やっぱりウイングは大切

昨日は午前中はサーキットへ行こう!だったんですが、午後は澤圭太選手主催のワンスマ・走行会で991GT3-RSのテストをしてきました。

イロイロパーツを換えてから初走行だったので、まずはまともに走るか? が最初のハードルでしたが、そこは問題なくクリア。

澤選手に乗ってもらう事も出来たので、インプレを聞いてみると、サスはオーリンズのイニシャルセットでかなり良いという事で、スプリングレートはこれで行けそうです。

ただ、減衰の設定は前後とも少し弄っていく必要があるので、それはこれからの課題になりました。

一番気がかりだった991GT3-Rのリヤウイングはと言うと・・・澤選手曰く『完全な空力アンダーです(笑)』という事で、やっぱりリヤウイング効きすぎて曲がらない状態になっちゃってました。

まあ予想通りと言えば予想通りです。

その分最高速も、ラップタイムもイマイチ延びず今の所タイムはノーマルと大差ありません。

ただ、リヤウイングのお蔭でブレーキングの安定感は抜群で、第3セクターも感触が良いらしいので、前後の空力バランスを取って行けばまだだいぶダイムも上がりそうです。

時間があまり無かったので色々テストは出来なかったですが、一番簡単にできる比較としてリヤウイングを外してみました。

これで最高速はかなり伸びるだろう・・・と思ってたのですが、実際走ってきてもらったオーナーさんに聞くと、怖くて走れない!と。

ストレートでも200km/h以上だと左右に振られるし、ブレーキングも全然不安定で止まらない。

コーナーはかなりのオーバーステアで、ケツが出る出ると。

オーナーさんもこんなに違うとは思わなかったというほどの激変だったのです。

ウイングだけ外してアップライトは装着したままだったので、アップライトで空気の流れを乱してしまって余計に不安定になったと思うのですが、ウイングの威力を思い知ったテストでした。

今後は大きすぎるリヤウイングを加工して小型化して、マウントの方法も変更する予定。

そしてサスもセッティングをして行きますので、ノーマルタイヤで楽に50秒を切れる仕様にしたいと思います。

2017年12月08日