悲喜こもごものPCCJ開幕戦、岡山国際サーキット

先週末のPCCJ開幕戦、岡山国際サーキットラウンドに参戦してきました。

#62KUMA選手と#84Masa TAGA選手の2台体制です。

開幕戦だしクレフモータースポーツとして2台でシリーズ参戦するのも初なので、色々なことが起こるだろうな〜とは予想してたんですが、ある意味予想通りで(笑)悲喜こもごもの開幕戦となりました。

結果から言うと

アマクラス
#62 KUMA選手 
第1戦 予選1位 決勝リタイヤ
第2戦 予選1位 決勝3位

#84 Masa TAGA選手 
第1戦 予選2位 決勝優勝
第2戦 予選2位 決勝5位

となりました。
予選はKUMA選手がどちらも1位でしたが、Masa TAGA選手もプラクティスのタイムをかなり削って、KUMA選手に迫っていきました。結果二戦とも予選ワンツーをゲットできました。
KUMA選手のコースレコードは来年から992型に移行し、岡国も今年もうないため、991後期型では永遠に破られない記録になりました。今までの練習の成果が出た素晴らしい予選でした。

第1戦の展開は・・・
スタートをきめたMasa TAGA選手がKUMA選手をかわして1位で帰ってきました。しかしKUMA選手はモスエスでギリギリのところでマナー良くMasa選手を先行させたのですが、そのために後続にも詰め寄られてしまい、アトウッド入り口で他選手にインに入られ、アウト側のラインを通ったのですが、KUMA選手を抜いたと勘違いしたドライバーがアウト側に寄ってきたため、KUMA選手の右フロントと左リヤが接触し、KUMA選手はダメージを受けてしまいました。車載カメラで確認しましたが、あれはよけられません。そのままゆっくりピットに戻ったものの、ブレーキとアップライトが壊れていてリタイヤに終わりました。
Masa TAGA選手はトップを快走して、そのままデビューウインを飾りました。PCCJアマクラスデビューウインってなかなか出来ないことをやってのけたMasa TAGA選手、そのままチームに初優勝をプレゼントしてくれました。まさに松山のマスターズ優勝級?!(笑)

第2戦の展開は・・・
第1戦後にメカニックが壊れたパーツを交換し、アライメントなどを調整して元通り走るようになったKUMA選手がスタートを決めてトップで帰ってきました。そのまま15周のレース、後ろから常にプレッシャーをかけられていましたが、ずっと耐えてトップを守っていたKUMA選手ですが、最終ラップのアトウッドでハーフスピンを喫して後続2台に先行されて悔しい3位でのチェッカーでした。
Masa TAGA選手はスタートに失敗し最後尾まで落ちてしまいましたが、先行するクルマに追いつき、毎周激しくプレッシャーを掛けましたが、なかなか抜けず、最終的にスピンをしてしまい、5位でフィニッシュでした。

1戦、2戦とも2人のドライバーが実力を発揮してどちらも予選ワンツー、そしてコースレコードも記録したことは最高でしたし、第1戦でMasa TAGA選手がデビューウインを飾ったこともチームにとって勇気づけられる結果でした。

このように悲喜こもごもの開幕になりましたが、二人のドライバーの素晴らしいスピードは今後のシリーズでも発揮してもらえると思います。

あとは少しの幸運とレースに慣れてくれれば、今回以上の成績は自然についてくると思います。

2人のドライバーとも今は伸び代しか見えない楽しい状況なので、今後の展開が楽しみです!!


私の個人的な感想としては、やっぱりPCCJはレベル高いな〜と言うこと。

アマクラスが5台と寂しくはなってしまいましたが、皆さん速いししぶといし、決してレベルは低くありません。

ちょっとしたミスですぐに前に行かれちゃうし、行かれちゃうと簡単には抜けません。

相当ハイレベルのレースです。

それだけに挑戦しがいのあるレースだとも言えます。

今後もチームとして反省点は克服し、強いチームを作って行こうと思います。

次は5月3〜5日、GW中の富士スピードウェイになります。

今回もスーパーGTのサポートレースです。

地元フジで好成績を残せるようにしっかり準備したいと思います。

2021年04月12日