クレフィマイカーの維持費に負担を感じて、車の売却を考えている方は少なくありません。とはいえ手放したあとの移動手段が決まらず、なかなか踏み切れないという声もよく聞きます。そこで候補に挙がるのが、ドコモが運営する「dカーシェア」です。
初期費用も月額基本料もかからず、乗った分だけ支払う仕組みが大きな特徴。ただし実際の使い勝手はどうなのか、本当に安いのか、気になるところでしょう。
この記事では、dカーシェアの悪い口コミと良い口コミを整理したうえで、メリット・デメリット、料金体系、登録から返却までの流れまで詳しく解説します。読み終えるころには、車を手放してよいかどうか、自分なりの答えが見えてくるはずです。
dカーシェアとは?サービスの特徴と仕組み


まずはdカーシェアがどんなサービスなのか、基本の仕組みから確認していきましょう。ほかのカーシェアとは成り立ちが少し異なります。
dカーシェアの運営会社と基本情報
dカーシェアは、株式会社NTTドコモが提供するカーシェアリングサービスです。自社で車を持つのではなく、各地のカーシェア事業者やレンタカー会社と提携し、まとめて予約できる窓口の役割をになっています。
まずは全体像を表で確認してみてください。
| サービス名 | dカーシェア |
| 運営会社 | 株式会社NTTドコモ |
| 提携事業者 | カーシェア5社 レンタカー8社 |
| 利用できる拠点 | 全国10,000か所以上 |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額基本料 | 0円 |
| 時間料金 | 15分220円から |
| 車の鍵 | スマートフォン(電子鍵) |
| 支払い方法 |
電話料金合算払い dカード クレジットカード dポイント |
| 登録に必要なもの |
dアカウント 運転免許証 |
| こんな人におすすめ |
たまにしか車に乗らない 月額料金を払いたくない |
複数のカーシェアとレンタカーをまとめて利用できる
dカーシェアの最大の特徴は、一つの会員登録で複数の事業者の車を使い分けられる点にあります。普段は近所のカーシェア、旅行のときはレンタカーという具合に、場面ごとの選び分けが可能です。
提携している事業者は次のとおり。
| カーシェア(5社) |
オリックスカーシェア 三井のカーシェアーズ カリテコ トヨタシェア aoi dカーシェア |
| レンタカー(8社) |
トヨタレンタカー オリックスレンタカー ニッポンレンタカー 日産レンタカー J-netレンタカー バジェットレンタカー スカイレンタカー ニコニコレンタカー |
一社ずつ会員登録する手間がかからないため、車を手放した直後の方でもすぐに動き出せるでしょう。
初期費用と月額基本料は無料
カーシェアは月額料金がかかるイメージを持たれがちですが、dカーシェアは違います。会員カードの発行が不要で、スマートフォンがそのまま鍵になる仕組みだからです。
| 入会金・初期費用 | 0円 |
| 月額基本料 | 0円 |
| カード発行手数料 | 0円 |
| ガソリン代 | 利用料金に含まれる |
| 保険料 | 利用料金に含まれる |
| 実際に払うもの | 時間料金+距離料金 |
登録だけしておいて、使わない月は0円というのも可能。car sharingを試してみたい方には入り口として使いやすい設計になっています。
ドコモユーザー以外でも登録できる
名前に「d」がつくため、ドコモの回線契約が必要だと思われがちです。実際には、dアカウントさえ発行すれば、どのキャリアの方でも登録できます。
dアカウントは無料で作れて、ドコモ回線を持っていない方でも問題ありません。他社スマホを使っている30代の方でも、乗り換えの必要なく利用を始められるわけです。
dカーシェアと一般的なレンタカーの違い
カーシェアとレンタカーは似ているようで、使い勝手がかなり異なります。どちらが自分に合うか、以下の表で見比べてみましょう。
| dカーシェア(カーシェア) | 一般的なレンタカー | |
| 借りる時間 | 15分単位の短時間から | 6時間・12時間などが基本 |
| 受付 | 無人。アプリで解錠 | 店舗の窓口で手続き |
| 利用できる時間帯 | 24時間いつでも | 店舗の営業時間内 |
| ガソリン代 | 料金に含まれる | 原則として満タン返し |
| 保険・補償 | 料金に含まれる | 別途かかる場合がある |
| 返却場所 | 借りたステーションのみ | 乗り捨てできる場合がある |
| 車種 | ステーションにある車 | 豊富な車種から選べる |
| 向いている使い方 | 買い物や送迎など短時間 | 旅行など長時間・長距離 |
dカーシェアなら、この両方を一つのアプリで比べられます。使い分けの自由度が高いのは、大きな強みといえるでしょう。
dカーシェアの悪い評判・口コミ


