故障車買取でおすすめの業者ランキング11選!壊れた車を売るならどこがいい?

クレフィ
故障車・壊れた車は、どこに売れば少しでも高く買い取ってもらえる?

愛車が急に動かなくなり、修理の見積もりを見て手が止まってしまった方は多いのではないでしょうか。

ディーラーに相談しても「これでは値段がつきません」と言われ、逆に処分費用を請求されるケースも珍しくありません。

しかし、あきらめて自宅の駐車場に置いたままにすると、毎年の自動車税や保管の負担だけが積み重なっていきます。

実は故障車や壊れた車であっても、専門の買取業者を選べばプラスの金額で手放せる可能性が十分にあるのです。

海外への輸出ルートや部品としての再利用ルートを持つ業者なら、国内で価値がないとされた車にも値段をつけてくれます。

この記事では、故障車の買取に強いおすすめ業者11社を比較し、業者の選び方や状態別の相場、高く売るコツまで解説します。

読み終えるころには、あなたの車をどこに売るべきかがはっきり見えているはずです。

目次

故障車・壊れた車買取でおすすめ業者11選

ここからは、故障車や不動車のあつかいに強い11社を順番に見ていきます。サービスの形態や費用の負担は会社ごとにちがうため、くらべやすいよう同じ項目の表を用意しました。

気になる会社を2社から3社えらび、まとめて査定に出すのが高く売るコツです。1社だけで決めてしまうと、相場より安い金額で手ばなす結果になりかねません。

くらべるときの目やすは、買取価格・費用の有無・手続きの手間の3つです。とくに自走できない車では、レッカー代を負担してくれるかどうかで手元に残る金額が変わります。

カーネクスト

カーネクストは、動かない車や車検が切れた車を専門にあつかうオンライン完結型の買取サービスです。まずは全体像を表で確認しましょう。

サービスの形態廃車・故障車の買取専門
対応できる車の状態故障車・不動車
事故車・水没車
車検切れの車
査定方法電話・オンライン
レッカー・引き取り費用無料
(一部の離島をのぞく)
廃車手続きの代行無料
対応エリア全国
申し込み方法電話
インターネット
運営会社株式会社カーネクスト
主な強み13,000社以上の提携網
0円以上の買取
こんな人におすすめ費用をかけずに手ばなしたい
他社で買取をことわられた

最大の強みは、13,000社をこえる自動車関連事業者とむすんだネットワークです。国内で値段がつかない車も、需要のある国へ輸出したりリサイクル部品として売ったりすることで価値を生み出しています。

そうしたしくみがあるからこそ、年式が古い車や走行距離が多い車でも0円以上での買取を打ち出せるのでしょう。他社で処分費用を請求された車も、まずは相談してみる価値があります。

費用面の安心感も見のがせません。自走できない車のレッカー代は無料で、運輸局へ出す書類の手続きもすべて無料で代行してくれます。追加でお金を請求される心配がないため、はじめて車を手ばなす方でも使いやすいでしょう。

申し込みから引き取りまで電話とインターネットだけで完結し、事前に伝えた内容とちがいがなければ査定後の減額もありません。ただし相場によって金額は変わるため、ほかの見積もりとくらべてから決めるのが賢い進め方です。

所有者が亡くなった車の廃車手続きにも対応しています。家族から引きついだまま置いてある車をどうあつかうか悩んでいる方にとっても、心強い相談先になるでしょう。

事故車買取のタウ

事故車買取のタウは、1997年から損害車の買取をつづけてきた老舗です。大きくこわれた車ほど力を発揮するサービスといえます。

サービスの形態事故車・損害車の買取専門
対応できる車の状態事故車・故障車
水没車・不動車
査定方法出張での実車査定が中心
レッカー・引き取り費用無料
廃車手続きの代行無料
対応エリア全国
申し込み方法電話
インターネット
運営会社株式会社タウ
主な強み世界120か国以上の販路
1997年からの実績
こんな人におすすめ損傷が大きい車を売りたい
輸入車や高級車を手ばなす

高く買い取れる理由は、世界120か国以上にひろがる販売ルートにあります。日本車は「こわれにくい」という評価が海外でとても高く、動かない状態でも買い手が見つかるのです。

海外では人件費が安いため、日本なら修理をあきらめる損傷でも直して使われます。エンジンや足まわりも、リサイクル部品として高く取引されています。国内の相場だけで判断されない点が大きなちがいです。

累計の取扱台数は2021年に100万台をこえました。査定は熟練スタッフによる実車確認が中心で、金額の根拠を目で見て説明してもらえます。大破した輸入車に数十万円の値がついた例も報告されています。

全国どこでも無料で出張査定に来てくれるうえ、レッカー代や手続きの代行費用もかかりません。相見積もりの段階でのキャンセルも無料なので、他社とくらべながら進めたい方でも気軽にたのめます。

