現車合わせでパワーアップチューン

今月に入って、パワーアップ系のオーダーが増えています。

とりあえず決まっているのがケイマンGT4と981ボクスター。

どちらもIPDプレナム+BMCエアクリーナー+997GT3用大径スロットル+COBBアクセスポートです。

さらに排気系はスポーツ触媒付きEXマニホールドも交換です。

これだけ装着して、さらに現車合わせでセッティングを行います。

もちろん現車合わせまでしなくてもパワーアップしますので、ノーマルとは全然違うフィーリングになりますが、現車合わせするとさらに『洗練』されていきます。

現車合わせと言っても実際どんなことをやるかと言うと・・・

まずパーツをインストールして、そのあと試走します。

その時にCOBBアクセスポートでエンジンの走行データをロギングします。

そのロギングデータを専用ソフトで解析すると、この領域はもっと点火進角を進められるな・・・とか、ここの回転域はノッキング感知してるから、クルマが自動的に点火進角を遅らせて本来のパワーが出てないな・・・とか、色々なことが分かります。

そこで、その部分を改善したMAPを作成してクルマに再度インストール。

そしてまた試走します。

こんな事を繰り返していきます。

もちろん私が乗ったフィーリングで、2種類のMAPでどちらが良いか判断をしたり、どの回転域でパワーの落ちを感じるとか、かなり細かいフィーリングを反映していくのです。

そうすると、最終的にはまさに『洗練』という言葉がピッタリの滑らかなパワーフィーリングになっていきます。

お客さんはこの過程で乗ってないので、そこまで細かい事は分からないと思いますが、試走の途中だとこんな細かな調整をしているのです。
それもこれも、デモカーのケイマンGT4で色々試した結果がノウハウとしてたまっているからできる事なんです。

このケイマンGT4、いつでも試乗できるようにしておきますので、興味ある方は是非試乗の予約をお願いします!!

エンジンはもちろん、サスやブレーキのフィーリングなど確かめて頂けます!

試乗のご予約はinfo@cref-ms.jpまでお願いします!

2018年11月04日