メリットだけを見て決めると、あとで後悔しかねません。ここでは利用者から挙がりやすい不満の声を、正直に整理していきます。
アプリの検索機能が使いにくいことがある



近くで借りられる車を探したかったのですが、アプリの検索が少しわかりにくく、希望の車を見つけるまで時間がかかりました。もう少し直感的に操作できると便利だと思います。
検索の条件設定がわかりにくい、という指摘は比較的多く見られます。日時や車種を細かく絞り込もうとすると、操作に迷う場面があるようです。
複数の事業者をまとめて扱う仕組みのため、表示項目がどうしても多くなります。慣れるまでは、少し時間に余裕をもって操作するとよいでしょう。
地域によって利用できるステーションが少ない



自宅の近くで車を探してみたのですが、利用できるステーションが少なく、少し離れた場所まで行く必要がありました。地域によっては選択肢が限られるので、もっとステーションが増えると便利だと思います。
拠点は全国に10,000か所以上ありますが、分布は均一ではありません。都市部では選び放題でも、郊外や地方では最寄りのステーションが遠いという声が出ています。
車の売却を検討している方は、まず自宅や職場の近くに拠点があるかを確認してください。ここが空白だと、代わりの足として成立しません。
土日や連休は希望する車を予約しにくい



土日に車を借りようとしたのですが、希望する車がすでに予約で埋まっていました。特に連休は空いている車が少なく、直前だとなかなか予約が取れないので、早めに予約しておく必要があると感じました。
週末や大型連休は、どのカーシェアでも予約が集中します。人気のステーションだと、直前では空きが見つからないこともしばしば。
レジャーで使う予定があるなら、早めの予約が安心です。あるいは同じアプリ内でレンタカーに切り替えるという手もあります。
提携事業者ごとに料金体系が異なり分かりにくい



利用するカーシェア会社によって料金の仕組みが違うので、最初は少し戸惑いました。時間料金や距離料金などをそれぞれ確認する必要があり、どこが一番お得なのか比較するのが難しかったです。
dカーシェアは5社のカーシェアをまとめているため、料金表も事業者ごとに別々。15分あたりの単価も、パック料金の区切りもそろっていません。
同じ「6時間」でも金額が変わるので、初めて使う方は戸惑いがちです。予約画面に表示される合計金額を、その都度確かめる習慣をつけましょう。
利用時間や距離によって料金が高くなる



短時間の利用なら便利なのですが、長時間借りたり遠くまで走ったりすると、思ったより料金が高くなりました。特に距離料金が加算されると負担が大きくなるので、利用前に料金をしっかり確認した方がいいと感じました。
短時間なら割安ですが、時間が延びるほど負担は増していきます。多くの事業者では、6時間を超える予約や夜間パックに距離料金が加算される決まり。
「思ったより高かった」という口コミの多くは、この距離料金を見落としたケースです。長距離を走る予定なら、事前の試算が欠かせません。
問い合わせ窓口につながりにくいことがある



利用中に確認したいことがあって問い合わせたのですが、なかなか窓口につながらず困りました。急いでいるときにすぐ相談できないのは少し不便なので、もう少しスムーズに対応してもらえると安心です。
トラブル時はカーシェア事業者接続用ダイヤルに連絡する流れですが、混み合う時間帯はつながりにくいという声があります。
忘れ物やキズの報告など、急ぎでない用件は回答まで数日かかる場合も。急ぎの連絡先を、あらかじめスマホに登録しておくと安心でしょう。
会員登録の審査に時間がかかる場合がある



