中古車代行オーションでおすすめの業者ランキング4選を比較!

中古車代行オーションでおすすめの業者ランキング4選を比較!
クレフィ
中古車オークション代行なら、本当に安く安心して希望の車を購入できる?

中古車をより手頃に購入したい方には、業者向けオークションの代行サービスが選択肢の一つです。

納得のいく一台を選ぶには、車両状態や総額、落札後のルールを確認し、信頼できる業者に依頼することが大切です。

本記事では、オークション代行の仕組みや費用、メリット・デメリットを解説し、おすすめの4社を比較します。

目次

中古車オークション代行とは

中古車オークション代行とは

中古車オークション代行は、ふだん個人では参加できない業者向けのオークションで、車探しから落札までを任せられるサービスです。まずは基本のしくみと、あわせて知っておきたい売却サービスとのちがいを順番に見ていきましょう。

中古車オークション代行は業者向け会場での購入を依頼するサービス

中古車オークション代行とは、オークションに参加する資格をもつ業者に、あなたの代わりに希望の車を落札してもらうサービスのことです。

全国には、中古車販売店や買取店が車を売り買いする「オートオークション」の会場が数多くあり、参加するには会場が発行する資格を取らなければなりません。資格を得るには古物商の許可のほか、入会金や連帯保証人なども求められるため、個人での参加はむずかしいといえるでしょう。

そこで、資格をもつ代行業者が間に入り、次のような流れで希望の車探しから入札までを行います。

  1. 希望の車種や予算を伝える
  2. 出品リストから候補を選ぶ
  3. 車の状態の報告を受ける
  4. 上限の金額を決めて入札する
  5. 落札後に代金を払い、納車

落札できなかったときも、次の回のオークションで引き続き探してもらえる業者は多いです。下見の有無や支払いのタイミングは業者ごとにちがうため、申しこむ前にくわしく確認しておきましょう。

中古車の売却オークションは購入代行とは異なるサービス

インターネットで「車 オークション」と調べると、車を売るためのオークションサービスも多く見つかります。名前はにていても、目的やお金の流れはまったくちがうため、しっかり区別しておくことが大切です。

項目購入代行売却オークション
目的ほしい車を安く買う今の車を高く売る
お金の流れ車の代金と手数料を払う売れたお金を受け取る
入札する人代行業者があなたの代わりに入札買取店などの業者が入札
サービスの例オークサポートなどユーカーパックなど

売却オークションは、あなたの車を出品し、全国の買取店や販売店に値段をつけてもらうしくみです。買いかえで今の車を手放す予定があるなら、購入代行とあわせて使うことで、乗りかえにかかる負担を軽くしやすくなるでしょう。

代行業者のなかには、購入だけでなく、売却のための出品を手伝ってくれるところもあります。利用しようとしているのが購入と売却のどちらのサービスなのかを、申しこむ前に公式サイトでかならず確かめてください。

中古車オークションを活用して購入できるおすすめサービス4選

中古車オークションを活用して購入できるおすすめサービス4選

ここでは、業者向けのオートオークションから中古車を探せるサービスを4つ紹介します。手数料の決まり方や保証、使える地域は業者ごとに大きくちがうため、まずは表で全体をくらべてみましょう。

サービス名手数料・費用保証対応エリア
ガリバー予算(支払総額)の中で提案国産車は最長10年
(6か月以上は有料)
全国の店舗
オークサポート代行手数料5万円(税別)希望すれば付けられる全国
くるまオークションドットコム落札価格の5%が基本独自の「3サービス+5保証」愛知・岐阜・三重・静岡
UMV Japan2万円か落札価格の2.5%の高い方1~3年の保証を別料金で付けられる全国

※料金やサービス内容は、2026年9月時点の各公式サイトの情報をもとにしています。内容は予告なく変わることもあるため、申しこむ前に公式サイトで最新の情報を確認してください。

ガリバーは在庫にない中古車もオートオークションから探してもらえる

ガリバーは全国に店舗をもつ中古車販売店で、店頭やネットに希望の車がないときは、オートオークションから探してもらえます。

サービスの形販売店が代わりに探して落札
(車両オーダー)
手数料・費用予算(支払総額)の中で提案
利用できる会場全国約95か所
(2024年の仕入れ実績)
対応エリア全国の店舗
下見・車の確認スタッフが状態と相場を見きわめて提案
保証国産車は最長10年(6か月以上は有料)
国産車は納車後100日以内の返品も可(条件あり)
相談の方法来店して相談
(自宅への無料出張もあり)
運営会社株式会社IDOM
こんな人におすすめはじめてで不安な人
保証を重視したい人           

