、車に詳しくない人の安心感は大きく変わります。とくに事故を起こしたときは、名義がリース会社であるぶん自分だけで判断できません。
すぐに連絡できる先を知っているかどうかが、その後の負担を左右します。
契約が終わる前には、返すか乗りかえるかの相談にも乗ってもらえるはずです。
| サポートの種類 | おもな内容 |
|---|---|
| 相談の窓口 | 車の使い方や契約の疑問 |
| 車検や点検の案内 | 時期の連絡と工場の紹介 |
| 故障や事故のとき | 修理先の手配と手続き |
| 契約が終わるとき | 返却や乗りかえの相談 |
カーリースのデメリットを理解して自分に合う選択をしよう


カーリースが「デメリットだらけ」といわれるのは、借りる契約ならではの決まりごとが多いからです。
走れる距離に上限があり、途中でやめれば違約金がかかり、返すときには状態を問われます。
ただし、どれも契約前に中身を知っていれば避けられるものばかり。
暮らしに合う期間を選び、残価の精算がない方式にして、距離の上限と補償を整える。この三つを押さえるだけで、後悔する場面はぐっとへります。
まずは、ひと月に何km走るのか、何年その車に乗るのかを紙に書き出してみてください。
数字がはっきりすれば、自分に向いているかどうかは自然と見えてくるはずです。複数の会社から見積もりを取り、契約書の条件まで確かめたうえで判断しましょう。


