先週の日曜日、PCCJの今季最終戦が鈴鹿サーキットで開催されました。
本来F1の前座レースでの開催だったのですが、F1が開催されなかったのでスーパーフォーミュラーの最終戦のサポートレースとして開催されました。
PCCJにはプロクラス、プロアマクラス、アマクラスの3クラスがありますが、3クラスともチャンピオン争いは最終戦までもつれていましたので、この最終戦がチャンピオン決定戦でした。
当社はアマクラスにMasa TAGA選手とKUMA選手がエントリーしていて、最終戦前の段階でMasa TAGA選手がシリーズ1位、KUMA選手がシリーズ2位です。
3位の選手とKUMA選手は20ポイント差があるので逆転はされないので、クレフモータースポーツのチームメイトのどちらかがチャンピオンになるという嬉しい状況での最終戦でした。
MasaTAGA選手は完走できればチャンピオン獲得。
KUMA選手がチャンピオンになるにはMasaTAGA選手がリタイヤし、KUMA選手が3位以上に入る事が条件です。
チームとしては1年間の集大成として、2人のドライバーに思いっきり戦ってもらいチャンピオンを決めて欲しかったので、とにかくクルマにトラブルが出ないように気をつけました。
そんな中、土曜日の予選でMasa TAGA選手が会心のアタックを決めて1位、KUMA選手も2位につけここまでは順調でした。
二人ともコースレコード更新して速さを示せたと思います。
そして日曜の決勝を迎えましたが、あいにくの雨。
レースを左右する要素が増えてしまって、気持ち的には嫌な感じでした。
そんな感じが出てしまったのか、スタートの1コーナーでMasaTAGA選手がスピンして最後尾へ落ちてしまいました。
KUMA選手はそのスピンを交わして1位へ。
その後KUMA選手はトップをキープしてたのですが、終盤スプーンコーナー出口でスピン。
これでMasaTAGA選手は2位に上がり、KUMA選手は最後尾の4位へ。
と、荒れたレースとなってしまいましたが、MasaTAGA選手はチャンピオン獲得に必要な完走を果たし、2位を得たのでチャンピオン獲得となりました!
自動的にKUMA選手はシリーズ2位を獲得です。
カーボン製のトロフィーがむちゃくちゃカッコいいです!
これでチームとしてはワンツーでシリーズを終えられ、チームとしても2人のドライバーとしても参戦初年にも関わらず、最高の成績を収める事ができました。
速いドライバー2人に恵まれ、チームスタッフもシーズン通してミスなく仕事をしてくれたので、この成績に繋がったと思います。
2人のドライバーにもチームスタッフにも、そしてアドバイザーとしてチームに帯同してくれた坂本祐也選手にも本当に感謝しています。
これで今年のPCCJシリーズ参戦は終了し、また来年参戦するかどうか? これから調整していくことになります。
また、コロナ禍の中で大変な状況にも関わらずシリーズを運営して頂いたポルシェジャパンとコックスのスタッフの方たちにも感謝したいと思います。
1年間応援していただいた皆様、頑張ってるね!とお声かけ頂いた皆様、励みになりました。
本当にありがとうございました。
※クレフモータースポーツでは2022年のPCCJまたはPSCJに参戦されるドライバーを募集しております。参加に興味のある方はメール(info@cref-ms.jp)までご一報ください。
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