水没した車や、警告灯がついたままの車も対象です。国内では「値段がつかない」と言われた車ほど、海外の販路を持つタウの強みが生きてきます。

ソコカラ

ソコカラは、株式会社はなまるが運営する全国対応の買取サービスです。値段がつきにくい車ほど得意にしています。

サービスの形態廃車・中古車の買取専門
対応できる車の状態故障車・不動車
事故車・水害車
走行距離が多い車
査定方法電話査定・出張査定
レッカー・引き取り費用無料
廃車手続きの代行無料
対応エリア全国
申し込み方法電話
インターネット
LINE
運営会社株式会社はなまる
主な強み自社オークションを運営
110か国以上との取引
こんな人におすすめ処分費用をさけたい
電話だけで話を進めたい

ソコカラの土台になっているのは、自社で運営するオークションと全国30か所ほどの物流拠点です。世界110か国以上と取引しているため、中間のコストをおさえた分を買取価格へまわせます。

電話査定と出張査定の両方をえらべる点も特徴です。車の状態を写真や口頭で伝えるだけで、おおよその金額をつかめます。忙しくて立ち会う時間がとれない方でも進めやすいでしょう。

年式の古い車や10万キロをこえた車でも、値段がついたという声が寄せられています。引き取り料も手続き費用もかからないため、手元のお金が減る心配はありません。

買取に関する自主規制団体であるJPUCにも加盟しています。契約したあとに理由なく金額を下げられる不安が小さく、はじめての方でも安心して相談できる体制です。

テレビCMで名前を見かけた方も多いはずです。累計の取扱台数は100万台に近づき、拠点も全国に広がっているため、はじめて廃車買取を使う方でも心理的なハードルは低いでしょう。

廃車王

廃車王は、全国の解体・リサイクル事業者がつくるネットワーク型のサービスです。近所の店舗にたのみたい方に向いています。

サービスの形態廃車買取専門(加盟店型)
対応できる車の状態故障車・不動車
事故車・水没車
車検切れの車
査定方法電話・出張査定
レッカー・引き取り費用原則無料
廃車手続きの代行原則無料
対応エリア全国(約150店舗)
申し込み方法電話
インターネット
運営会社株式会社NGP
主な強み経済産業大臣認可の組合
原則0円以上の買取
こんな人におすすめ近くの店舗にたのみたい
組合の後ろだてを重視する

加盟店はすべて、NGP日本自動車リサイクル事業協同組合の組合員です。この組合は自動車リサイクル業界で国内唯一、経済産業大臣の認可を受けています。国の認可を受けた組織に属する点は安心材料になります。

買い取った車は解体され、使える部品は中古部品として売られます。鉄や銅などの資源も分けてリサイクルされ、そこで生まれた利益が買取価格へ還元されるしくみです。

どんな状態の車でも原則0円以上で買い取り、レッカー代と手続きの代行費用もかかりません。車検が切れて公道を走れない車も、積載車で引き取りに来てくれます。

気をつけたいのは、税金や保険の還付金を買取金額にふくめて示される場合があること。提示された金額の内訳を聞いておけば、あとから「思っていた額とちがう」とはなりません。

引きわたす前ならキャンセル料がかからない点も、気軽に査定をたのめる理由です。全国150店舗のなかから近くの加盟店が対応してくれるので、遠方まで出向く必要もありません。

ナビクル廃車買取

ナビクル廃車買取は、東証プライム上場企業のグループ会社が手がけるサービスです。運営元の信頼性を重視する方に向いています。

サービスの形態廃車買取サービス
対応できる車の状態故障車・不動車
事故車・古い車
査定方法電話・出張査定
レッカー・引き取り費用無料
廃車手続きの代行無料
対応エリア全国
申し込み方法インターネット
電話
LINE
運営会社株式会社エイチームライフデザイン
主な強み東証プライム上場グループ
0円以上の買取
こんな人におすすめ上場企業グループを選びたい
早く現金を受け取りたい

運営するのは、株式会社エイチームのグループ会社である株式会社エイチームライフデザインです。引越しや結婚式場の比較サイトなど、生活に関わるサービスを数多く手がけてきました。

上場企業のグループが運営しているため、個人情報のあつかいや入金の面での不安が小さいといえます。得体の知れない会社に大切な車をわたす心配がありません。

状態が悪い車でも0円以上で買い取る方針をかかげ、レッカー代や引き取り手数料もかかりません。ディーラーで下取り0円と言われた車が、プラスの現金になることもあります。

申し込みはインターネットのフォームから24時間受け付けています。入力は1分ほどで終わるため、仕事の合間や夜の時間にもたのめます。振り込みまでの流れが早い点も評価されています。