すぐに利用したくて会員登録したのですが、審査が完了するまで思ったより時間がかかりました。登録すればすぐに車を借りられると思っていたので、急ぎで利用したい場合は余裕を持って登録しておいた方がいいと感じました。
登録には運転免許証の撮影が必要で、内容の確認と審査に24時間以上かかることがあります。申し込んだその日にすぐ乗れるとは限りません。
免許証の写真がぼやけていたり、光が反射していたりすると、確認に手間取ります。急ぎで車が必要な予定があるなら、余裕をもって申し込んでおきましょう。
dカーシェアの良い評判・口コミ


一方で、満足しているという声も多く寄せられています。とくに評価が高いポイントを見ていきます。
月額料金をかけずに必要なときだけ利用できる



普段はあまり車に乗らないので、月額料金がかからないのはありがたいです。使わない月に余計な費用が発生せず、必要なときだけ気軽に借りられるので、車の利用頻度が少ない自分にはぴったりだと感じました。
もっとも支持されているのが、月額基本料が0円という点です。乗らない月の負担がゼロなので、登録したままにしておいても損をしません。
車を売って維持費を減らしたい方にとって、これは相性のよい仕組み。固定費を増やさずに、いざというときの足を確保できます。
複数のカーシェアを一度の登録で使い分けられる



複数のカーシェアサービスを一度の登録で利用できるのが便利です。それぞれのサービスで会員登録する手間がなく、利用する場所や空き状況に合わせて選べるので、車を探すときの選択肢が広がりました。
一つのdアカウントで、5社のカーシェアと8社のレンタカーが使えます。会社ごとに入会手続きを繰り返す必要はありません。
出張先や旅行先でも、その土地の拠点を同じアプリから探せます。行動範囲が広い方ほど、恩恵を感じやすいでしょう。
近くにある車をアプリから簡単に探せる



車を使いたいときにアプリを開くだけで、近くにある車を簡単に探せるのが便利です。ステーションの場所や空き状況も確認できるので、わざわざ複数のサイトを調べる必要がなく、スムーズに予約できました。
検索結果は地図上にアイコンで表示され、車種・料金・空き状況までひと目でわかります。そのまま予約に進める点も便利です。
「いま、いちばん近くて空いている車」を数分で見つけられる。この手軽さを評価する口コミは目立ちます。
短時間でも気軽に車を借りられる



ちょっとした買い物や用事でも、短時間から気軽に車を借りられるのが便利です。必要な時間だけ利用できるので無駄がなく、普段は車を持たない自分にとって、とても使い勝手のよいサービスだと感じました。
カーシェアの時間料金は15分単位。ちょっとした買い物や家族の送迎など、1時間に満たない用事でも無駄がありません。
レンタカーのように6時間分をまとめて払う必要がないため、使い方の自由度は高いといえます。
24時間いつでも予約して利用できる



仕事が終わるのが遅い日でも、アプリから24時間いつでも予約できるので助かっています。早朝や深夜でも自分の都合に合わせて車を借りられるので、急に車が必要になったときにも便利だと感じました。
店舗の営業時間に縛られないのも強みです。急な雨で送迎が必要になった夜でも、アプリから予約してすぐ向かえます。
早朝の移動や深夜の帰宅にも対応できる点は、生活リズムが不規則な方から高く評価されています。
dポイントをためたり支払いに使ったりできる



普段からdポイントをためているので、カーシェアの利用でもポイントがたまるのは嬉しいです。たまったポイントを支払いに使えるので、通常よりお得に車を借りられるのが魅力だと感じました。
利用料金に応じてdポイントがたまり、たまったポイントは支払いにも充てられます。普段からdポイントを集めている方には見逃せない特典でしょう。
さらにdカードで支払えば、通常分に加えてポイントが上乗せされる仕組みも用意されています。
ガソリン代や保険料を別に支払う必要がない