車両オーダーでは、希望の条件と予算を伝えると、スタッフが車の状態や相場を見きわめて提案してくれます。店舗でオークションの説明を受けながら車探しを進められるため、はじめての方でも安心しやすいでしょう。

2012年1月から2025年1月までに、利用者の希望をもとにオークションから仕入れて販売した台数は、累計約9.9万台にのぼります。大きな強みは、オークションから探した車でも、修復歴のチェックや長期保証、返品のしくみを使える点です。

支払総額で提案してもらう形なので、落札価格と手数料を分けて知りたい方は、見積もりのときに内わけを確認しておきましょう。

オークサポートは落札価格を確認しながら中古車を購入できる

オークサポートは、落札価格などの明細をかくさず公開している、全国対応の中古車オークション代行業者です。

サービスの形代行業者が入札を代行
手数料・費用代行手数料5万円(税別)
※100万円以下の車は割引あり(期間限定)
会場の落札料1万1,000円(税別)、陸送費は実費
利用できる会場全国30か所以上に加盟
対応エリア全国
下見・車の確認検査員が写真つきで報告
保証希望すれば付けられる
相談の方法電話・メールでやりとり
運営会社サントレイド株式会社
こんな人におすすめ費用の内わけを知りたい人
相場を見て予算を決めたい人             

代行手数料は成功報酬のしくみなので、実際に車を落札できるまでは、費用がいっさいかかりません。検査員が会場で車に乗りこんで確認し、1台につき15枚前後、多いときは20枚以上の写真を送ってくれるので、状態をくわしく知ったうえで入札できます。

代金は車を受け取ってから支払う流れのため(高額車はのぞく)、届く前にお金だけを払う不安が少ない点も安心材料です。オークサポートの公式サイトでは、車種ごとの過去のオークション相場を、だれでも無料で調べることが可能です。入札の上限を決めるときの目安になるため、相場を見ながら予算を考えたい方に向いているでしょう。

くるまオークションドットコムは専任担当者へ落札を依頼できる

くるまオークションドットコムは、名古屋市に店舗をかまえ、担当スタッフと顔を合わせて相談しながら車を探せる代行サービスです。

サービスの形代行業者が入札を代行
手数料・費用落札価格の5%が基本
利用できる会場全国90か所以上
対応エリア愛知・岐阜・三重・静岡
下見・車の確認会場の検査員によるチェック情報を公開
保証独自の「3サービス+5保証」
(車種により対象外あり)
相談の方法店舗での対面相談に対応
運営会社株式会社メディアトラスト
こんな人におすすめ東海エリアに住む人
対面で相談したい人             

担当スタッフに希望の条件を伝えれば、あなたに合う1台を探して、落札まで進めてもらえます。会場の検査員による第三者のチェック情報や落札結果を公開しているため、価格にも納得しやすいでしょう。

条件を満たせば2年間の無料修理保証を受けられるなど、買ったあとの不安を減らせる点も強みです。ただし、対応エリアは愛知・岐阜・三重・静岡が中心なので、ほかの地域に住んでいる方は申しこめるかを先に確認してください。

UMV Japanは全国の中古車オークションから希望車を探せる

UMV Japanは、全国100以上のオークション会場を利用し、毎週およそ15万台のなかから希望の車を探せる代行業者です。

サービスの形代行業者が入札を代行
手数料・費用2万円か落札価格の2.5%の高い方
(ネット受付の場合)
利用できる会場全国100か所以上
対応エリア全国(各地での登録・納車に対応)
下見・車の確認検査員による下見代行(有料)
保証1~3年の保証を別料金で付けられる
相談の方法メール・電話が中心
運営会社株式会社UMV
こんな人におすすめ手数料をおさえたい人
ローンを使いたい人             

代行手数料が2万円からと低めで、車検や整備、保証などを必要な分だけ選んで付けられます。落札した車の代金は会場へ短い期間で支払う決まりがあり、現金一括払いのみの業者も少なくないなか、オートローンを使える点も特徴です。

フランチャイズ店の店頭で受け付けた場合は、代行手数料が5万円以上になる点に注意しましょう。オークション事務所は対面での接客を行っていないため、メールや電話でのやりとりに不安がない方に向いています。

中古車の売却におすすめのサービス3選

中古車の売却におすすめのサービス3選

買いかえで今の車を手放すなら、売却にもオークション形式のサービスを使うと、より高く売れることが期待できるでしょう。ここでは、業者とのやりとりが少なく、はじめてでも使いやすい3つのサービスを紹介します。

