事故車買取でおすすめの業者ランキング11選を比較!高額査定のコツはある?

事故車買取でおすすめの業者ランキング11選を比較!高額査定のコツはある?
クレフィ
事故車でも買い取ってもらえる?おすすめ業者と高く売るコツを知りたい。

事故で大きく壊れてしまった車を前にして、途方に暮れていませんか。

「こんな状態で値段なんてつくのだろうか」「レッカー代まで請求されたらどうしよう」と、不安ばかりが大きくなりますよね。

そのまま置いておくと、駐車場代や税金だけが増え続けてしまいます。ディーラーに相談しても下取りは0円と言われ、高い修理費を提案されるケースは少なくありません。

ですが、あきらめるのはまだ早いのです。事故車を専門にあつかう買取業者なら、自走できない車にもきちんと値段をつけてくれます。海外への輸出や部品の再利用という、独自の売り先を持っているからですね。

この記事では、事故車買取でおすすめの業者11社を、費用や対応エリアとあわせて紹介します。業者の選び方や相場、少しでも高く売るコツまでまとめました。読み終わるころには、あなたの車にとって一番損の少ない手放し方が見えてくるはずです。大きくありませんが、全国の協力会社と組んで各地に対応しています。細やかな相談がしやすい点を評価する声も多いようです。

目次

事故車買取でおすすめの業者11選

ここからは、事故車や不動車の買取実績がある11社を順番に見ていきます。運営会社や対応エリア、レッカー代の有無など10の項目をそろえた表をつけましたので、気になる会社どうしをくらべてみてください。

なお、表の内容は各社が公表しているものであり、実際の査定額は車の状態によって変わります。同じ一台でも、会社によって数万円の差がつくことはめずらしくありません。気になった会社が見つかったら、二社か三社にしぼって見積もりを取ってみると、金額の相場がつかめるはずです。

事故車買取のタウ

事故車買取のタウは、損害車の買取をながく手がけてきた老舗のサービスです。ほかの会社で値がつかなかった車にも金額を出してくれるため、大きく壊れた一台をかかえている方の有力な候補になります。まずは運営会社や費用など、基本となる情報から確認していきましょう。

運営会社株式会社タウ
(埼玉県さいたま市)
対応エリア全国
買取対象の車事故車・水没車・故障車・不動車・修復歴車
査定の方法電話・ウェブ
(保管先への出張にも対応)
査定・見積もり費用無料
レッカー・引き取り費用無料
廃車手続きの代行無料
(名義変更もあわせて対応)
買取保証公表なし
(状態に応じて査定)
おもな強み100か国以上への海外販売ルート
こんな人におすすめ他社で断られた車を売りたい方

運営しているのは、埼玉県さいたま市に本社をおく株式会社タウです。1997年から損害車の買取をはじめ、いまでは100か国をこえる国や地域へ販売のルートを広げてきました。国内では値段がつきにくい大きな損傷の車でも、海外での需要や部品としての価値から金額を見いだしてくれます。

査定を頼んでも、レッカー代や書類の手続きにかかるお金を請求されることはありません。自宅だけでなく、修理工場やレッカー会社にあずけたままの車も引き取りに来てもらえます。ローンが残っている場合の相談にも応じてもらえるので、こまった状況でこそ声をかけやすい会社でしょう。

公式サイトには過去の買取実績が写真つきで並んでおり、自分の車に近い状態の例をさがせます。修理をして乗り続けるべきか、それとも手放すべきかで迷っている段階でも、電話で相談に乗ってもらえるのはありがたいところ。損害保険会社やディーラーとの取引も長く、書類のやりとりに慣れています。

カーネクスト

カーネクストは、テレビCMでも知られる廃車買取の大手サービスです。かかるお金の分かりやすさに特徴があり、初めて車を手放す方でも迷わず進められるでしょう。どのような条件で買い取ってもらえるのか、まずは表で確かめてみてください。

運営会社株式会社カーネクスト
(大阪府大阪市/2008年設立)
対応エリア全国
(一部の離島を除く)
買取対象の車事故車・冠水車・故障車・不動車・車検切れ
査定の方法電話・ウェブ
(オンラインで完結)
査定・見積もり費用無料
レッカー・引き取り費用無料
廃車手続きの代行無料
買取保証0円以上
おもな強み13,000社以上との提携と自社オークション
こんな人におすすめ費用を一円もかけたくない方

運営会社は大阪市に本社をおく株式会社カーネクストで、2008年の設立から車の買取にたずさわってきました。実店舗を持たないオンライン専門のかたちをとり、そこでうかせた費用を買取価格へまわすしくみです。13,000社をこえる事業者とつながっている点も、高く売れる理由といえます。

どんな車でも0円以上で買い取ると公表しているため、値段がつかずに処分費用だけ払わされる心配がありません。レッカー代も廃車手続きの代行費もかからず、あとから追加の請求が来ることもない方針です。査定は電話でのやりとりだけで進められ、車を持ちこむ必要もほぼありません。

大雨や台風で水につかった車についても、専用の相談窓口をもうけて受けつけてきました。事故だけでなく、自然災害で動かなくなった車をかかえている方にも頼れる存在でしょう。引き取りが終わったあと、おおむね1週間から2週間ほどで代金が振りこまれます。

ハイシャル

ハイシャル

ハイシャルは、対応の早さを強みにしている廃車買取サービスです。事故のあとすぐに車を片づけたい、という方から長く選ばれてきました。手数料がどこまで無料になるのかも含めて、まずは基本の情報から確かめていきましょう。

運営会社ユニオンエタニティ株式会社
(大阪府大阪市/2016年開始)
対応エリア全国
買取対象の車事故車・水害車・故障車・不動車・過走行車
査定の方法電話・ウェブ
(最短20秒で依頼)
査定・見積もり費用無料
レッカー・引き取り費用無料
廃車手続きの代行無料
(税金の還付も代行)
買取保証0円以上
おもな強み最短で当日の引き取りに対応
こんな人におすすめ一日でも早く処分したい方