同じ会社は「ナビクル」という一括査定サービスも運営しています。まだ値段がつきそうな車なら一括査定を、つかない車なら廃車買取をと、状態に応じて使い分けられるのも便利なところ。

廃車ラボ

廃車ラボは、中古車販売の会社が社内に廃車チームを置いて始めたサービスです。ふたつの物差しで査定してくれます。

サービスの形態廃車・中古車の買取
対応できる車の状態故障車・不動車
事故車・水没車
長く放置した車
査定方法電話・メールでの見積もり
レッカー・引き取り費用原則無料
廃車手続きの代行無料
対応エリア全国
申し込み方法電話
メール
運営会社株式会社ECOLOGY SYSTEM
主な強み廃車と中古車の両面で査定
持ちこみでキャッシュバック
こんな人におすすめ高いほうの査定を選びたい
還付金までまとめたい

いちばんの特徴は、廃車としての価値と中古車としての価値を両方はかってくれるところです。多くの業者はどちらか一方の基準でしか見ませんが、廃車ラボは高く売れるほうの金額を提示してくれます。

まだ再販できる車なら中古車として、むずかしい車なら解体して部品や資源として。売り先を使い分けることで、査定額の取りこぼしをふせいでいます。

永久抹消登録や一時抹消登録といった複雑な書類手続きも、すべて無料で代行してもらえます。自動車税や重量税、自賠責保険の還付についてもあわせて案内してくれます。

会社の規模は大きくないため、口コミの数は多くありません。とはいえ全国どこでも引き取りに来てくれる体制があり、見積もりは無料です。まず相談してみて損はないでしょう。

自分で車を持ちこんだ場合に、キャッシュバックを受けられるサービスも用意されています。まだ自走できる状態なら、引き取りを待たずに持ちこむほうが得になるかもしれません。

MOTA

MOTAは、複数の買取店が金額を競い合う入札型の一括査定サービスです。電話の多さがきらいな方に人気があります。

サービスの形態一括査定(入札型)
対応できる車の状態中古車全般
(故障車は加盟店しだい)
査定方法Web入札のあと実車査定
レッカー・引き取り費用買取店により異なる
廃車手続きの代行買取店により異なる
対応エリア全国
申し込み方法インターネット
運営会社株式会社MOTA
主な強み最大20社が入札
連絡は上位3社まで
こんな人におすすめ営業電話をへらしたい
先に金額を知りたい

申し込むと最大20社がインターネット上で査定額を入札します。その結果はおよそ3時間後に専用ページで確認でき、実車を見せる前におおよその価格帯をつかめます。

連絡が来るのは、高い金額をつけた上位3社まで。ふつうの一括査定でおきがちな電話ラッシュを大きくへらせるのが、選ばれている理由です。仕事中に何十件も着信が入る心配はありません。

金額をあらかじめ知ったうえで交渉できるため、安い提示を見のがしにくくなります。相場の基準を持たないまま話を進めると、損をしていても気づけないものです。

ただし、故障の程度によっては加盟店が入札しない場合もあります。まったく自走できない車は、廃車買取の専門業者とあわせて査定に出しておくと安心でしょう。

金額が出そろうまでには数日かかります。今日じゅうに現金化したいという事情がある方には向きませんが、時間に余裕があるなら価格を引き上げる強い味方になってくれます。

カーセブン

カーセブンは、契約後のトラブルをふせぐルールをきちんと決めている買取店です。減額やキャンセル料が心配な方に向いています。

サービスの形態店舗型の中古車買取
対応できる車の状態中古車全般
(故障車は店舗に相談)
査定方法出張査定・来店査定
レッカー・引き取り費用店舗により異なる
廃車手続きの代行店舗により異なる
対応エリア全国
申し込み方法インターネット
電話
来店
運営会社株式会社カーセブンデジフィールド
主な強み契約後の減額なし
7日間の無料キャンセル
こんな人におすすめあとからの減額をさけたい
契約を取り消せる余地がほしい

カーセブンには「買取安心宣言」という独自のルールがあります。査定したときと状態が同じであれば、いかなる場合も契約後に金額を下げないと明言しています。

引きわたしのあと7日間は、無料でキャンセルできる点も大きな特徴です。手続きは電話1本で済み、店舗まで出向く必要もありません。売ったあとで気持ちが変わっても取り返しがつきます。

契約したその日に、契約金の半分を前ばらいで受け取れるしくみもあります。上限は50万円ですが、入金を待たされる不安がへるのはありがたい配慮といえるでしょう。

全国にフランチャイズ店を展開し、2025年4月時点で114店舗以上をかまえています。ただし引き取り方法や費用は店によってちがうため、レッカーの手配は先に確かめておきましょう。