ユーカーパックは査定1回で複数の買取業者から入札を受けられる

ユーカーパックは、1回の査定を受けるだけで、全国の買取店が参加するオークションに出品できるサービスです。

売却のしくみオークション形式
(全国の買取店が入札)
入札する業者の数全国8,000店以上
手数料無料(手数料なし)
査定の受け方査定は1回だけ
やりとりする相手ユーカーパック1社のみ
運営会社UcarPAC株式会社
こんな人におすすめ電話の対応を減らしたい人
手数料をかけたくない人             

査定の結果をもとに多くの買取店が競り合うため、1社だけに見せるより高い価格がつきやすいしくみです。個人情報は買取先に決まった業者にしか公開されず、商談もユーカーパックが代わりに行ってくれるので、手間をかけずに売りたい方に合うでしょう。

セルカは中古車販売業者が参加するオークションへ出品できる

セルカは、中古車販売店などのバイヤーが9,000店以上登録している、独自のネットオークションに車を出品できるサービスです。

売却のしくみオークション形式
(登録したバイヤーが入札)
入札する業者の数9,000店以上
手数料成約したときのみ33,000円(税込)
査定の受け方無料の出張査定
(地域により提携店で査定)
やりとりする相手セルカ1社のみ
運営会社クイック・ネットワーク株式会社
こんな人におすすめ最低価格を決めて売りたい人
売却を急がない人           

出品のときに「この金額をこえたら売る」という売切金額を決めるため、思ったより安く手放してしまう心配がありません。売切金額に届かなかったときは売らずに終えることもでき、費用もかからないしくみです。

オークションは基本的に毎週月曜と金曜に開かれ、全国のバイヤーがネット上で入札します。注意したいのは、成約したあとに自分の都合で取り消すと、キャンセル料がかかる点です。入金までにも日数がかかるため、急いで現金がほしい方は、日程にゆとりをもって申しこみましょう。

MOTA車買取は高額査定の上位3社だけと交渉できる

MOTA車買取は、最大20社がネット上で入札し、査定額が高かった上位3社とだけやりとりできる車の一括査定サービスです。

売却のしくみ一括査定
(最大20社がネット上で入札)
入札する業者の数最大20社
手数料無料
査定の受け方最短3時間後にネットでおおよその額がわかる
(そのあと上位の会社が実車を確認)
やりとりする相手高額査定の上位最大3社
運営会社株式会社MOTA
こんな人におすすめ早く相場を知りたい人
電話の多さが苦手な人            

申しこみの入力は45秒ほどで終わり、最大20社のおおよその査定額をネットで見くらべてから、上位の会社とだけ話を進められるのが特長です。たくさんの会社から一度に電話がくることもある一般的な一括査定とちがい、落ち着いて売却先を選べるでしょう。

中古車オークション代行で購入するメリット

中古車オークション代行で購入するメリット

オークション代行を使うと、価格の安さだけでなく、車の探しやすさや情報の多さでもメリットがあります。ここからは、店頭で買う場合とくらべたときの主な利点を、4つに分けてくわしく見ていきましょう。

中古車販売店より安く購入できる可能性がある

いちばんのメリットは、中古車販売店の店頭価格よりも安く車を手に入れられる可能性があることです。

店頭価格には、オークションで仕入れた価格に、整備費や人件費、お店の利益などが上乗せされています。代行を使えば、業者どうしが取引する価格に手数料などを足した金額で買えるため、差額が大きくなることもあるでしょう。

たとえばオークサポートの公式サイトでは、同じ車を例に、店頭で買うより約40万円安くなる試算を紹介しています。ただし、あくまで一例なので、手数料や諸費用をふくめた総額でくらべることが大切です。

全国の出品車両から希望条件に合う中古車を探しやすい

オークション代行なら、近くのお店の在庫にしばられず、全国の会場に出品された車のなかから探せます。

業者向けのオークションは全国の会場で開かれており、一日に数千台もの車が落札されるほど大きな市場です。年式や走行距離、色、装備など、こまかい条件までこだわりたい方にとって、選べる台数の多さは大きな利点でしょう。

店頭では「在庫から選ぶ」形になりやすいのに対し、代行なら「ほしい条件から探す」ことが可能です。ほしい車の条件がはっきりしているほど代行業者も候補をしぼりやすいため、希望はできるだけ具体的に伝えましょう。

希少車や特殊な条件の中古車を見つけやすい

流通している台数が少ない車や、めずらしい仕様の車を探しているときにも、オークション代行は心強い味方になるでしょう。

全国の会場には、限定モデルや年式の古いスポーツカー、輸入車など、店頭ではなかなか見かけない車も出品されています。いくつものお店を回るより、全国の会場から探したほうが、出会える可能性は高くなるでしょう。