運営するのは、大阪市に本社をかまえるユニオンエタニティ株式会社です。2016年にはじまった比較的あたらしいサービスながら、相談の件数はすでに50万件をこえています。海外の輸出業者への販売と、部品や鉄としての再利用という二つのルートが0円以上の買取を支えるしくみ。

解体の費用もレッカー代も無料で、廃車の手続きや税金の還付の代行までまかせられます。見積もりを出したあとで金額を下げることはないと明言している点も、初めて利用する方にはうれしいところ。ウェブからの査定依頼は20秒ほどで終わります。

水につかった車を無料で引き取る取り組みは新聞やテレビでも取りあげられ、災害のあとに困った方を支えてきました。名義人が亡くなっている車のように書類が複雑なケースでも、追加のお金を取らずに代行してもらえます。ただし状態によっては引き取れない場合もあるため、車のようすは正しく伝えましょう。

ソコカラ

ソコカラ

ソコカラは、自分たちでオークションを運営している点がめずらしい買取サービスです。世界とつながる販路の広さが、そのまま査定額を支えるしくみになっています。どんな状態の車まで対象になるのか、まずは表で確認してみましょう。

運営会社株式会社はなまる
(1998年創業/2023年に名称変更)
対応エリア全国
(一部の離島を除く)
買取対象の車事故車・水害車・故障車・不動車・車検切れ
査定の方法電話と出張の2WAY査定
査定・見積もり費用無料
レッカー・引き取り費用無料
廃車手続きの代行無料
(仮ナンバーの手配も対応)
買取保証公表なし
(どんな状態でも査定)
おもな強み110か国以上とつながる自社の市場
こんな人におすすめ納得したうえで売却したい方

運営会社の株式会社はなまるは1998年の創業で、2023年にサービス名をソコカラへと変えました。世界110か国以上と取引する自社のオークションを持ち、国内にも物流の拠点をかまえています。あいだに入る業者が少ないぶん、その差額を買取価格へまわせるという考え方です。

事故車や水害車、車検が切れて動かせない車まで、状態を問わず査定の対象になります。引き取りの費用も廃車の手続き費用もかからず、仮ナンバーの手配などもまかせられるしくみ。ローンが残っていても、所有権の解除まで案内してもらえます。

査定の方法は電話と出張の二とおりで、装備やオプションで金額が上がりそうな車には無料の出張査定を実施します。車の状態をていねいに聞き取るぶん、やりとりに少し時間がかかると感じる方もいるようです。買取業界の自主規制団体にも加盟しており、強引な勧誘をふせぐ取り組みを進めています。

リプロワールド

リプロワールド

リプロワールドは、事故車の再生を日本ではじめて事業にした会社として知られています。長年つちかった専門性の高さが持ち味で、修復歴のある車にもめっぽう強いところ。最低の買取額を公表している点にも注目してみてください。

運営会社株式会社リプロワールド
(USSグループ/1982年創業)
対応エリア全国
買取対象の車事故車・火災車・水没車・不動車・盗難発見車
査定の方法電話・メール・写真査定・出張
査定・見積もり費用無料
レッカー・引き取り費用無料
廃車手続きの代行無料
(ローン中の手続きも対応)
買取保証15,000円以上
(公式サイトの表記)
おもな強み日本初の事故車再生で培った相場の知見
こんな人におすすめ修復歴のある車を高く売りたい方

1982年に事故車の再生という事業をはじめ、40年をこえる歴史を積みかさねてきました。親会社は全国にオークション会場を持つUSSで、事故車だけでも毎月1万台以上が取引される市場を運営しています。相場をつかむ力が高いため、ほかで断られた車にも金額をつけられるわけです。

修復歴のある車はもちろん、火災車や水没車、盗難から見つかった車まで買取の対象になります。名義の変更やローン中の手続きも無料で代行してもらえるので、こまかな書類が苦手な方でも進めやすいでしょう。スマートフォンで撮った写真を送るオンライン査定にも対応しています。

業界ではじめて事故車の情報を検索するしくみを開発し、そこにためたデータをもとに査定をおこなっています。札幌から福岡まで全国に営業の拠点があるため、遠方からでも気軽に相談できるはず。上場企業のグループという背景があるぶん、売却したあとのトラブルが起こりにくい点も見のがせません。

>詳細はこちら

ナビクル廃車買取

ナビクル廃車買取

ナビクル廃車買取は、上場企業のグループが手がけている買取サービスです。個人情報のあつかいから契約の進め方まで、安心して使える体制がしっかりととのっています。申しこみの手軽さもふくめて、条件を順に見ていきましょう。

運営会社株式会社エイチームライフデザイン
(東証プライム上場エイチームのグループ)
対応エリア全国
買取対象の車事故車・故障車・不動車・過走行車・低年式車
査定の方法ウェブ・LINE・電話
査定・見積もり費用無料
レッカー・引き取り費用無料
廃車手続きの代行無料
買取保証0円以上
おもな強み上場企業グループの運営と最短25秒の申しこみ
こんな人におすすめ会社の信頼性を重視したい方

運営するのは、東証プライムに上場する株式会社エイチームのグループ会社です。車の一括査定サイト「ナビクル」も手がけており、中古車の分野でながく実績を重ねてきました。個人情報のあつかいや契約の進め方がきちんとしている点は、初めての方にとって大きな安心につながります。

事故車や不動車でも0円以上で買い取る方針で、レッカー代や引き取りの手数料もかかりません。年中無休で受けつけているため、平日に時間をとりにくい方でも相談しやすいはずです。申しこみは7項目ほどの入力で、最短25秒ほどで完了します。