JPUCにも加盟しているため、消費者を守るための取り決めもきちんと守られています。売ったあとのトラブルがこわいと感じている方に、まず名前をあげたい一社です。

ガリバー

ガリバーは、中古車買取の大手として広く知られる会社です。故障した車も査定の対象にしています。

サービスの形態店舗型の中古車買取
対応できる車の状態中古車全般
故障車も査定可
査定方法出張査定・来店査定
レッカー・引き取り費用店舗により異なる
廃車手続きの代行店舗により異なる
対応エリア全国(約490店舗)
申し込み方法インターネット
電話
来店
運営会社株式会社IDOM
主な強み全国約490店舗の規模
豊富な取引データ
こんな人におすすめ大手の実績を重視したい
次の車もまとめて相談したい

全国におよそ490店舗をかまえ、長年にわたって買取の実績をつみ重ねてきました。膨大な取引データをもとに査定するため、車種ごとの適正な価格を出しやすいのが強みです。

多くの買取店は故障車や不動車をあつかいません。ガリバーは、車として値段がつかなくても分解して部品として生かせる場合があるため、査定の対象にしています。

忙しくて店舗に行けない方には、出張査定も用意されています。自宅や職場まで来てもらえるので、動かない車をかかえていても相談できます。

とはいえ、損傷が大きすぎる車は廃車をすすめられる場合もあります。買取の対象になるかは状態しだいですから、廃車買取の専門業者にも同時に見積もりをたのんでおくと安心です。

買い取った車をすばやく売り切る体制がととのっており、在庫をかかえるコストが小さい点も価格に効いています。次の車の購入までまとめて相談したい方には、心強い相手になるでしょう。

ユーポス

ユーポスは、オークション会場から生まれたという変わった成り立ちを持つ買取店です。相場をそのまま金額に反映します。

サービスの形態店舗型の中古車買取
対応できる車の状態中古車全般
動かない車も査定可
査定方法出張査定・来店査定
レッカー・引き取り費用店舗により異なる
廃車手続きの代行店舗により異なる
対応エリア関西を中心に関東・九州など
申し込み方法インターネット
電話
来店
運営会社株式会社ユーポス ほか
主な強み在庫を持たない流通
翌日振込に対応
こんな人におすすめ関西エリアで売りたい
入金を早く受け取りたい

ユーポスは、業者向けオークション会場「ベイオーク」の事業部として始まりました。買い取った車をすぐオークションに出せる環境があるため、在庫を一切持たない流通のしくみを実現しています。

在庫を持たなければ、駐車場代や管理費、値下がりのリスクがかかりません。おさえたコストの分を査定額へまわせるので、日々動いている相場をそのまま価格に反映できます。

駐車場で放置していた車や、事故で動かなくなった車も査定の対象です。他社の見積もりを見せながら相談したところ、ぎりぎりまで金額を上げてくれたという声も少なくありません。

店舗数はおよそ76店で、なかでも大阪府をはじめとする関西圏が中心です。車両と書類がそろっていれば翌日に振り込んでもらえる点も、急いでいる方にはうれしいところ。

エリアによって運営する会社が分かれており、地域に根ざした対応が期待できます。ただし大手とくらべれば店舗数は多くないため、近くに店舗がない地域もある点には注意しましょう。

ナビクル車査定

ナビクル車査定は、複数の買取店へまとめて査定を依頼できるサービスです。相場を知る入り口としてすぐれています。

サービスの形態一括査定
対応できる車の状態中古車全般
事故車・不動車も依頼可
査定方法買取店による実車査定
レッカー・引き取り費用買取店により異なる
廃車手続きの代行買取店により異なる
対応エリア全国
申し込み方法インターネット
運営会社株式会社エイチームライフデザイン
主な強み最大10社へ一括依頼
累計540万件の利用実績
こんな人におすすめ何社かをくらべたい
近くの優良店を探したい

一度の入力で最大10社へ査定を依頼できます。フォームの入力は最短45秒ほどで終わるため、すきま時間にもたのめる手軽さがあります。

2007年のサービス開始から積み上げた依頼件数は、540万件をこえました。提携先には全国展開の大手だけでなく、地域に根ざした優良店もふくまれています。

申し込みのアンケートで「事故車・不動車」と伝えるだけで、状態に合った業者へつないでもらえます。レッカー代や解体費の負担も、事前に確認しながら進められます。

一括査定である以上、申し込みのあとに複数の店から連絡が入ります。電話に出られる時間をあらかじめ決めておくと、やり取りをスムーズに進められるでしょう。

サイトの表記はJPUCの監修を受けており、誤解をまねく表現をさけた作りになっています。はじめて車を売る方でも、内容をきちんと理解したうえで判断できるはずです。

故障車・壊れた車の買取業者の選び方

おすすめの業者を知っても、どれを選べばよいか迷う方は少なくありません。

実は業者選びには、失敗を防ぐための明確な判断基準があります。

ここでは押さえておきたい5つのポイントを、順番に見ていきましょう。

故障の程度に合う買取業者を選ぶ

いちばん大切なのは、自分の車の状態に合ったタイプの業者を選ぶことです。

同じ車でも、依頼する先によって提示される金額はまったく変わってきます。

車の状態向いている業者理由
自走できる軽い故障一括査定
大手買取チェーン
中古車として再販できる
電気系統などの中程度の故障大手買取チェーン
廃車買取専門
両方の視点で比べられる
エンジンの重度な故障廃車買取専門部品と資源の価値で評価する
大破・水没した車事故車の専門業者海外への輸出ルートを持つ