ただし、人気の希少車は業者どうしの競り合いで、価格が大きく上がることもあります。入札する前に上限の金額を決めておき、予算をこえそうなときはいさぎよく見送る判断も大切です。

第三者による車両評価を購入判断に活用できる

オークションに出品される車には、会場の検査員が状態をチェックした「出品票」があり、買うかどうかを決める材料になります。

出品票には、評価点のほか、キズやへこみの位置、修復歴の有無などが書かれています。売り手でも買い手でもない検査員がつけた評価なので、お店の説明だけにたよるより、車の状態を客観的に知りやすいでしょう。

評価点の基準や書き方は会場によって少しずつちがうため、数字だけで良し悪しを決めるのは危険です。見方がわからないときは、代行業者に「気になる点はどこか」をえんりょなく聞いてみてください。

中古車オークション代行で購入するデメリット

中古車オークション代行で購入するデメリット

オークション代行には、安く買える可能性がある一方で、店頭で買う場合にはない注意点もいくつかあります。買ってから失敗したと感じないように、次の8つのデメリットを知ったうえで、利用するかどうかを決めましょう。

落札前に中古車を直接確認できない場合がある

業者向けのオークション会場には一般の人は基本的に入れないため、落札する前に自分の目で車を見られないことが多いです。

落札前の車の状態は、代行業者による下見の報告や写真、会場の出品票をもとに判断することになります。下見が有料の業者や報告の中身がかんたんな業者もあるため、どこまで確認してくれるかを前もって聞いておきましょう。

購入前に中古車を試乗できない

業者どうしが取引するオークション会場では、落札する前に車を試乗して、乗り心地をたしかめられないのが基本です。

エンジンの音や走り出しの感じ、ブレーキのききなどは、実際に運転しないとわかりにくい部分です。代行業者に「エアコンやライトが正しく動くか」などの確認をたのんでおくと、不安を少し減らせるでしょう。

運転のしやすさを重視する方は、同じ車種を販売店で一度試乗してから、オークションで探すのもひとつの方法です。

出品票や写真だけで車両状態を判断する必要がある

オークション代行では、出品票と写真という限られた情報から、車を買うかどうかを決めなければなりません。

写真ではわかりにくい小さなキズや車内のにおい、シートのよごれなどは、届いてから気づくこともあります。評価点だけで決めずに、写真を多く送ってくれる業者を選ぶなど、できるだけ多くの情報を集めることが大切です。

落札価格以外の諸費用がかかる

オークション代行で支払うお金は落札価格だけではなく、車を受け取るまでに次のような費用がかかります。

費用内容
代行手数料代行業者に払う手数料
落札料オークション会場に払う手数料
陸送費会場から自宅まで車を運ぶ費用
リサイクル料金車ごとに決められた料金
自動車税車検が残る車は残りの月の分
名義変更などの費用手続きを任せる場合の費用
車検・整備の費用車検切れや整備が必要な場合

陸送費は会場と自宅がはなれているほど高くなり、車検が切れている車では車検の費用もくわわります。見積もりをたのむときは「落札価格のほかに何がいくらかかるか」を一覧で出してもらうと、総額をつかみやすいでしょう。

購入後の保証が付かない場合がある

オークションで落札した車は現状のまま引きわたされるのが基本で、販売店のような保証が最初から付いているとは限りません。

会場が受け付けるクレームをのぞき、買ったあとの故障は自分で直さなければならないケースも多いです。別料金で保証を付けられる代行業者もあるため、長く乗る予定の方は、保証の内容と料金を先に確認しておきましょう。

落札から納車まで時間がかかる場合がある

オークション代行は、希望の車が出品されるのを待ってから入札するため、店頭ですぐに買う場合より時間がかかりやすいです。

上限の金額を決めていると一度で落札できないこともあり、何回かオークションに参加するのもめずらしくないでしょう。落札したあとも、会場からの陸送や名義変更、車検の手続きなどに日数がかかるため、すぐには乗れません。

車検が切れる日や引っこしなど、車が必要になる時期が決まっている方は、ゆとりをもって早めに相談を始めるのがおすすめです。

中古車販売店で買うより支払総額が高くなる場合がある

オークション代行はかならず安くなるわけではなく、条件によっては販売店で買うより支払総額が高くなることもあります。

項目中古車販売店オークション代行
車の価格お店の利益などをふくむ落札価格に手数料などを足す
整備納車前にお店で行うことが多い自分で手配するか別料金
保証保証付きの車が多い保証なしか別料金が多い
価格の動き値引きの相談ができることもある競り合いで上がることもある

決まった額の手数料や陸送費は車の価格が安くてもかかるため、安い車ほど割高になりやすい点に注意しましょう。人気の車で競り合いになったうえ、整備や保証をあとから足した結果、店頭価格とほとんど変わらなくなることもあります。