車買取業界の健全化を目指す団体のガイドラインに沿って運営されており、表記の分かりやすさにも気を配っています。まだ走れる車なら一括査定の「ナビクル」、動かない車なら廃車買取という使いわけも可能。当日に立ち会えないときでも引き取ってもらえるケースがあります。

廃車王

廃車王

廃車王は、全国のリサイクル事業者がつくるネットワークで運営されているサービスです。自宅の近くにある店舗にたのめるため、顔を見ながら相談したい方に向いています。まずは会社のなりたちと費用の条件から見ていきましょう。

運営会社株式会社NGP
(NGP日本自動車リサイクル事業協同組合の関連会社)
対応エリア全国
(離島など一部は要確認)
買取対象の車事故車・故障車・不動車・過走行車・低年式車
査定の方法電話・ウェブ・LINE
査定・見積もり費用無料
レッカー・引き取り費用無料
(一部の地域を除く)
廃車手続きの代行無料
買取保証公表なし
おもな強み全国約150店舗のリサイクル事業者網
こんな人におすすめ対面でも相談したい方

運営する株式会社NGPは、自動車のリサイクルを本業とする組合の関連会社です。加盟しているのは、経済産業大臣の認可を受けた組合に所属する事業者ばかり。廃車を解体して使える部品を再生品として売るしくみを自分たちで持っているため、中間の費用をおさえた買取ができます。

全国におよそ150の店舗があり、自宅から近い事業者が直接レッカーを出して引き取りに来てくれます。修理工場やレッカー会社にあずけたままの車でも、出張での引き取りに応じてもらえるでしょう。申しこみは電話のほか、ウェブやLINEからも無料でおこなえます。

重量税や自動車税の還付についてもきちんと案内してくれるため、買取額と還付金を合わせた総額で比べやすい点が特徴です。実際に会って話したい方は、近くの加盟店をたずねることもできます。ただし店舗ごとに対応する人が変わるので、応対の印象に差が出ることもあるでしょう。

>詳細はこちら

廃車本舗

廃車本舗

廃車本舗は、海外への輸出を本業とする会社が立ちあげた買取サービスです。日本国内では価値がつきにくいボロボロの車ほど、その強みを発揮してくれます。0円以上の買取をささえているしくみを、表で確かめてみましょう。

運営会社アイ・エッチ・エム・トレイド株式会社
(京都府/2015年開始)
対応エリア全国
買取対象の車事故車・故障車・不動車・過走行車・低年式車
査定の方法電話・ウェブ
査定・見積もり費用無料
レッカー・引き取り費用無料
(陸送費も無料)
廃車手続きの代行無料
買取保証0円以上
おもな強み海外輸出と部品販売のルート
こんな人におすすめ状態がとても悪い車を持つ方

運営会社は2000年に設立されたアイ・エッチ・エム・トレイド株式会社で、中古車や部品を海外へ売る事業を本業としています。そのルートを生かして2015年にはじめたのが廃車本舗です。海外では事故にあった日本車でも人気があり、部品だけでも需要があることが0円以上の買取を支えています。

レッカー代や陸送費、廃車の手続き費用はいずれも無料です。重量税や自賠責保険の使っていない分は買取額に上乗せされ、普通車であれば自動車税の還付も受け取れます。自動車リサイクル法にもとづいて登録された業者なので、車の処理も決められた手順で進みます。

夜間や日曜の受けつけには対応していませんが、これは人件費などをおさえて査定額に還元するための方針です。書類の準備から引き取りまで専門のスタッフがついてくれるため、初めての方でもとまどいにくいでしょう。状態や書類によっては買取ができないケースもあると案内されています。

セルトレ

セルトレは、複数の業者の査定額をまとめて比べられるサービスです。売り先を自分でえらびたい方や、まず相場だけでも知っておきたい方に向いています。ほかの10社とは少し性格がちがうので、条件をよく見ておきましょう。

運営会社株式会社TCV
(東証プライム上場・じげんグループ)
対応エリア全国47都道府県
買取対象の車事故車・水没車・故障車・過走行車
査定の方法ウェブで申しこみ、提携業者から電話
査定・見積もり費用無料
レッカー・引き取り費用無料
(提携業者により対応)
廃車手続きの代行無料
(提携業者により対応)
買取保証0円以上をめざす
(公式サイトの表記)
おもな強み国内再販・輸出・部品活用から売り先を判定
こんな人におすすめ複数社の金額を比べたい方

運営するのは、中古車の輸出サイトを手がける株式会社TCVです。親会社は東証プライムに上場する株式会社じげんで、2021年からセルトレの提供をはじめました。アフリカなどへの輸出で積みあげた実績があるため、国内では売りにくい車ほど値がつきやすくなります。

申しこむと、車の状態に応じて「国内での再販」「海外への輸出」「部品や資源としての活用」から合う売り先を選んでくれます。自分で何社もさがす手間がかからないのは、忙しい方にとってありがたいしくみ。申しこんだあとは提携業者から電話が入り、その場でおおよその金額を聞けます。

ただし一括査定のかたちをとるため、実際に引き取るのは提携している買取業者です。費用の条件は業者ごとに変わることがあるので、契約の前にレッカー代と手続き費用を必ず確認してください。問い合わせ用の電話番号は公開されていない点にも注意しましょう。

>詳細はこちら

日本廃車センター

日本廃車センターは、引き取りから入金までの早さが評判の買取業者です。すぐにお金が必要なときや、駐車場を早く空けたいときに頼りになるでしょう。運営会社の規模もふくめて、まずは基本の情報を見ていきます。

運営会社株式会社MIC
(神奈川県横浜市/1986年設立)
対応エリア全国
(一部を除く)
買取対象の車事故車・水没車・不動車・改造車・車検切れ
査定の方法電話・ウェブ
査定・見積もり費用無料
レッカー・引き取り費用無料
廃車手続きの代行無料
買取保証時期のキャンペーンにより変動
おもな強み最短で即日の引き取りと早い入金
こんな人におすすめすぐに現金化したい方

