昨日はクロスミッション化したケイマンGT4の慣らしをサーキットの往復でしてきましたが、期待したどおりかなり良い！です。
今回は1、2速はそのままで3～6速をレシオを変えたギヤで組み込みました。
峠道レベルでのインプレですが、どのギヤを選んでもパワーバンドから外れないので、格段に走りやすいです。
適正なギヤを選んでいればどこからでも加速していく感じがします。
もちろん今までより速く走れますが、それより乗ってて楽しさ倍増！な感じです。
フラストレーションが無いっていいですね。
フジスピードウェイでも今まではストレーロで6速入りませんでしたが、6速には簡単に入るようになり、冬だったら最高速が出る所で6速で7,000回転以上回ると思うので、最高速ものびるしそこまでの加速も速くなると思います。
早くサーキットデビューさせたいものです。
ただ、このクロスミッション化、簡単ではありません。
997までとは大きく違い、ポルシェからミッション関係の部品の供給が基本的にありません。
要は何かミッションに問題があればアセンブリー交換が前提です。
分解組み立てを前提に設計されてないので、分解するのは実はかなり大変です。
今回は分解するのに特殊工具をオリジナルで製作し、なんとか分解できましたが、これはメカニックの腕の問題になってくると思います。分解組み立て中のミッション。
そして、ミッション分解の原因を作った壊れた3速。
これ、こう見ると普通ですが、分離しちゃいけない物なのです。一体になっていて初めて仕事します。これがこうなっちゃうのは恐らく品質管理の問題だと思います。ポルシェしっかりしてくれよ～ケイマンGT4にはこのほかにもファイナルギヤ交換やOS技研のLSD装着など、駆動系のメニューがありますので、それは明日にでもまたご紹介します。