デモカーマカンSの進化

デモカーのマカンSも911DAYSさんとのコラボ企画でモディファイ進めて来たんですが、今回連載の最終回だったので、ここでひと段落します。

ただ、この先もマカンユーザーさんの参考になるようなモディファイはやっていきたいと思ってますので期待してください!

マカンSのモディファイを簡単に振り返ると・・・

まずはノーマルでフジスピードウェイを走ってみました。

この時は本当に何もかもノーマルで松田秀士さんが走ってくれたんですが、2分11秒83のタイムでした。

松田さんノーマルでもマカンに感心しきりで、SUVでここまで速くて楽しければ、911いらないじゃない・・・なんて冗談で言ってたのを思い出します。

しかし、外観車高たか! そしてあまりにも普通っぽい。

ここからチューニングがスタートして、まずは991用の20インチカレラSホイールが履きたくて、PCD112➡130mmのPCDチェンジャーまで作って装着。

これはこれでポルシェの王道でアリなんだと思ったんですが、あまりにも普通すぎて弄った感全然無し(笑)

という事でいきなり路線変更でアドバンレーシングの5本スポーク20インチホイール”GT”をオーダーしました。

サスもクァンタムで車高調を新たに作ってもらってローダウン化。

そして同時に日本で売ってない純正リップとカーボンサイドガーニッシュを海外から輸入して装着。
(カーボンサイドガーニッシュはその後日本でもオーダー可能になりました。)

クリアプレックスとPPFもインストール

そしてここまで来ました。

この後、ARQRAYに車両を持ち込んでバルブ付マフラーも作ってもらって装着。

さらにデジテックコンピュータチューンとBMCエアクリーナーでGTS以上のパワーをゲット。

リヤバンパーの樹脂パーツが安っぽくて嫌だったのでボディ色に塗装して、純正のサイドステップも装着しました。

内装に関してはカーボンステアリングを装着し、運転席にはedirbのフルバケ、助手席にはセミバケットも装着して、もう気分はGT3です(笑)

そして、最後にまたサーキットへ。

最後にまた松田秀士さんにアタックしてもらって、2分7秒00のタイム。

ノーマルから4秒83の短縮。

松田さんからはとにかくサスが良いと褒めていただきました。

乗り心地も良いし、コントローラブルだし、柔らかいけど腰がある感じだと・・・

そしてデジテックコンピュータも低速からのトルクが凄く扱いやすく出ているので第3セクターの登りの区間が楽に走れるとの事。

最高速も10km近く延びて229km/hくらい出てたので、GTSは超えたと思います。

ブレーキだけスポーツタイプのパッドに換えれば5秒台には入るって事なんで、相当速いですよマカンS。

そしてアドバンさんから21インチホイールも新しく作ったから装着してみて? と送られてきたGTホイールを装着したら、あらら20よりもかなりカッコイイ!!

マカンにはやっぱり21インチの方が大きさ的に合うんでしょうね。

最初と最後の対比です。

全然違うクルマになりました!!

結構サーキットネタが多くなってしまったマカンSですが、サーキットの速さだけを追求しても仕方ないクルマなんで、乗って楽しいクルマ、スポーツカーみたいに乗れるSUVを目指して作ったつもりです。

今の乗り心地はPASMのハードより柔らかい位なので、乗り心地は後ろに人が乗っても全然問題ないレベル。

それでこれだけハンドリング良ければ、目標には達してるかと思います。

このマカンS、基本当社にあるので試乗希望の人はお気軽にご来店ください!

マカン関係で欲しいパーツなどありましたら、見積しますのでご連絡ください!!

2017年03月13日