運営会社の株式会社MICは1986年に設立され、車の販売や買取、車検や整備まで幅広く手がけてきた会社です。横浜市に本社をおき、社員数は700名をこえる規模。自動車の事業を長くつづけてきたノウハウが、廃車の査定にもそのまま生かされています。

年中無休で受けつけており、最短で即日の引き取りにも応じてもらえます。引きわたしのあと、およそ1週間で廃車の手続きが終わるという早さも大きな魅力でしょう。還付金を先に立てかえて支払う対応もおこなっており、お金が戻るまでの時間を短くできます。

無料査定のあとで現地の金額を下げることはないと明言しています。ただし申告した内容と車の状態がちがう場合は減額もありうるので、傷やへこみは正直に伝えておくことが大切。来店しなくても手続きは完了しますが、実際の店舗をたずねて相談することもできます。

>詳細はこちら

廃車ラボ

廃車ラボ

廃車ラボは、中古車の販売店が立ちあげた買取サービスです。買取と廃車という二つの査定を比べたうえで、得になるほうを教えてくれる点が特徴といえます。最後に、この会社の条件もあわせて確かめておきましょう。

運営会社株式会社ECOLOGY SYSTEM
(東京都)
対応エリア全国
(土日祝の引き取りも可)
買取対象の車事故車・故障車・水没車・不動車・低年式車
査定の方法電話・ウェブ
査定・見積もり費用無料
レッカー・引き取り費用無料
廃車手続きの代行無料
(解体の費用も無料)
買取保証公表なし
おもな強み買取と廃車の両方で査定して高いほうを提示
こんな人におすすめどちらが得か知りたい方

運営するのは、東京都に本社をおく中古車販売業の株式会社ECOLOGY SYSTEMです。廃車の業者はあやしいのではないか、という不安の声を受けて社内に専門のチームをつくりました。中古車の売買でつちかった応対を、そのまま廃車のサービスにも生かしています。

大きな特徴は、中古車としての買取と、廃車としての引き取りの両方で金額を出してくれること。還付金まで含めて計算し、より多くのお金が戻るほうを案内してくれるという進め方です。レッカー代や解体の費用まですべて無料をうたっており、追加の請求もありません。

抹消の手続きをする前に、いったん自社へ名義を変えてから進める方針をとっています。万一のときに責任の所在がはっきりするため、名義が残ることを心配する方には向いているでしょう。会社の規模は大きくないぶん、一人ひとりへの応対がていねいだという声もあります。

