ニュルの観戦を終えて、一度フランクフルトに戻り街中散策やディーラー巡りなどもしてみました。
今までドイツに来るとエッセンモーターショーがメインの目的で、フランクフルトはほぼ素通りしてデュッセルドルフに行くことが多かったので、今回街中散策は初めてでした。
さすが都会なので街中でも高級ブティック街ではポルシェを結構見かけます。
ポルシェ以外も高級車はチラホラいて、テスラなんかもディーラーがあって結構見かけました。
もしかしてマット色が流行っているのか、マット色も何台か見かけました。
上の写真のアウディA6アバントもガンメタマットです。
スマートもガンメタマットで結構カッコイイ。
ラッピングかと思ったら、ペイントでした。
ディーラーにはドイツ在庫だった993RSのミッションパーツを頼んだりしないといけなかったので、ポルシェセンター・フランクフルトへ行ってきました。
やっぱりかなり大きい規模です。
クラシックの所には綺麗なグリーンのナローが。
値段を聞いたら売り物ではないそうです(笑)
その他にもエクスクルーシブのコーナーにはカレラが。
タルガも結構人気のようで、街中でも数台見かけました。
マカンSには当社デモカーと同じフロントリップが。
塗装しないで樹脂のまま取付してました。
外には綺麗な964カブリオレも。
結構空冷の預かり車両が多かったり、356がメンテしてたり古いポルシェも想像以上に多かったですね。
フランクフルトを後にして、次に向かったのがマンハイムとシュトゥットガルト、そしてフライブルク。
前日までと打って変わって、突然日本と同じような酷暑になったドイツ。
なんと35度です。
オイオイ、暑いぞ!
そんな怒りも一人で飲み混みつつ、この日の宿泊は前日にBooking.comで予約したサービスエリアにあるホテルを使ってみました。
レセプションの位置が分かりにくかったりして少し迷いましたが、システムが分かれば簡単でした。
中は日本のビジネスホテルちっくで必要にして十分。
なかなか綺麗でまったく不満は無しでした。
ニュルの後はポロ・ディーゼル(MT)のレンタカーに乗り換えたのですが、これが結構良く走る。
高速も空いてれば160~170km/hで巡行できます。
感心したのは150km/hを超えたくらいからステアリングがしっとり重くなってフロントの接地感が増す事。
そのスピード域でも非常に安定して怖くないです。
やっぱり空力が良いのでしょう、さすが!ドイツ車。
そして次の日向かったのがFREISINGER。
以前ルマンや耐久レースで有名なチームです。
もうレースやらないの? と聞いたら、18年やれば十分だ!!と言われました(笑)
ここは空冷のみでレースパーツ関係が多い所。
写真不可でしたが珍しいレースカーやエンジンなども置いてありました。
FREISINGERを後にして次はテックアートさんにもお邪魔しました。
テックアートさんは超ウェルカムで会社の中の秘密の所まで全部見せてくれました。
写真が多いので、それは次回に持ち越します。
そして、次はいよいよポルシェの本拠地、シュトゥットガルトへ。
お約束のポルシェ博物館に行ってきました。
そして目の前のポルシェセンターにも。
当然どデカイです。
ここにも無塗装のリップ付けたマカンが。
このリップはやってるのか?(笑)
ここへ到着する途中、ナビが迷って違う所へも連れていかれました。
そこには巨大なポルシェの工場が建設中。
さらに、ヴァイザッハの研究所へも行ってみると、丁度退勤時間と重なり。
研究所の回りは大渋滞。
驚いたのは、その車列がポルシェだらけ。
社員がこれだけポルシェ乗れる会社って、どんだけ儲かってるんだ? (笑)
研究所の回りの施設や道路も工事中だらけで、どんどん施設が新しくなっているのを目の当たりにしました。
いや~やっぱり凄いわ! ポルシェ。
この日はこれも当日の午前中にBooking.comで見つけた田舎の高台にあるホテルへ宿泊。
あまりに僻地なので、期待してなかったのですが意外や意外、なかなかオシャレなホテルでゴハンも美味しかったのです。
ただ、連日35度もあるのにエアコンなし。
置いてあった小さい扇風機が命綱でした(笑)
その次の日は早めにFVDさんへ。
ポルシェパーツの通販で有名な所ですね。
出も行ってみると、あまり大きな規模ではなく当社と同じくらいの感じ。
待合室にはイスが2つのみでした(笑)
FVDのパーツはウチでも取り扱いできるので、欲しいものがあれば言ってくださいね~
と、こんな感じで6日間で1,700kmを走り切った出張も終わりました。
道中のアウトバーンは結構工事中区間が多かったり、制限速度区間が多かったりと昔に比べるとガンガン飛ばせるイメージは薄らぎましたが、走行車線が130~150km/hで流れているのは前と一緒。
その速度でも車間距離が日本の高速と一緒というのも変わらず。
みんな緊張感をもって一生懸命ドライビングしている。
相変わらず『スピード=善』な感じで走っていて凄く楽しかったです。
逆に街中の細い道は30km/h制限で、みんなきちんと守って走っていて、このメリハリが非常に効率的でストレスを感じさせないので、日本も是非見習うべきだと思いました。
1,700km走っても唯一1回だけ軽い事故を目撃しただけっていうのが、このドイツの交通状況を物語っていると思いました。
ちなみにポロ・ディーゼルの燃費はおおよそ16.5km/hという所。
あれだけ飛ばしてこの燃費はやっぱり凄かったです。