ガソリン代や保険料が利用料金に含まれているので、追加費用をあまり気にせず車を借りられるのが便利です。自分で給油代や保険料を別途支払う必要がないので、料金の計算もしやすく、安心して利用できました。
カーシェアの利用料金には、ガソリン代・保険料・駐車場代が含まれています。返却時の給油や精算は不要です。
燃料が半分を下回ったら、車内の給油カードで給油に協力する決まり。その際も自己負担は発生しません。
dカーシェアを利用するデメリット


口コミの背景にある構造的な弱点も押さえておきましょう。ここを理解しておくと、契約後のギャップを防げます。
利用頻度が高いと提携先へ直接入会したほうが安い場合がある
dカーシェアは月額無料の代わりに、時間単価の割引がありません。各社が用意する月額会員向けの割引プランは、原則として適用されない点に注意しましょう。
| dカーシェア経由 | 提携先へ直接入会 | |
| 月額基本料 | 0円 | |
| 月額基本料 | 0円 | プランにより発生 |
| 時間単価の割引 | なし | プランにより適用 |
| 使える車 | 提携5社をまとめて | その1社のみ |
| 向いている人 | 月に数回まで | 毎週のように乗る |
週に何度も乗るなら、1社に直接入会したほうが総額を抑えられるケースもあります。
長時間の利用ではレンタカーより高くなる場合がある
カーシェアは短時間に強い反面、長時間になると割高になりがちです。とくに距離料金が加わる条件では、差が開いていきます。
| 利用シーン | 向いているサービス |
| 1〜3時間の買い物 | カーシェア |
| 半日の送迎や用事 | カーシェア |
| 1日以上の旅行 | レンタカー |
| 長距離ドライブ | レンタカー |
| 片道だけ乗りたい | レンタカー |
幸い、dカーシェアなら同じアプリで両方を比較できます。用途に応じて選び直せばよいわけです。
返却時間を超えると延長料金や超過料金がかかる
予約時間を過ぎての返却は、厳しく扱われます。無断で延長した場合、超過料金として通常料金の2倍が請求される仕組みです。
次の利用者の予約が入っていると、そもそも延長できません。渋滞に巻き込まれそうなときは、早めにアプリで返却時間を変更してください。
乗り捨てできず借りたステーションへ返却する必要がある
カーシェアは、借りた場所に戻すのが原則です。出発地と目的地が違う移動には向きません。
片道だけ車を使いたい場面では、レンタカーの乗り捨てサービスや公共交通を検討したほうが現実的でしょう。
車内の清潔さが前の利用者に左右される
無人で貸し借りする仕組み上、車内の状態は前の人のマナー次第になります。においやゴミが気になったという口コミも見受けられます。
気になる点があれば、事業者の窓口へ報告しましょう。自分が使ったあとも、次の人のことを考えて整えて返すのが基本です。
利用できる車種や台数に地域差がある
提携事業者ごとに展開エリアが違うため、住む場所によって選べる車が変わります。名古屋周辺に強い事業者もあれば、特定県のEVに特化した拠点もあります。
希望の車種があるなら、登録前にアプリの地図で近隣の在庫を確かめておくと確実です。
提携事業者ごとに予約やキャンセルの条件が異なる
予約変更ができる期限も、キャンセル料の発生タイミングも、事業者によってばらばらです。「前回はできたのに今回はできない」という混乱が起きやすい部分。
よく使う事業者を2社ほどに絞ると、ルールを覚えやすくなります。
dカーシェアを利用するメリット


