このごろようやく多少気温が下がってきましたね。
これから少しずつサーキットを走るのにも良い季節になって来ます。
例年今ぐらいからその準備のためのオーダーが増えてきます。
タイヤだったり、サスだったり、ブレーキだったり・・・が多いのですが、特にブレーキは重要なので、当社でもイチオシのブレーキパーツをご紹介します。
まずはブレーキローターがGIRODISC。
当社が代理店にもなってますが、効き・耐久性・経済性がどれをとっても高次元でバランスされてます。
純正の穴あきローターはサーキットを走ると、この写真のように偏摩耗していきます。

しかしGIRODISCはスリット入りローターで、ブレーキパッドとの接触面積が大きく、均一に減っていきます。

サーキットを走るとブレーキの利き、制動距離の短縮と安定性、そして純正より長いライフを体感できます。
価格も車種によっては純正より安いです。
特にGT3やGT4系はその傾向が強く、
【981/718GT4 スチールブレーキ互換】
フロント用A1-066:300,000円(純正:334,000円)/リヤ用A2-146:300,000円(純正:318,000円)
【991GT3/GT3RS/GT2RS系】
フロント用A1-146:300,000円(純正:544,000円)/リヤ用A2-155:300,000円(純正:430,000円)
【718GT4RS系】
フロント用A1-291:335,000円(純正:308,000円)/リヤ用A2-272:300,000円(純正:480,000円)
【992GT3系】
フロント用A1-272:335,000円(純正:372,000円)/リヤ用A2-272:300,000円(純正:480,000円)
【992GT3RS系】
フロント用A1-272:300,000円(純正:372,000円)/リヤ用A2-272:300,000円(純正:480,000円)
※価格は左右2枚セットでの比較です。また2025年9月1日現在の価格です。
こんな感じで、ほとんどが純正の方がかなり高い状況です。
GIRODISCだと消耗して交換する時にはリプレイスローターが用意されていて、センターのベルハットは流用してディスク部分だけ交換できるので、2回目の交換からはさらに大きく金額が違ってくると思います。

例えば、991GT3だとリプレイスローターで交換した場合、前後で純正が974,000円なのに対し、GIRODISCは352,000円と大幅に違ってきます。
また純正のPCCBブレーキの方は、さらに目玉が飛び出るくらい高いので、サーキットを走る場合はPCCBを外して温存して、GIRODISCへ交換をおススメしてます。


車種ごとの詳しい価格はコチラで確認をお願いします。