事故車買取でおすすめの業者を選ぶポイント

事故車買取でおすすめの業者を選ぶポイント

業者選びを間違えると、本来つくはずの値段がつかないこともあります。ここでは失敗しないための7つの視点を紹介しますね。

どれもチェック自体は難しくありません。申し込む前に公式サイトを見るか、電話で聞くだけで確かめられます。

事故車買取を専門としている業者を選ぶ

まず大切なのは、事故車を専門にあつかっているかどうかです。

一般的な中古車買取店は「そのまま国内で売れるか」を基準に値段をつけます。骨格が傷んだ車は再販が難しいため、0円と言われてしまうわけですね。

一方、事故車の専門業者は部品や資源としての価値を見ます。走らない車でも評価の対象になるので、同じ車でも結果がまるで違ってきます。

公式サイトに事故車や不動車の買取事例が並んでいれば、専門性の目安になるでしょう。

事故車の買取実績が豊富な業者を選ぶ

次に確かめたいのが、これまでの買取実績です。

事故車の査定は、通常の車よりずっと判断が難しくなります。どの部品が使えるか、どの国で需要があるかを見抜く経験が必要だからです。

実績が豊富な業者ほど、細かい部分まで価値を拾い上げてくれます。累計の買取台数や創業年数が公開されているかを見てみましょう。

あわせて、実際の買取事例が車種ごとに載っているかも確かめたいですね。

海外への輸出ルートを持つ業者を選ぶ

買取価格を大きく左右するのが、海外への販売ルートの有無です。

日本では修復歴のある車は敬遠されがちですが、海外では事情が違います。丈夫な日本車として、修理してでも乗りたい人が数多くいるためです。

輸出ルートを持つ業者なら、国内相場に縛られずに値段をつけられます。結果として、他社より高い金額が出やすくなるのです。

「世界○か国と取引」といった記載があるかを、公式サイトで探してみてください。

査定から引き取りまでの対応が早い業者を選ぶ

対応の速さも、意外と見落とせないポイントです。

事故車を置いたままにすると、駐車場代がかさみます。修理工場に預けている場合は、保管料を請求されることもあるでしょう。

最短で当日から翌日に引き取ってくれる業者なら、余計な出費を抑えられます。入金までの日数も、あわせて確認しておきたいところですね。

年中無休で受け付けているかどうかも、急ぐときには重要な判断材料になります。

レッカー費用が無料の業者を選ぶ

自走できない車では、レッカーでの運搬が欠かせません。

一般的に、レッカーの手配には1万円から3万円ほどかかるといわれています。せっかく買取金額がついても、そこから差し引かれては意味がありませんよね。

今回紹介した業者は、いずれもレッカー費用がかからない体制を整えています。ただし山間部や離島など、地域によって例外がある点には注意しましょう。

申し込みの段階で、追加費用が生じる条件を必ず聞いておくと安心です。

買取金額の内訳を説明する業者を選ぶ

提示された金額の根拠を説明できるかどうかも、信頼できる業者を見分ける手がかりです。

車両本体の評価、部品の価値、税金の還付分。これらを分けて示してくれる業者なら、納得したうえで判断できます。

逆に「総額でいくら」としか言わない場合は要注意でしょう。還付金が買取額に含まれているのかどうかも、あいまいになりがちです。

自動車税や重量税の還付について丁寧に説明してくれるかを、電話口で確かめてみてください。

名義変更の方法を説明する業者を選ぶ

最後に見ておきたいのが、名義変更をどう進めるかという点です。

売却したのに名義が自分のままだと、翌年も税金の通知が届いてしまいます。事故の当事者になるリスクまで残ってしまうため、放置はできません。

信頼できる業者は、いつまでに名義を移すかを明確に伝えてくれます。完了後に通知書を送る仕組みを持つ会社なら、さらに安心できるでしょう。

手続きの期限と、証明書の発行有無をあらかじめ聞いておきましょう。

事故車買取が可能な理由

事故車買取が可能な理由

「壊れた車になぜ値段がつくのか」と不思議に思う方も多いはずです。理由を知れば、安心して査定に出せるようになりますよ。

事故車の価値を支えているのは、大きく分けて3つの売り先です。順番に見ていきましょう。

海外の中古車市場で再販できる

1つ目は、海外の中古車市場での再販です。

日本車は世界中で「丈夫で壊れにくい」と評価されています。多少の損傷があっても、現地で修理して乗り続ける文化が根づいている国も少なくありません。

走行距離が20万キロを超えた車や、20年以上前の車にも需要があります。日本の基準では値がつかない車が、海外では立派な商品になるのです。

だからこそ、輸出ルートを持つ業者ほど高い金額を提示できるわけですね。

自社オークションで販売できる

2つ目は、事故車を専門にあつかうオークションでの販売です。

国内には、事故車や不動車を対象としたオークションが存在します。全国の解体業者や輸出業者が集まり、毎月多くの車が取引されています。

自社でオークションを運営する業者なら、中間の手数料がかかりません。参加する業者どうしで競り合いが起きるため、価格も上がりやすくなります。

その分を買取金額に上乗せできるのが、専門業者の強みといえるでしょう。

資源としてリサイクルできる

3つ目は、資源としての再利用です。

車1台には、鉄や銅、アルミなど多くの金属が使われています。走れない状態でも、これらを取り出して売ることで確実に利益が生まれるのです。

エンジンやドア、シートなどはリユース部品として流通します。同じ車種の修理を待つ人にとって、中古部品は貴重な存在ですからね。

こうした仕組みがあるため、大破した車でも0円以上での買取が成り立ちます。

事故車買取の相場

事故車買取の相場

実際にいくらで売れるのかは、誰もが気になるところでしょう。ここでは相場の考え方を整理して紹介します。

金額は車種や年式で変わりますが、大まかな傾向をつかんでおけば判断しやすくなりますよ。

事故車の査定額は通常の車より低くなりやすい

まず前提として、事故車の査定額は通常の車より低くなります。

買取の現場では「事故歴」と「修復歴」を厳密に区別しています。骨格部分を修理した車だけが修復歴車と呼ばれ、評価に大きく響く仕組みです。

バンパーやドアなど、ボルトで外れる部品の交換だけなら修復歴はつきません。この場合、心配するほど下がらないケースも多いのです。

自分の車がどちらに当たるのかを、まず査定士に確認してもらいましょう。

事故車の損傷の程度によって査定額が変わる

査定額は、損傷がどこまで及んでいるかで段階的に変わります。

外装のキズやへこみのみ大きくは下がりにくい
骨格の修理あり(軽度)相場より3割ほど低い
骨格の損傷が重い相場より5割以上低い
自走できない全損に近い状態部品や資源としての評価が中心