自走できるレベルの故障なら、まだ中古車として売れる可能性が残っています。

この段階で廃車専門業者だけに相談すると、本来の価値を取りこぼしてしまうでしょう。

反対にエンジンが焼き付いた車を一般の買取店に持ち込んでも、0円と言われるだけです。

迷ったときは、タイプの違う業者を2社以上えらんで比べるのが確実な方法になります。

レッカー代や引き取り費用の有無を確認する

買取額そのものより、実は費用の有無が手取り額を大きく左右します。

自走できない車の移動には、専用の車両を手配する必要があるからです。

レッカーの費用は距離によって変わり、1万円から3万円ほどかかるのが一般的とされています。

つまり買取額が3万円でも、レッカー代が有料なら手元にはほとんど残りません。

確認したいのは、次のポイントです。

引き取り費用の確認ポイント
  • 引き取りは無料か
  • 距離による追加料金の有無
  • 離島や山間部の扱い
  • 修理工場からの引き取り可否

「原則無料」と書かれている場合は、例外となる条件もあわせて聞いておきましょう。

売却後の手続きを代行してもらえるか確認する

車を手放したあとには、名義の変更や抹消登録という手続きが待っています。

これを自分で行う場合、平日に運輸支局まで出向かなければなりません。

手続きを業者に任せると、本来なら1万円前後の代行費用がかかるといわれています。

廃車買取の専門業者であれば、この代行を無料で引き受けてくれるところがほとんどです。

手続きが終わらないままだと、翌年も自動車税の請求が届いてしまいます。

代行の有無だけでなく、いつ完了するのかも契約前に確かめておくと安心でしょう。

税金や保険料の還付金について説明があるか確認する

車を廃車にすると、すでに払った税金や保険料の一部が戻ってきます。

ところが、この還付金の説明をしない業者も残念ながら存在します。

戻ってくる可能性があるのは、次の3つです。

還付される可能性がある費用
  • 自動車税の還付
  • 自動車重量税の還付
  • 自賠責保険料の返戻

金額は数千円から数万円になることもあり、決して小さくはありません。

査定の段階でこれらの説明をきちんとしてくれるかどうかは、業者の誠実さを測る目安になります。

買取額だけを提示して還付金にふれない業者には、こちらから質問してみましょう。

査定額が買取相場から大きく離れていないか確認する

提示された金額が適正かどうかは、比べる相手がいてはじめて判断できます。

1社だけの査定では、それが高いのか安いのか見当がつきません。

相場を知るには、一括査定サービスで複数社の金額を並べるのがいちばん手軽です。

極端に高い金額を先に出し、あとから理由をつけて下げてくる業者もいます。

そのため、契約後の減額をしない方針かどうかも確認しておきましょう。

JPUCなどの団体に加盟しているかどうかも、信頼性を見きわめる材料になります。

故障車・壊れた車の買取相場を故障の種類別に解説

「自分の車はいくらになるのか」という疑問は、誰もが最初に抱くものです。

故障車の金額は、故障している場所と修理にかかる費用で大きく変わります。

ここでは代表的な4つのパターンについて、相場の考え方を整理していきます。

なお金額はあくまで目安であり、車種や年式、地域によって上下する点にご注意ください。

エンジンやミッションに重度の故障がある車の買取相場

エンジンやミッションの故障は、査定にもっとも大きな影響をあたえます。

修理費が高額になるため、中古車として再販する道がほぼ閉ざされてしまうからです。

おもな故障の例エンジンブロー
焼き付き
ミッションの破損
修理費の目安数十万円から100万円規模
買取相場の目安0円から10万円前後
値段がつく理由部品としての再利用
鉄などの資源価値
高くなりやすい車人気車種
高年式車
輸入車
向いている売却先廃車買取・事故車買取の専門業者