実際の購入価格を確認できない場合がある

代行業者によっては、実際にいくらで落札したのかを利用者に見せず、手数料までふくめた合計の金額だけを伝えるところもあるので注意が必要です。

落札価格がわからないと、手数料や利益が上乗せされていても、利用者の側では気づくことができません。オークサポートやくるまオークションドットコムのように、落札価格や明細を公開している業者を選べば、支払う金額の内わけに納得しやすいでしょう。

気になる業者が見つかったら、まずは無料の相談や見積もりで「落札の明細を見せてもらえるか」「総額はいくらか」を確かめてみてください。安心して任せられる業者と出会えれば、希望の中古車を納得の価格で手に入れる近道になります。

中古車オークション代行で失敗しない業者の選び方

中古車オークション代行で失敗しない業者の選び方

中古車オークション代行は、どの業者に任せるかによって、支払う金額や買ったあとの安心感が大きく変わります。はじめての方でも失敗しにくい業者を見分けるために、7つのポイントを順番に見ていきましょう。

支払総額の内訳が明確な業者を選ぶ

もっとも大切なのは、最終的にいくら払うのかを、項目ごとにはっきり示してくれる業者を選ぶことです。

見積もりに「その他経費」のようなあいまいな項目が多いと、あとから費用がふくらむおそれがあります。申しこむ前に、次のような点を業者にメールなどで質問して、答えをひとつずつ確かめておきましょう。

支払総額で確認するポイント
  • 会場の明細を見せてもらえるか
  • 落札価格は税抜きか税込みか
  • 陸送費は実費か定額か
  • 見積もり以外の費用はあるか

落札価格に消費税を足して請求する形の業者も多いため、見積もりは税込みの総額でくらべるようにすると安心です。

見積もりは1社だけで決めずに、2~3社から取ってくらべると、手数料のおおよその相場がつかめます。項目の名前や数がそろっているかどうかも、業者の誠実さを見るヒントになるでしょう。

中古車相場の分析に強い業者を選ぶ

入札の上限をいくらにするかを決めるには、過去の落札データをもとに相場を読みとれる業者の力が欠かせません。

UMV Japanは、車の情報や落札相場、経費をもとに、入札する車と金額を利用者が決める流れを示しています。問い合わせの段階で「この条件なら、いくらくらいで落札されているか」を、データを見せながら説明してくれる業者なら安心でしょう。

同じ車種であっても、年式や走行距離、評価点のちがいによって、落札価格は大きく変わります。条件の近い車のデータでくらべてもらうと、上限の金額にも納得しやすくなるはずです。

相場より高すぎる上限や、安すぎて落札できそうにない上限をすすめられたときは、理由をえんりょなく聞いてみてください。

地方のオークション会場にも詳しい業者を選ぶ

中古車オークションの会場は全国にあり、都市部の大きな会場だけでなく、地方の会場にも希望の車が出品されることがあります。

UMV Japanによると、オートオークションの会場は全国に約150あり、同社はそのうち100以上の会場を利用しているとのことです。多くの会場を使いなれた業者なら、候補を広く探せるうえ、会場ごとの検査のくせもふまえて車を選べます。出品票の検査基準は会場や検査員によって少しずつちがうため、経験の多さが車の見きわめに差をつけるでしょう。

ただし、自宅から遠い会場で落札した車ほど、会場からの陸送費は高くなりがちな点に注意が必要です。どの会場まで下見に行けるのかと、自宅までの陸送費のめやすを、あわせて聞いておきましょう。

必要な手続きだけを依頼できる業者を選ぶ

名義変更や車検、整備などを、自分で行うか業者に任せるかを選べる業者なら、むだな費用をおさえやすいのが利点です。

項目自分で手配する場合業者に任せる場合
名義変更代行の費用がかからない平日に窓口へ行かずにすむ
車検・整備なじみのお店を選べる納車までまとめて進む
カー用品の取り付け好きなお店で選べる納車の時点で使える

UMV Japanは、車検や整備、保証をすべて付けることも、最小限にして自分で手続きすることも選べると案内しています。オークサポートも名義変更は自分で行うことをすすめつつ、時間がない方には格安の代行を用意しています。

連絡や打ち合わせの負担が少ない業者を選ぶ

オークション代行では、候補の車の確認や入札の判断などで、業者と何度も連絡を取り合うのがふつうです。

オークションは会場ごとに決まった曜日の日中に開かれるため、会社員の方は、仕事中の連絡に対応しにくいこともあるでしょう。前日に出品リストが届き、当日の朝までに候補を決めるといった流れの業者もあり、判断に使える時間はかぎられます。