あくまで目安であり、車種や年式によって幅があります。新しい車や高級車ほど、修復歴による下がり幅は大きくなりがちです。

反対に、輸出で人気のある車種なら影響が小さく済む場合もあります。同じ状態でも業者によって評価が割れるのは、このためですね。

だからこそ、1社の金額だけで判断せず複数社に見てもらうことが大切です。

過失のない事故では保険金も確認する

相手の過失で事故に遭った場合は、保険金の請求も忘れないでください。

修理をしても市場価値が下がってしまう分は「評価損」と呼ばれます。日本自動車査定協会で事故減価額証明書を発行してもらえば、請求の根拠になります。

買取金額だけを見て損か得かを判断するのは早計です。保険金と売却代金を合わせて、総額でいくら手元に残るかを考えましょう。

保険会社の担当者に、評価損を請求できるかどうか相談してみてくださいね。

事故車買取で高く売るポイント

事故車買取で高く売るポイント

同じ車でも、売り方を工夫すれば手元に残る金額は変わります。今日から実行できる3つのコツを紹介しましょう。

どれも特別な準備は要りません。順番に押さえていってください。

事故車を修理する前に査定へ出す

最も大事なのは、修理する前に査定を受けることです。

骨格を直せば修復歴がつき、その後ずっと評価が下がったままになります。数十万円の修理費をかけても、査定額はほとんど上がりません。

修理してから売ると、費用と値下がりの二重で損をする形になります。まずは壊れたままの状態で、専門業者に見てもらいましょう。

修理と売却のどちらが得かは、査定額を聞いてから決めれば十分です。

事故歴を査定士へ正確に伝える

2つ目のコツは、事故の内容を包み隠さず伝えることです。

損傷の場所や修理の履歴は、プロが見ればほぼ確実に分かります。隠したまま契約すると、あとから減額や解除を求められかねません。

正直に伝えれば、業者は最適な売り先を選んでくれます。結果として、査定額が上がるケースも珍しくないのです。

修理の見積書や事故証明が手元にあれば、査定のときに見せると話が早く進みます。

事故車の買取実績が豊富な業者へ依頼する

最後は、やはり実績のある専門業者に頼むことです。

ディーラーの下取りでは、事故車はほとんど値段がつきません。廃車専門の解体業者に頼めば、逆に処分費を求められることもあります。

事故車を専門にあつかう業者なら、輸出や部品販売という出口を持っています。同じ車が数万円から数十万円で売れることもあるのです。

手間を惜しまず2〜3社に見積もりを取り、一番高い金額を選びましょう。

事故車買取の手順

事故車買取の手順

初めて事故車を売るとなると、何から手をつければよいか分からず不安になりますよね。実際の流れは決まっており、6つのステップを順に進むだけです。

全体像をつかんでおけば、業者とのやり取りも落ち着いて進められます。まずは手順をひととおり確認しておきましょう。

Webまたは電話で無料査定を申し込む

最初のステップは、無料査定の申し込みです。

公式サイトのフォームなら、20秒ほどで入力が終わる業者もあります。すぐに金額を知りたい場合は、電話のほうが話は早く進むでしょう。

申し込みでは、車種と年式、走行距離、損傷している場所を伝えます。車検証が手元にあれば、必要な情報はすべてそこに書かれていますよ。

「自走できない」「修理工場に預けたままだ」といった事情も、この段階で正直に話してください。あとから伝えると、金額が変わる原因になります。

この時点ではまだ契約ではありません。金額を聞いてから断っても問題ないので、気になる業者には気軽に申し込んでみましょう。

事故車の査定日を決める

申し込みが終わったら、担当者と日程を調整します。

電話だけで金額を出す業者なら、この時点で概算の買取額を教えてもらえます。実際に車を見る業者の場合は、保管している場所まで来てもらう形です。

指定できるのは自宅の駐車場だけではありません。修理工場や事故現場に近い保管場所へも、査定士は出向いてくれます。

立ち会いが不要な会社もあるので、仕事が忙しい方は確認してみましょう。最短で当日から翌日に動いてくれる業者もありますね。

修理工場に車を預けている場合は、工場側にも一言伝えておくと安心です。査定士が直接連絡を取り、日程を調整してくれる会社も少なくありません。

事故車の査定を受ける

次は、実際に車の状態を見てもらう査定です。

査定士は外装のへこみだけを見るわけではありません。骨格の傷み具合、エンジンの動き、エアバッグが開いているかまで細かく調べます。

水に浸かった形跡があるかどうかも、大きな判断材料になります。質問には落ち着いて答えれば問題ありません。

修理の見積書が手元にあれば、あわせて見せておきましょう。損傷の範囲が正確に伝わり、話が早く進みます。かかる時間は30分から1時間ほどが目安です。

業者によっては、スマートフォンで撮った写真を送るだけで済む場合もあります。遠方に住んでいる方や、現地へ行きにくい方には便利な仕組みでしょう。

査定額に納得して契約する

金額の提示を受けたら、内容をよく確かめてから契約に進みます。

まず確認したいのは、買取額に還付金が含まれているかどうかです。引き取り費用や手続きの代行料が別にかかるかも、この場で聞いておきましょう。

契約書は必ず発行してもらい、控えを手元に保管してください。キャンセルできる期限と、その際の費用も書面で確かめておくと安心ですね。

他社と迷っているなら、その場で決めずに持ち帰ってもかまいません。急かす業者には注意が必要です。

契約を決めたら、書類の準備にも取りかかりましょう。印鑑登録証明書だけは役所で受け取る必要があるため、早めに動いておくと引き渡しが遅れずに済みます。

事故車を引き渡す

契約が済んだら、約束した日に車を引き渡します。

自走できない車は、業者がレッカーや積載車を手配してくれます。立ち会いが必要かどうかは会社によって違うため、事前に聞いておきましょう。

当日は、そろえた書類をまとめて渡します。車内に私物やETCカードを残していないか、忘れずに見ておいてくださいね。

ナンバープレートは業者が外して持ち帰るのが一般的です。任意保険の解約や車両入替の連絡も、この時期に済ませておきましょう。

引き渡しの前に、車の状態を写真に残しておくと安心できます。あとから話が食い違ったときに、確かな証拠となってくれるからです。

買取代金の入金を確認する

最後のステップが、指定した口座への入金の確認です。

入金までの期間は業者ごとに差があります。数営業日で振り込む会社もあれば、引き取りから1〜2週間ほどかかるところも珍しくありません。

申し込みの段階で目安を聞いておけば、待つあいだの不安も減ります。入金があったら、契約書の金額と必ず照らし合わせてください。

金額が違っていれば、すぐに担当者へ連絡しましょう。名義変更や抹消の完了通知が届くかどうかも、あわせて確かめておきます。

振込先は、原則として車の所有者本人の口座を指定します。家族名義の口座には振り込めない場合があるので、契約時に伝えておいてください。

事故車買取で必要な書類

事故車買取で必要な書類

書類の準備は、売却をスムーズに進めるうえで欠かせません。ひとつでも足りないと、引き渡しの日程がずれてしまいます。

とはいえ、多くは車内やダッシュボードに入っているものです。役所へ取りに行く必要があるのは、普通車の印鑑登録証明書くらいでしょう。

書類の名前入手先普通車軽自動車
自動車検査証車内必要必要
自賠責保険証明書車内必要必要
リサイクル券車内必要必要
印鑑登録証明書市区町村の役所必要(3か月以内)原則不要
印鑑手元実印認印
委任状買取業者必要原則不要
譲渡証明書買取業者必要原則不要
自動車税納税証明書車内・役所求められる場合あり求められる場合あり