ここからは、あらためて強みを整理します。車を手放す判断材料として読み進めてください。
初期費用と月額基本料がかからない
入会金もカード発行手数料も不要で、負担は乗った分だけ。維持費を減らしたい人にとって、これ以上ないほど始めやすい条件です。
一つのアカウントで複数事業者の車を探せる
dアカウントを一つ持つだけで、13社分のサービスが使えるようになります。複数のアプリを入れ替える手間からも解放されるでしょう。
全国のカーシェアとレンタカーを比較できる
同じ画面で両方の料金と空き状況を並べて見られるため、その時一番安い選択肢を選べます。比較の手間が省ける価値は小さくありません。
スマートフォンから予約と解錠を進められる
スマホが電子鍵になるので、鍵を受け取りに行く必要はなし。カーシェアでは利用開始時の免許証確認もなく、そのまま乗り出せます。
車の購入費や維持費を負担せずに済む
自家用車には車両代のほか、税金・車検・保険・駐車場代がのしかかります。カーシェアなら、これらの固定費をまるごと手放せます。
年に数十回しか乗らないのであれば、売却して都度払いに切り替えるほうが合理的なことも多いでしょう。
短時間から必要な分だけ利用できる
15分単位で借りられるため、30分の用事に半日分を払うような無駄が生じません。生活に合わせた細かい使い方が可能です。
dポイントを有効活用できる
たまったポイントを支払いに回せば、実質的な負担はさらに下がります。日ごろからdポイントをためている方には、相性のよいサービスといえるでしょう。
dカーシェアの料金と支払い方法


もっとも気になるお金まわりを、具体的な数字で確認していきます。金額はすべて税込表記です。
初期費用と月額基本料
ここは何度でも強調しておきたい部分。登録しているだけでは、一円も発生しません。
| 入会金 | 0円 |
| 月額基本料 | 0円 |
| カード発行手数料 | 0円 |
| 年会費 | 0円 |
時間料金と距離料金
カーシェアの料金は、時間料金と距離料金の合計で決まります。代表的な事業者の例を見てみましょう。
| 事業者・クラス | 時間料金(15分) | 距離料金 |
| オリックスカーシェア スタンダードクラス | 290円 | 6時間以内の予約かつ利用は0円 それ以外は20円/km |
| カリテコ ミニクラス | 250円 | 6時間以内の予約かつ利用は0円 それ以外は18円/km |
| カリテコ EVミニクラス | 220円 | 距離料金なし |
重要なのは「6時間以内で予約し、実際も6時間以内で返す」という条件。ここを外すと距離料金が発生します。
パック料金と夜間料金
長めに使うなら、パック料金のほうが割安です。予約時間に応じて、自動的に有利な料金が適用されます。
| プラン | オリックス スタンダード | カリテコ ミニクラス |
| 6時間 | 5,500円 | 4,740円 |
| 12時間 | 7,500円 | 7,050円 |
| 24時間 | 9,800円 | 9,120円 |
| 夜間パック | 4,000円 | 3,280円 (18時〜翌9時) |
夜間パックは18時から翌朝9時までが対象。ただし条件によっては、通常予約のほうが安く済む場合もあります。
ガソリン代と保険料の扱い
カーシェアの利用料金には、ガソリン代・保険料・駐車場代がすでに含まれています。返却時に給油して精算する必要はありません。
燃料が半分を切ったら、車内の給油カードで給油に協力する流れ。カードで精算するため、自己負担はゼロです。
dポイントがたまる・使える条件
利用料金100円(税抜)ごとに1%のdポイントがたまります。さらにdカードで支払うと、100円(税込)ごとに1%が上乗せされる仕組み。
たまったポイントは、そのまま利用料金の支払いにも使えます。ただし後から追加請求が発生したケースでは、dポイントでの支払いができない点にご注意ください。
利用できるクレジットカードと支払い方法
支払い方法は4種類。それぞれ条件が細かく決まっています。
| 電話料金合算払い | ドコモ回線と指定ISP契約が必要 d払い残高充当は不可 |
| dカード | d払い(iD)は利用不可 dカード miniも不可 |
| クレジットカード | 1回払いのみ JCB・海外発行カードは不可 本人名義かつ3Dセキュア設定が必須 |
| dポイント | 支払いに充当できる |
デビットカードやプリペイドカードは使えないことがあります。エラーが出るときは、クレジットカードを登録し直しましょう。
dカーシェアがおすすめな人