エンジンが動かなくても、車体には価値のある部品が数多く残っています。

ドアやバンパー、内装のパーツはリサイクル部品として取引されているのです。

そのため、丁寧に整備されてきた車ほど取り出せる部品が多く、金額も上がりやすくなります。

人気の高い車種であれば、部品の需要から10万円以上がつくケースもあります。

電気系統やエアコンに故障がある車の買取相場

電気系統やエアコンの不具合は、エンジンの故障とくらべると影響が小さめです。

修理費用がそれほど高くならないため、減額の幅もおさえられます。

おもな故障の例エアコンの不良
電装品の不具合
バッテリー上がり
修理費の目安数万円から十数万円
査定への影響修理費に応じた減額
買取相場の考え方通常の相場から修理費相当を差し引く
再販の可能性高い
向いている売却先一般の買取店
一括査定

この程度の故障であれば、車としての価値はしっかり残っています。

業者側で安く修理できれば、そのまま中古車として販売できるからです。

バッテリー上がりやパンクといった軽い原因なら、減額はごくわずかですむでしょう。

廃車専門ではなく、まずは一般の買取店や一括査定に相談するのが得策です。

外装や足回りに軽度の故障がある車の買取相場

バンパーのへこみやサスペンションの不具合は、比較的軽い部類に入ります。

骨格部分に損傷がなければ、査定への影響は限定的です。

おもな故障の例バンパーの損傷
ドアのへこみ
足回りの異音
修理費の目安数万円から10万円前後
修復歴の扱い骨格に損傷がなければ該当しない
査定への影響小さい
買取相場の考え方通常の相場に近い金額
向いている売却先一般の買取店
一括査定

ここで知っておきたいのが、修復歴という言葉の意味です。

骨格部分より外側の部品を直しただけなら、修復歴車にはあたりません。

つまり外装のキズやへこみは、思っているほど査定を下げないのです。

むしろ自分で修理してから売ると、その費用を回収できず損をする場合があります。

不動車や自走できない車の買取相場

自走できない不動車は、買取が不可能だと思われがちです。

しかし実際には、多くの専門業者が積極的に引き取っています。

不動車の定義自分の力で走行できない車
買取相場の目安0円から15万円前後
高値がつく車の例スポーツカー
SUV
商用車
評価されるポイント部品の状態
海外での需要
車体の重さ
必要な対応レッカーによる引き取り
向いている売却先廃車買取・事故車買取の専門業者

不動車の価値は、部品と資源という2つの視点から決まります。

状態の良い部品が多く残っていれば、10万円以上になることも十分にありえるのです。

海外で人気の高い車種であれば、そのまま輸出されて高く評価される場合もあります。

放置している時間が長いほど部品は傷むため、早めの相談をおすすめします。

故障車・壊れた車を買取に出すか廃車にするか判断する基準

故障が見つかったとき、多くの方が修理と処分のあいだで揺れ動きます。

判断を誤ると、数十万円の損につながることもあるでしょう。

ここでは後悔しないための手順を、6つのステップに分けて説明します。

修理費の見積もりを取得する

すべての判断は、修理費がいくらかかるかを知ることから始まります。

金額がわからないままでは、売るべきか直すべきか比べようがありません。

ディーラーだけでなく、街の整備工場でも見積もりを取ってみましょう。

同じ故障でも、工場によって数万円の差が出ることは珍しくありません。

見積もりを取る際は、次の点を確認しておくと役立ちます。

修理見積もりで確認する項目
  • 部品代と工賃の内訳
  • 修理にかかる日数
  • 他に見つかった不具合
  • 中古部品を使えるか

修理費と故障していない場合の想定査定額を比較する

修理費がわかったら、次は直したあとの価値と見くらべます。

この比較こそが、売却か修理かを決める最大の判断材料です。

比較する項目判断の目安
修理費が査定額を上回る修理せずに売却する
修理費が査定額を下回る修理も選択肢になる
修理費と査定額が近い乗り続ける年数で判断する
修理後も不安が残る売却して乗り換える