自動車検査証

いわゆる車検証で、売却のすべての土台になる書類です。

車検証には、車台番号や年式、所有者の名前が記されています。査定の申し込みで伝える情報も、ほとんどがここに載っているのです。

ふだんは車内に置いておくよう義務づけられています。事故でダッシュボードが壊れた場合も、まずは車内の物入れを落ち着いて探してみましょう。

もし紛失していても、運輸支局で再発行を受けられます。車検が切れた車でも売却は可能なので、あきらめる必要はありません。

近年はICチップの入った電子車検証も増えてきました。記載内容を見たいときは、専用の閲覧アプリを使うと画面で確認できます。

自賠責保険証明書

すべての車に加入が義務づけられた、強制保険の証明書です。

車検証と同じく、車内に保管されている場合がほとんどでしょう。有効期間が残っていれば、解約して返戻金を受け取れます。

紛失したときは、契約している保険会社に連絡すれば再発行してもらえます。保険会社が分からない場合は、車検を受けた工場に聞いてみてください。

期限が切れていても売却自体は可能です。ただし公道を走れないため、レッカーでの運搬が必要になります。

解約の手続きは、抹消登録と同じタイミングでしか行えません。買取業者に任せる場合は、返戻金の扱いをあらかじめ聞いておきましょう。

リサイクル券

自動車リサイクル料金を前もって預けたことを示す書類です。

解体するときのエアバッグ処理やフロン回収に使われる費用が対象になります。事故車を売る場面では、特に大切な書類といえるでしょう。

リサイクル券そのものは再発行できません。ただし自動車リサイクルシステムのサイトで、預けた状況を確認して印刷すれば代わりになります。

車検証があれば本人でなくても取得できるため、買取業者が無料で対応してくれる場合も多いですね。

2005年より前に登録した車では、リサイクル料金をまだ預けていない場合があります。その際は売却の際に支払う形になるので、金額を確認しておいてください。

印鑑登録証明書

押した印鑑が、役所に登録された実印であると証明する書類です。

普通車を売る際は、発行から3か月以内のものが求められます。1通あたり300円ほどで、自治体によってはコンビニでも取得できます。

マイナンバーカードがあれば、夜間や休日でも受け取れて便利でしょう。役所に行く時間が取りにくい方は、対応しているか調べてみてください。

軽自動車の売却では、印鑑登録証明書も実印も原則として要りません。認印だけで手続きが進みます。

引っ越しや結婚で、車検証の記載と現在の情報が食い違う例もあります。住所が変わったなら住民票、名字が変わったなら戸籍謄本を求められると覚えておきましょう。

委任状

名義変更の手続きを、買取業者に任せるための書類が委任状です。

本来、名義の変更は運輸支局で所有者本人が行います。委任状があれば、業者が代わりに窓口へ出向いてくれるわけです。

用紙は買取業者が用意してくれるため、自分で探す必要はありません。署名して実印を押すだけで済みます。

事故車の売却では、業者がすべての手続きを代行する流れが一般的です。忙しい方でも負担なく進められますね。

軽自動車の場合、委任状は原則として求められません。手続きの窓口が運輸支局ではなく、軽自動車検査協会になるためです。

譲渡証明書

車の所有権を相手に譲ったと示す、大切な書類です。

名義変更の手続きでは、委任状とセットで提出します。こちらも実印での押印が求められる点は覚えておきましょう。

用紙は買取業者から受け取れるので、事前に準備する必要はありません。記入方法も担当者が教えてくれます。

車検証の住所と印鑑登録証明書の住所が違う場合は、住民票を求められることがあります。引っ越しをした方は、あらかじめ確かめておいてください。

書き間違えたときは、二重線ではなく新しい用紙に書き直すのが基本です。修正の跡があると、窓口で受け付けてもらえない場合があります。

事故車買取を利用する際の注意点

事故車買取を利用する際の注意点

事故車の売却には、通常の中古車にはない落とし穴があります。知らずに進めると、あとから減額されたり税金の通知が届いたりしかねません。

ここでは、契約の前後で必ず押さえたい6つの注意点を紹介します。どれも電話一本で確かめられる内容です。

事故歴や修復歴を隠さず申告する

最も大切なのは、車の状態を包み隠さず伝えることです。

骨格の修理跡やエアバッグの作動履歴は、プロが見ればほぼ確実に分かります。隠したまま契約すると、引き渡し後に減額や契約解除を求められかねません。

正直に申告すれば、業者は最適な売り先を選んでくれます。結果として、金額が上がるケースさえあるのです。

「どこまで話すべきか」と迷ったら、覚えている範囲をすべて伝えれば問題ありません。

警察に届け出た事故なら、交通事故証明書を取り寄せられます。修理の見積書とあわせて渡せば、査定士も判断しやすくなるでしょう。

ローン残債の有無を確認する

次に確かめたいのが、ローンが残っているかどうかです。

車検証の所有者欄に販売店やローン会社の名前があれば、そのままでは売却できません。完済したうえで所有権を解除する手続きが必要になります。

買取額でローンを返しきれない場合は、差額を自分で用意する形が基本です。残債のある車の精算に慣れた業者なら、手続きを一緒に進めてくれます。

銀行のマイカーローンなら、最初から所有者が自分になっている場合もあります。まずは車検証を見てみましょう。

所有権解除に使う用紙は、買取業者が用意してくれるのが一般的です。書式はローン会社ごとに決まっているため、自分で探す必要はありません。

還付金を受け取れるか確認する

払いすぎた税金や保険料が戻る点も、見落とせないポイントです。

自動車税(普通車)抹消登録で月割り還付
軽自動車税還付なし
自動車重量税解体を伴う抹消で還付
(車検の残りが1か月以上)
自賠責保険解約すると残り期間分が返戻

注意したいのは、還付金が買取額に含まれているかどうかです。業者によって扱いが違うため、金額の内訳を必ず聞いてください。

「買取額10万円+還付金」なのか「還付金込みで10万円」なのかで、手元に残る金額は変わります。契約書にどう書かれているかも確かめましょう。

