デモカーのケイマンGT4ですが、最新のゲンロクでもレポートしてますが、段々と煮詰まってきて18インチ化したメリットも乗るたびに感じられます。
とにかく乗っていて楽しい!!
20インチ→18インチでハンドリングはかなり劇的に変わります。
とにかくクルマが軽くなったような印象で、まるでライトウエイトスポーツに乗っているような感覚なんです。
このようにデモカーで色々テストしたデータがかなりたまってきているので、同じく18インチ化してほしいというご要望にお応えできるようになってきました。
現在ご入庫いただいている1台は九州の方からデモカーのクローン化してほしいというご要望を頂いて作業させて頂いています。
こちらの黒い車両がそれで、サスやホイール、タイヤ、空力パーツ、ステアリング系、排気系、パワーアップ系パーツもなど基本的にデモカーのクローンです(笑)
違うのはブレーキ。
デモカーはGT4クラブスポーツ用のPFCを移植しましたが、今回はもっとリーズナブルなコースでフロントのキャリパーだけ別の物に交換します。
以前装着確認はしてあったんですが、試しにノーマルローターでも装着してみました。
デモカーと同じアドバンTC-3の18インチホイールを装着してもキャリパーとホイールの隙間は5ミリ位あって、問題なしです。
最終的にローターは前後ともGirodiscを装着しPFCブレーキパッドを装着。
ステンレスメッシュブレーキホースにエンドレスRF650のブレーキフルードを使用。
サスはクァンタムT5-RSです。
クァンタム製のPASMキャンセラーもこのように装着。
アーム類もRSSのピロパーツに交換です。
スタビリンクはTARETT製を使います。
タイヤ、ホイールもアドバンA052とA050で3セットを用意。
ちゃんとADVANのホワイトレターも入れました。
まるでレースチームのようです(笑)
来週完成したら一度小河諒選手に乗ってもらってサーキットテストを行って、九州に納車に行く予定です!!
そしてこちらのイエローのもう1台も18インチ化+車高を下げてサーキットアライメントへの調整作業です。
今回はサイドデカールも施工しました。
18インチ化へ向けてブレーキきャリパーは移植しましたが、ホイールはまだ20インチです。
車高を下げてキャンバーをネガティブにつけて、トーロッドをピロの調整式に交換しました。
まだサスはノーマルですが、車高とアライメントの調整だけでもだいぶ走りやすくなると思います。
一気にサスやマフラーなども含めたクローン化をするのも良いですし、徐々に進んで行くのもアリですね。
いずれにしてもGT4のポテンシャルを引き出す18インチ化はサーキット用としても峠用としても、オススメです!!
チューニングで速さを求めるのも当然だと思いますが、乗っていて楽しいクルマ、ワクワクするクルマを目指す事も非常に大事だと思っています。
このGT4を18インチ化する事は、まさにその両方を成り立たせるベストな方法だと思います。
フロントのキャリパー交換でアドバンTC-3・18インチホイールは入るようになりますので、是非GT4乗りの方はご検討ください!