UMV Japanのように、車の資料を画像やPDFでメールに送る方法を基本にしている業者なら、都合のよい時間に落ち着いて確認できます。

連絡できる時間帯や休みの日も業者ごとにちがうので、仕事の休けい時間や夜に確認したい方は、資料をメールで送ってもらえるか、返事の期限はいつまでかも聞いておきましょう。

キャンセル規定が明確な業者を選ぶ

契約したあとに取り消したくなったとき、いつまでなら取り消せて、いくらかかるのかが決まっている業者を選びましょう。

タイミングキャンセルの考え方
入札する前業者の決まりにより取り消せることもある
落札したあと原則として取り消せない
納車されたあと返品はむずかしい

オークサポートのように、途中で取り消した場合は内金(前払いのお金)を全額返すと明記している業者もあります。一方で、UMV Japanは落札成約後のキャンセルや返品は一切できないとしているため、入札する前に気持ちを固めておくことが大切です。

トラブル時の対応方針が明確な業者を選ぶ

届いた車に説明とちがう点があったとき、業者がどこまで対応してくれるのかを、前もって確かめておくと安心でしょう。

オークション会場へのクレームは、会員である代行業者をとおして申し立てる形になります。会場が受け付ける内容や期間はかぎられているため、「どんなときに、いつまでに、だれが動いてくれるのか」を聞いておきましょう。

説明や約束は口頭だけですませず、メールなど記録に残る形でもらっておくと、もしものときに話し合いを進めやすくなります。

保証に入る場合は、故障したときの連絡先や修理を受けられる工場の決まりもあわせて確かめておくと、いざというときにあわてずにすむでしょう。

中古車オークション代行を利用して購入する流れ

中古車オークション代行を利用して購入する流れ

中古車オークション代行で車を買うときは、おおむね次の8つのステップで進むのが一般的です。業者によって順番が少し前後することもあるため、まずは全体の流れをつかんでおきましょう。

  1. 買いたい車の条件を決める
  2. 落札の予算の上限を決める
  3. 代行業者と契約する
  4. 出品票や写真で状態を見る
  5. 入札をたのむ
  6. 支払総額を精算する
  7. 名義を変更する
  8. 車を受け取る

購入したい中古車の条件を決める

まずは、どんな車がほしいのかを具体的に決めて、代行業者に伝えられる形にまとめておきます。

購入したい中古車の希望条件
  • 車種とグレード
  • 年式と走行距離のめやす
  • ボディの色
  • ほしい装備やオプション
  • 修復歴車でもよいか

条件をしぼりすぎると候補が出にくくなるため、「ゆずれない条件」と「ゆずってもよい条件」を分けておくと、探しやすくなるでしょう。

修復歴車とは、事故などで車の骨組みにあたる部分を交換したり直したりした車のことをいいます。価格は安くなりやすい一方で、走りへのえいきょうが心配な方は、条件から外しておくと安心です。

落札に使える予算の上限を決める

次に、車にかけられる総予算から手数料などの諸費用を引いて、落札に使える金額の上限を決めておきます。

落札価格が税抜きで表示されている場合、実際に支払うのは落札価格の1.1倍に諸費用を足した金額です。総予算をそのまま入札の上限にすると、精算のときに予算をこえてしまうので注意しましょう。

たとえば総予算が200万円で、諸費用を20万円と見こむなら、落札に使えるのは180万円です。税抜きの落札価格なら、180万円を1.1で割った約163万円が、入札の上限のめやすになります。

上限を決めたら、競り合いで気持ちが熱くなっても引き上げないことが、失敗しないためのコツです。

中古車オークション代行業者と契約する

お願いする業者が決まったら、契約書を取りかわして、正式に入札を任せるための準備を進めます。

業者によっては、契約のときに内金の支払いや、本人確認の書類の提出を求められます。たとえばオークサポートでは、契約書を返送して内金を振りこみ、印鑑証明書と運転免許証のコピーを送る流れです。

契約書では、手数料やキャンセルの決まり、支払いの期限などを読みとばさずに、ひとつずつ確認しておきましょう。公式サイトに運営会社の住所や古物商の許可番号がきちんと書かれているかも、安心して任せられる業者かを見分けるポイントです。

出品票や写真で中古車の状態を確認する

契約がすむと、オークションに出る予定の車のリストや出品票、写真が届き、候補をしぼりこんでいきます。

出品票・写真で確認するポイント
  • 評価点と内装の状態
  • 修復歴の有無
  • 走行距離の表示
  • キズやへこみの位置
  • 車検の残りの期間

出品票だけでは気になる点が残るときは、代行業者に下見をたのんで、現車をくわしく見てもらいましょう。会場の検査は1台あたり数分から10分ほどで行われるといわれ、見落としがないとは言いきれません。