自分で申請する場合、還付金が届くまで1か月から3か月ほどかかります。買取額に含めて先に払ってくれる業者を選べば、待たずに受け取れますね。

レッカー費用が発生しないか確認する

自走できない車では、運搬にかかる費用が気になりますよね。

自分で手配すると、レッカー代は1万円から3万円ほどかかるといわれています。買取額から差し引かれては、せっかくの金額が目減りしてしまいます。

事故車を専門にあつかう業者の多くは、引き取り費用を無料としています。ただし山間部や離島など、地域によっては例外が設けられている点に注意が必要です。

保管場所が私有地でない場合も、条件が変わることがあります。申し込みの段階で場所を正確に伝えておきましょう。

タイヤが外れている車や、狭い場所に入り込んだ車は特殊な作業が要る場合もあります。写真を送っておけば、業者も正確に判断できるはずです。

契約後に減額される条件を確認する

トラブルで多いのが、契約後の減額をめぐる行き違いです。

「査定後に減額しない」と明記している業者なら、安心して任せられます。とはいえ、申告した内容と実際の状態が違えば、金額が変わる場合もあるのです。

どんなときに減額があるのかを、契約前にはっきり聞いておきましょう。キャンセルできる期限と費用も、同じタイミングで確認したいところですね。

買取業界の自主規制団体であるJPUCに加盟しているかも、判断の目安になります。

口約束で済ませず、書面に残してもらうことが自分を守る近道です。説明をあいまいにする業者なら、別の会社を選び直すという判断もあります。

名義変更後に証明書を受け取る

売却が終わっても、名義が自分のままでは安心できません。

手続きが遅れると、翌年も自動車税の通知が届いてしまいます。万が一その車が事故を起こせば、責任を問われる可能性まで残るのです。

一時抹消なら登録識別情報等通知書、解体を伴う抹消なら登録事項等証明書が発行されます。いわゆる廃車証明書と呼ばれる書類ですね。

いつまでに手続きを終えるか、証明書を送ってくれるかを事前に確かめましょう。届いたら、任意保険の解約にも使えます。

予定の時期を過ぎても連絡がないなら、遠慮せず問い合わせてください。運輸支局で登録事項等証明書を取れば、自分でも状況を調べられます。

事故車買取のおすすめ業者に関するよくある質問

事故車買取のおすすめ業者に関するよくある質問

ここからは、事故車の売却でよく寄せられる疑問にお答えします。申し込み前のもやもやを、まとめて解消しておきましょう。

いずれも多くの方がつまずくポイントです。自分に当てはまる項目から読んでみてください。

ローンが残っている事故車でも売却できるか

結論からいえば、ローンが残っていても売却は可能です。

まず車検証の所有者欄を見てください。自分の名前なら、返済中でもそのまま売れます。車が手元を離れたあとも、返済だけは続く形になります。

所有者が販売店やローン会社の場合は、完済して所有権を外す手続きが先です。買取額で足りない分は、自分で用意するか業者に相談しましょう。

ローンの組替サービスを用意している会社もあります。残債があるからと、あきらめる必要はありません。

放置していても、駐車場代と税金だけが増えていきます。早めに相談したほうが、負担は確実に軽くなるでしょう。

事故車になると査定額はどのくらい下がるか

下がり幅は、損傷が骨格まで及んでいるかどうかで決まります。

バンパーやドアなど、ボルトで外れる部品の交換だけなら修復歴はつきません。この場合は、思ったほど下がらずに済むケースも多いのです。

骨格を修理した修復歴車になると、相場より3割から5割ほど低い評価になりがちでしょう。年式が新しい車や高級車ほど、影響は大きく出ます。

ただし輸出で人気の車種なら、下がり幅が小さくなることもあります。同じ車でも業者によって金額が割れるのは、このためです。

目安にとらわれず、実際に査定を受けて確かめるのが確実な方法といえます。

事故車の引き取り費用はいくらかかるか

専門業者に頼めば、原則として費用はかかりません。

項目自分で手配する場合専門業者に頼む場合
レッカーでの運搬1万〜3万円ほど無料
抹消登録の代行1万〜2万円ほど無料
名義変更の手続き手数料がかかる無料

解体業者に直接持ち込むと、逆に処分費を求められる場合もあります。買取業者を通したほうが、負担は軽く済むわけですね。

ただし、どの業者でも完全に無料とは限りません。追加費用が生じる条件を、申し込みの段階で聞いておきましょう。

「無料」と書かれていても、離島や山間部は対象外という例もあります。自分の地域が含まれるかを、公式サイトで確かめてください。

値段がつかない事故車でも買取できるのはなぜか

走らない車に値段がつくのは、国内の中古車市場とは別の出口があるからです。

ひとつは海外への輸出でしょう。日本車は丈夫だと評価されており、修理してでも乗りたい人が世界中にいます。走行距離が20万キロを超えていても需要はあるのです。

もうひとつは、部品と資源としての価値です。エンジンやドアはリユース部品として流通し、残りは鉄や銅に分けて再利用されます。

これらの売り先を持つ業者だからこそ、大破した車にも金額を提示できます。ディーラーの下取りと結果が大きく違う理由ですね。

0円と言われた車に数万円の値がつく例も珍しくありません。他社で断られた経験があっても、一度は相談してみる価値があります。

事故車買取のおすすめ業者まとめ

事故車買取のおすすめ業者まとめ

事故で壊れた車でも、専門の買取業者に相談すれば値段はつきます。海外への輸出や部品の再利用という、独自の売り先を持っているからです。

売却の流れは、申し込みから入金まで6つのステップだけ。書類の多くは車内にあり、役所へ行く必要があるのは普通車の印鑑登録証明書くらいでしょう。

大切なのは、事故歴を隠さず伝えることです。あわせてローンの有無、還付金の扱い、レッカー費用、減額の条件を契約前に確かめてください。名義変更の証明書を受け取るところまでが売却だと考えておきましょう。

迷ったときは、2〜3社に無料査定を申し込んで金額を比べるのが確実です。動かない車を抱えたまま悩む時間こそ、いちばんもったいないのですから。

目次