ブログの更新が1週間ほど滞ってしまいました。
その間ドイツに出張に行っておりました。
今回の出張の目的はWEC第4戦、ニュルブルクリンクラウンド観戦と、ドイツのチューニングパーツメーカーなどを訪問する事。
WECの方はシンガポールのクリアウォーターレーシングからフェラーリ488GTEで参戦している澤圭太選手のパーソナルスポンサーの方をアテンドして、パドックから観戦。
昨年はルマンで観戦したんですが、今年はニュル。
やっぱりだいぶ雰囲気は違います。
まず予選日の土曜に到着してパドックへ。
グランドスタンド裏からコース上の橋を渡ってパドックへ行くのですが、早くもその橋の上からクルマの走りを見られます。
そしてパドックを上から見下ろす。
やっぱり規模が大きく日本のGTを少し上回っている感じです。
と言ってもルマンを見ているので、ルマンに比べるとどのチームも1/3~半分ぐらいの物量ですが。
トヨタのホスピタリティーやトランポも大きく展開しています。
早速クリアウォーターレーシングのピットへ。
もうスタッフの人たちとも顔見知りなんで、気持よくピットにも入れてくれました。
予選結果の方はイマイチでアマクラス5位。
肝心なのは決勝なんでチーム自体あまり予選結果は気にしていませんでした。
澤選手によれば決勝は問題が発生しなければ3位はゲットできそうだと自信ありげ。
明けて決勝日。
グリッド上はやはりかなりの人混み。
その中をかき分けて前の方からクルマの写真を撮ってきました。
まずトヨタ。
ポルシェ。
今回からLMP1はハイダウンフォース仕様でちょっと顔が変わりました。
ポルシェGTE。
フォードGT。ムチャ低いです。
そしてクリアウォーターレーシング。
こんな感じに毎回ルマン式スタート風にクルマを斜めに止めて、そこからフォーメーションラップにスタートしていきます。
すると、なんと予選4位のトヨタ⑧号車がいきなりのスロー走行。
止まりそうなスピードでピットに戻ってきました。
去年、今年のルマンと言い、今回のニュルと言い、トヨタ上手く行かない感じですね。
トヨタのスローダウンでフォーメーションが1周増えて、その後レーススタート!
LMP1は序盤1時間くらいは可夢偉がリードしていましたが、その後ポルシェにトップを譲ってからは、ポルシェがワンツーでトヨタは3位という展開で6時間後のゴールまで行きました。
私達も途中で1コーナーのスタンドへ移動。
1コーナーはTVなどで見るよりも凄く下りの傾斜が強く、特にクリップの所は段になっているので、結構ミスってオーバーランするクルマも多いので見ててもスリリングで飽きません(笑)
スタンド裏で売っているクレープも激うま!(笑)
終盤はポルシェのLMP1が2台連なって走行し、GTE・Proもポルシェが2、3位、Amもポルシェが1位と地元ドイツでポルシェの強さが強烈に印象に残ったレースでした。
澤選手のクリアウォーターレーシングはスタートドライバーの澤選手が序盤1時間で2位まで上がる見事なレース展開を見せてましたが、ピット作業の若干の遅れやWeng選手のドライビング中にコースアウトを喫したこともあり、結果クラス4位で表彰台までは届きませんでした。
しかし、依然ポイントでAmクラスリーダーを守っています。
全クラス物凄い僅差の戦いとなっているWECなので、この先も目が離せないレースが続くと思います。
トヨタもルマン、ニュルとポルシェに2連勝されて、チャンピオンシップも危うい状況。
もう少し頑張って、盛り上げてほしいな~
という事で、次は9月3日のメキシコ戦、9月16日のテキサス戦と1週おきの連戦となります。
ドイツ出張②へ続く・・・