希望する中古車の入札を依頼する

候補が決まったら、入札したい車と上限の金額を代行業者に伝えて、オークションでの競りを任せましょう。

上限より安い金額で落札できた場合は、上限ではなく、実際の落札価格にもとづいて代金を支払います。オークサポートでは、上限180万円でたのんで160万円で落札できた場合、差額を取ることはないと説明しています。

上限をこえて競り上がったときは見送りとなりますが、次の回のオークションで、ほかの車に入札することも可能です。

落札後の支払総額を精算する

落札できたら、車の代金に手数料や諸費用を足した支払総額の請求が届くので、期限までに精算しましょう。

支払いの期限は業者によってちがい、UMV Japanは落札成約から2日以内(休日祝日をのぞく)と定めています。オークサポートのように、車を受け取ってから払えばよい業者もあるため(高額車はのぞく)、期限と方法を前もって確かめておくと安心です。

オートローンを使いたい場合は、審査がオークションの支払い期限に間に合うかどうかも、入札の前に業者へ相談しておきましょう。

請求書が届いたら、会場の明細と金額が合っているかを見くらべることも忘れないようにしてください。

落札した中古車の名義を変更する

オークションで買った車に乗るには、持ち主を自分の名前に変える「名義変更」の手続きが必要です。

名義変更は、道路運送車両法という法律で、持ち主が変わってから15日以内に行うよう決められています。普通車は運輸支局、軽自動車は軽自動車検査協会で手続きを行い、車の種類や住む地域によっては車庫証明なども必要です。

平日に窓口へ行く時間がとれない方は、代行業者や行政書士に手続きを任せる方法も考えてみましょう。名義変更をしないままにしておくと、自動車税の通知が前の持ち主に届くなど、トラブルのもとになります。

落札した中古車を受け取る

車は陸送で自宅や指定の場所に届けられることが多く、受け取ったらすぐに状態を確かめることが大切です。

中古車を受け取ったときの確認事項
  • 出品票とちがう点がないか
  • エアコンやライトが動くか
  • 車検証などの書類
  • スペアキーや付属品

会場へのクレームは受け付ける期間が短いため、気になる点を見つけたら、すぐに代行業者へ連絡しましょう。陸送の途中でついたキズがないかも確かめて、気になる点は写真に残しておくと、あとの話し合いがスムーズです。

中古車オークション代行で起こりやすいトラブル

中古車オークション代行で起こりやすいトラブル

オークション代行は便利な一方で、お金や車の状態をめぐってトラブルになることもあります。ここでは、よくある5つのトラブルのケースと、前もってできる対策をあわせて確認しておきましょう。

説明されていない手数料を請求される

契約のときに聞いていなかった費用を、落札したあとになってから請求されるのは、よくあるトラブルのひとつです。

たとえば、入札のたびにかかる手数料や、出品情報を提供するための情報料などが、あとから足されることがあります。オークサポートが通信料や情報提供料などは取らないとわざわざ明記しているように、業者によって取る費用の種類はさまざまでしょう。

防ぐには、見積もりを書面やメールでもらい、「ここに書かれていない費用は発生しないか」を確認しておくことが有効です。

届いた中古車に不具合が見つかる

出品票では問題がないように見えたのに、届いた車を動かしてみたら不具合が見つかるケースもゼロではありません。

会場の検査は短い時間で行われるため、エンジンや電気まわりの小さな不具合まではわからない場合があります。会場の規約では、検査の内容はあくまで参考であり、最終的な判断は買う側の責任とされるのが一般的です。

下見をていねいにしてくれる業者を選ぶことと、別料金の保証に入ることが、思わぬ出費をおさえる手立てになります。車が届いたら、なるべく早く整備工場で点検を受けておくと、会場のクレーム期間に間に合う可能性も高まるでしょう。

実際と異なる落札価格を伝えられる

悪質な業者のなかには、実際より高い落札価格を伝えて、差額を自分のもうけにするケースもあるといわれています。

落札価格が正しいかを確かめるには、オークション会場が発行した明細を見せてもらうのがいちばんです。相場のデータとくらべて大きく高いと感じたときは、根拠となる資料を出してもらいましょう。

希望していない金額で落札される

伝えたはずの上限の金額と、実際に落札された金額が食いちがってしまうトラブルもあります。

原因として考えられるのは、電話で伝えた金額の聞きまちがいや、税抜きか税込みかの思いちがいです。たとえば税抜きで200万円まで入札すると、消費税を足した支払いは220万円になります。

