TPMセンサーをコピー

サーキット走行される方でホイールを複数セット使う方がいると思うのですが、そういう人向けのネタです。

最近のクルマは純正のTPMセンサーが付いているクルマが非常に多くなってきました。

ポルシェも例外ではありません。

これ、タイヤの空気圧をモニターできるので、一般道でもスローパンクチャー見つけられるし、空気圧調整の時期も分かるし、非常に便利です。

サーキットだと、始めはエア圧を下げて走り始めるので、だんだん温まってきて空気圧が上がってくるのをモニターで確認出来て、全開走行を始められるタイミングが良く分かります。

ただ、サーキット用に複数セットのホイールを使う場合、純正のTPMセンサーは個別に番号が有って、その番号を基本的に1セットしかクルマ側が認識してくれず(車種によっては2種類登録できるのもあるそうですが)、2セット目、3セット目のホイールのセンサーの番号は登録できず、車両が認識しないのです。

そこで、今回初めて試したのが社外品のTPMセンサーに純正と同じ番号をコーディングして、純正の複製を作ってしまう方法です。

これがコーディングするテスターとセンサー本体。

これに社外センサーをセットして、純正と同じ番号を打ちこんで2セット目、3セット目、さらにそれ以上のホイールセットでも同じように使えるようになります。

デモカーのGT4はアドバンホイールを3セット使っているので、これでそのホイール全部でTPMセンサーが使えるようになりました。

サーキット走行でもそうですが、スタッドレスを使う可能性の高いマカンやカイエン、パナメーラなどでも使えると思いますので、今年のウインターシーズンに思い出してください!

2018年05月24日