たとえば修理に50万円かかり、直した状態での査定が30万円だとしましょう。

この場合、20万円を追加で払って車を持ち続けることになります。

今後まだ何年も乗るつもりなら、それも合理的な選択かもしれません。

しかし近いうちに乗り換える予定があるなら、修理せず売るほうが得になります。

修理せず一般の車買取業者へ査定を依頼する

比較の結果、売却に気持ちが傾いたら次の行動に移ります。

まずは修理をせずに、そのままの状態で一般の買取業者に査定を依頼しましょう。

意外に思われるかもしれませんが、故障車でも買い取ってくれる買取店は存在します。

車として値段がつかなくても、部品として使えると判断されれば金額が出るからです。

この段階で査定を受ければ、廃車以外の選択肢が残っているかどうかがわかります。

無料の査定なので、費用の心配をせずに試せる点も安心でしょう。

故障の程度に応じて売却先を選ぶ

複数の査定額が集まったら、車の状態に合わせて売却先を絞りこみます。

状態と業者の相性を考えることが、手取り額を最大にするコツです。

判断の流れは次のとおりです。

故障状態別の売却先
  • 自走可能なら一般買取店
  • 不動車なら廃車専門
  • 大破なら事故車専門
  • 迷ったら両方に相談

一般の買取店で満足のいく金額が出れば、そこで話を進めればよいでしょう。

0円と言われた場合は、廃車買取の専門業者に切りかえるタイミングです。

査定額がつかない場合は廃車買取業者を検討する

どの買取店でも値段がつかなかったとしても、あきらめる必要はありません。

廃車買取の専門業者なら、まったく別の基準で車を評価してくれます。

彼らが見ているのは、中古車としての価値ではなく部品と資源の価値です。

そのため一般の買取店で0円だった車にも、数万円がつくことがあります。

さらにレッカー代や手続きの代行費が無料になるため、出ていくお金もありません。

還付金とあわせれば、最終的にまとまった金額が手元に残る場合もあるのです。

動かない故障車でも買取できる理由を確認する

なぜ動かない車にお金を払ってくれるのか、疑問に感じる方もいるでしょう。

その理由を理解しておけば、業者の説明が適正かどうか見きわめられます。

買取が成り立つ理由は、大きく3つあります。

故障車でも買取できる3つの理由
  • 部品を取り出して再販
  • 鉄や銅などを資源化
  • 海外へ輸出して再生

日本車は世界的に品質が高いと評価され、部品にも根強い需要があります。

また車体には鉄やアルミが大量に使われており、資源としての価値も無視できません。

これらの収益があるからこそ、業者は無料で引き取っても事業として成り立つのです。

故障車・壊れた車を少しでも高く売るコツ

ここまで読んで、売却の方向性が見えてきた方も多いはずです。

最後の仕上げとして、金額を引き上げるための具体的な行動を紹介します。

どれもすぐに実践できるものばかりなので、ぜひ取り入れてみてください。

複数の買取業者から相見積もりを取る

もっとも効果が高く、しかも簡単なのが複数社への査定依頼です。

故障車の査定は業者ごとの判断に幅があり、金額の差が生まれやすくなります。

販売ルートが違えば、同じ車でも見いだせる価値が変わるからです。

目安として、タイプの異なる3社以上から見積もりを取るとよいでしょう。

一括査定を使えば、1回の入力で複数社に依頼できます。

他社の金額を伝えることで、交渉の材料としても使えます。

修理する前に故障した状態のまま査定を受ける

良かれと思って修理してから売るのは、実は損をしやすい行動です。

修理にかけた費用が、そのまま査定額に上乗せされるとはかぎりません。

10万円かけて直しても、査定額の上昇が3万円にとどまる例はよくあります。

さらに骨格部分まで修理すると、修復歴車として扱われる可能性も出てきます。

その場合、かえって評価が下がってしまうという逆転現象が起きるのです。

まずは今の状態のまま査定を受け、その結果を見てから判断しましょう。

故障箇所や不具合を正確に申告する

故障を隠したくなる気持ちは理解できますが、申告は正直に行いましょう。

プロの査定士は、隠された不具合をほぼ確実に見抜きます。

あとから発覚した場合、契約の取り消しや減額につながるおそれもあります。

反対に最初から正確に伝えれば、業者は安心して高めの金額を出せます。

不明な点を減らすことが、結果として査定額の安定につながるのです。

過去の修理歴や交換した部品についても、わかる範囲で伝えておきましょう。

査定前に車の状態をセルフチェックする

査定を受ける前に、自分で車の状態を確認しておくと交渉がスムーズになります。

特別な知識は必要なく、見た目でわかる範囲で十分です。

確認しておきたい項目をまとめました。

査定前のセルフチェック項目
  • 車内の私物を片づける
  • 目立つ汚れを落とす
  • 装備品や付属品をそろえる
  • 整備記録簿を用意する

整備記録簿があれば、丁寧に扱われてきた車だと伝わりやすくなります。

純正のパーツや取扱説明書がそろっていることも、加点の材料になるでしょう。

車の価値が下がる前に早めに売却する

故障車を放置することには、思っている以上のデメリットがあります。

時間の経過とともに、車の価値は確実に目減りしていくからです。

放置によって起きる変化は次のとおりです。

放置によって起きる主な変化
  • 部品のさびや劣化
  • タイヤの変形
  • 年式が古くなる
  • 自動車税の負担が続く

特に屋外に置いたままだと、取り出せる部品の数そのものが減っていきます。

迷っている時間が長いほど損が積み重なるため、早めに動くことをおすすめします。

税金や自賠責保険料の還付金を確認する

買取額とは別に受け取れるお金があることを、忘れないようにしましょう。

廃車の手続きをすると、支払い済みの税金や保険料の一部が戻ってきます。

種類還付の対象おもな条件
自動車税普通自動車のみ抹消登録の翌月から月割りで還付
軽自動車税還付なし年度単位の税金のため月割りがない
自動車重量税普通自動車・軽自動車解体を伴う永久抹消登録が必要
自賠責保険料普通自動車・軽自動車保険会社への申請が必要