上限の金額は、メールなど記録に残る形で、税抜きか税込みかをはっきり書いて伝えるようにしましょう。入札の直前に、業者から車と金額の最終確認の連絡をもらう約束にしておけば、思いちがいを防ぎやすくなります。

ノークレームノーリターンで返品できない

オークションで買った車は、苦情や返品を受け付けない「ノークレームノーリターン」の取引が基本です。

代行業者をとおして会場にクレームを出せるのは、会場が決めた期間と内容にあてはまる場合だけです。一般的な不具合は落札から数日で受付が終わることもある一方、メーター改ざんなどは半年ほど受け付ける会場もあります。

返品できない前提で、保証の有無や下見の内容を入札前に固めておくことが、失敗しないためのいちばんの備えです。それでも業者と話し合いがまとまらないときは、消費者ホットライン「188」に電話すると、近くの消費生活センターを案内してもらえます。

中古車オークション代行の購入と売却でよくある質問

最後に、中古車オークション代行について、購入と売却のそれぞれでよく寄せられる質問をまとめました。

落札前に実車を確認してもらえるのか

利用者の代わりに、代行業者が会場で車を見てくれる「下見」を用意している業者は多くあります。

サービス名下見の内容費用
オークサポート検査員が車に乗りこみ、写真つきで報告落札しなければかからない
UMV Japan検査員による下見代行有料
ガリバースタッフが状態と相場を見きわめて提案予算(支払総額)の中で提案

一般の人がオークション会場に入って、自分の目で車を見ることは基本的にできません。下見でどこまで見てもらえるのか、費用はいくらかを、入札する前にかならず確かめておきましょう。

下見をたのむときは、エンジンのかかり具合や車内のにおいなど、とくに気になる点を具体的に伝えると、見落としを減らせます。

落札後に購入をキャンセルできるのか

オークションで落札したあとのキャンセルは、原則としてできないと考えておいたほうがよいでしょう。

UMV Japanは、落札成約後のキャンセルや返品は一切できないと定めています。業者によってはキャンセル料の決まりを設けていることもあるため、契約書で取り消しの条件を確かめておくことが大切です。

どうしても取り消したい事情ができたときは、自分だけで判断せず、すぐに業者へ連絡して、かかる費用や手続きを確認しましょう。

オークションで中古車が売れなかった場合は費用がかかるのか

車を売ろうとして落札されなかったときに費用がかかるかどうかは、使うサービスによって大きくちがいます。

サービス名売れなかったときの費用
ユーカーパックかからない(利用は無料)
セルカかからない
オークサポート出品料1万1,000円(税別)と陸送費
UMV Japan出品手数料などがかかる

代行業者をとおして会場に出品する場合は、売れなくても出品料がかかることが多いです。何度も出品し直すとそのたびに費用が重なるため、最低価格は相場を見ながら、無理のない金額に決めましょう。

ユーカーパックやセルカなら、売れなかったときに費用がかからないため、まずは今の車にいくらの値段がつくかを確かめる使い方もひとつの手です。

中古車の売却代金はいつ振り込まれるのか

売却が決まってから代金が振り込まれるまでの日数も、サービスごとにそれぞれ決まりがあります。

サービス名入金の目安
ユーカーパック車の引きわたしと書類の確認後、約3~10営業日以内
セルカ車と書類の引きわたし完了の翌日から数えて7~14日目
UMV Japan書類に不備がなく、会場からの入金を確認後2日以内
(休日祝日をのぞく)

どのサービスを使う場合でも、必要な書類がそろわないと、そのぶん入金はおくれてしまいます。印鑑証明書などは早めに準備し、次の車の支払いに間に合うよう、日程にゆとりをもって進めましょう。ユーカーパックでは、売買が成立してから8日以内に、書類の送付と車の引きわたしを求めています。

中古車オークション代行のまとめ

中古車オークション代行のまとめ

中古車オークション代行は、業者向けのオークションから希望の車を探せるため、店頭より安く買える可能性があるサービスです。一方で、落札したあとは取り消せず、返品もむずかしいため、業者選びと事前の確認が結果を大きく左右します。

業者を選ぶときは、支払総額の内わけが明確か、キャンセルやトラブルのときの決まりがはっきりしているかを確かめましょう。上限の金額は税抜きか税込みかを明記して伝え、届いた車はすぐに点検することも大切です。

まずは気になる業者に問い合わせて、希望の条件と予算を伝え、見積もりをとってみてください。いくつかの業者の総額と説明をくらべれば、安心して任せられる1社を見つけやすくなります。流れと費用を前もって知っておけば、オークション代行はほしい車をお得に手に入れる心強い方法になるでしょう。

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