自動車重量税は、車検の残りが1か月未満だと還付を受けられません。

また下取りや売却の場合は対象外で、リサイクル法にもとづく解体が条件となります。

自賠責保険については、自分で保険会社に連絡する必要がある点にご注意ください。

故障車・壊れた車買取のよくある質問

ここからは、故障車の売却でよく寄せられる疑問にお答えしていきます。

細かい不安を解消しておけば、迷いなく行動に移せるはずです。

自走できない故障車でも売却できるか

結論から言えば、自走できない車でも問題なく売却できます。

廃車買取や事故車買取の専門業者は、不動車の引き取りを日常的に行っているからです。

レッカー車や積載車を使って、保管している場所まで来てくれます。

ただし一般の買取店では対応できない場合もあるため、事前の確認が必要でしょう。

動かない故障車を無料で引き取ってもらえるか

多くの専門業者では、引き取りにかかる費用は無料に設定されています。

レッカー代も廃車手続きの代行費も、利用者が負担しないケースがほとんどです。

むしろ買取金額が上乗せされるため、お金を受け取って手放せます。

なお離島や、長期間放置してタイヤがパンクした車は例外となる場合があります。

故障車と事故車は査定で同じ扱いになるか

この2つは似ているようで、査定における意味あいが異なります。

故障車は機械的な不具合がある車を指し、事故車は骨格部分に損傷がある車を指します。

そのため、得意とする買取業者も分かれてきます。

機械のトラブルなら廃車買取業者、大きな損傷なら事故車の専門業者が向いているでしょう。

故障車と修復歴車にはどのような違いがあるか

修復歴車とは、車の骨格部分を修理または交換した経歴のある車のことです。

フレームやピラー、ダッシュパネルといった部位が対象になります。

この基準は自動車公正取引協議会や日本自動車査定協会などが定めています。

一方の故障車は、骨格に損傷がなくても機械のトラブルがあれば該当します。

バンパーやドアなど外側の部品を直しただけでは、修復歴車にはあたりません。

車検切れの故障車でも売却できるか

車検が切れていても、売却そのものに支障はありません。

専門業者は公道を走らせずに引き取るため、車検の有無を問わないからです。

ただし自分で運転して店舗まで持ち込むことはできません。

この場合も、引き取りに来てもらう形で対応してもらいましょう。

軽自動車を廃車にすると自動車税は還付されるか

残念ながら、軽自動車税は廃車にしても還付されません。

軽自動車税は年度単位で課税される仕組みで、月割りの制度がないためです。

ただし自動車重量税と自賠責保険料については、条件を満たせば戻ってきます。

お金がまったく返らないわけではないので、手続きは忘れずに行いましょう。

故障車は修理してから売るほうが得か

多くの場合、修理せずにそのまま売るほうが得になります。

修理にかけた費用の全額が、査定額に反映されることはまずないからです。

骨格まで修理すると修復歴がつき、かえって評価を下げるおそれもあります。

まずは現状のまま査定を受け、その金額を見てから判断してください。

故障車はディーラー下取りと買取のどちらが得か

故障車に関しては、買取業者を選んだほうが有利になりやすい傾向があります。

ディーラーは中古車として販売できる車を前提に評価するためです。

動かない車には値段がつかず、処分費用を請求されることもあります。

一方の買取業者は部品や資源の価値で評価するため、プラスの金額が出やすいのです。

故障して動かない車にも買取価格がつくのはなぜか

動かない車に値段がつく理由は、車の使い道が1つではないからです。

取り出した部品はリサイクル部品として販売され、鉄やアルミは資源として再利用されます。

さらに日本車は海外での評価が高く、修理して乗る車として輸出されています。

これらの収益があるため、業者は無料で引き取っても採算が合うのです。

故障車・壊れた車買取のおすすめ業者を比較して最適な売却先を選ぼう

故障車の売却で結果を分けるのは、車の状態に合った業者を選べるかどうかです。

自走できる軽い故障なら一般の買取店や一括査定を、不動車なら廃車買取の専門業者を選びましょう。

大破や水没といった深刻な損傷であれば、海外の販売ルートを持つ事故車の専門業者が力になります。

そして忘れてはいけないのが、レッカー代と手続き代行費、そして還付金の3点です。

買取額が同じでも、これらの条件しだいで手元に残る金額は大きく変わってきます。

放置している時間が長いほど部品は劣化し、税金の負担だけが増え続けます。

今日この記事で得た知識を使って、まずは2社から3社に無料査定を申し込んでみてください。

あなたの車には、あなたが思っている以上の価値が残っているかもしれません。

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