ここまでの内容をふまえて、どんな人に向いているのかを整理します。自分が当てはまるか確かめてみてください。
カーシェアをたまに利用したい人
月に数回しか車に乗らないなら、これ以上ないほど相性がよいサービスです。使わない月の出費がないため、持ち続けるハードルがありません。
月額料金を支払いたくない人
固定費を増やしたくない方には最適でしょう。車を売って浮いた維持費を、そのまま生活費に回せます。
複数のカーシェアを比較して予約したい人
一つの画面で各社の料金と空き状況を見比べたい方には、大きな価値があります。会社ごとの入会手続きも不要。
dポイントを日常的に利用している人
dポイントをためている方なら、実質的な負担をさらに減らせます。dカードを持っていれば還元率も上がります。
短時間だけ車を使いたい人
買い物や送迎、駅までの移動など、1〜2時間の用事が中心の方に向いています。15分単位で借りられる強みが生きる場面です。
dカーシェアが向いていない人
逆に、次のような方は別の選択肢を検討したほうがよいかもしれません。
- ほぼ毎日車に乗る
- 近くに拠点がない
- 長距離の運転が多い
- 片道だけ乗りたい
- 特定の車種にこだわる
毎週のように使うなら、提携先への直接入会やマイカーの維持も比較対象になります。
dカーシェアのキャンペーンとdポイント特典


登録するなら、特典が受け取れるタイミングを逃したくないところ。実施中の内容を確認しておきましょう。
新規会員登録キャンペーンの内容
新規入会者向けに、dポイントがもらえるキャンペーンが用意されています。条件はシンプルです。
| 特典 | dポイント1,500pt (期間・用途限定) |
| 条件 | 会員登録完了日から7日以内に1回以上利用 |
| 期間 | 2025年11月1日〜終了時期未定 |
| 進呈時期 | 利用完了月の翌々月下旬以降 |
| ポイント有効期限 | 進呈月の翌々月末まで |
| 注意点 | 1人1回まで 予約だけでは対象外 |
「会員登録完了日」とは、審査完了の通知を受け取った日を指します。申し込んだ日ではない点にご注意ください。
dポイント還元キャンペーンの適用条件
新規入会以外にも、ポイントを山分けする企画が随時開催されています。多くはエントリーと期間中の利用が条件です。
特定の事業者に限定した企画もあるため、対象がどこかを必ず確認しましょう。エントリーを忘れると、利用しても対象外になります。
キャンペーンへ参加するときの注意点
参加前に押さえておきたいポイントを挙げておきます。
- ポイントは期間・用途限定
- 進呈は数か月後になる
- 退会すると対象外になる
- エントリーが必要な場合あり
- 予告なく終了することがある
もらえるポイントの有効期限は短めです。受け取ったら早めに使い切る計画を立てておきましょう。
dカーシェアへ登録して車を利用する流れ


実際の手順を順番に見ていきます。全体で3ステップ程度と案内されており、難しい作業はありません。
STEP1:dアカウントを作成する
まずはdアカウントを用意します。ドコモ回線を持っていない方も、無料で発行できます。
すでに他のドコモサービスで使っている方は、そのアカウントをそのまま利用しましょう。
STEP2:会員情報と運転免許証を登録する
アプリまたはサイトから、氏名や住所などを入力します。あわせて運転免許証をスマホで撮影して送信してください。
新規入会はマイナ免許証に対応していないため、従来の運転免許証が必要です。免許証と住所が違う場合は、6か月以内に発行された補助書類も用意しましょう。
STEP3:入会審査の完了を待つ
ドコモによる登録内容の確認が行われます。24時間以上かかることもあるため、日程には余裕をもたせてください。
結果はアプリの通知とメールで届きます。完了通知を確認できたら、登録完了です。
STEP4:利用日時とエリアから車を検索する
アプリで日時とエリアを指定すると、対象の車が地図上に表示されます。カーシェアとレンタカーが同時に並ぶので、そのまま比較できます。
STEP5:料金とキャンセル条件を確認して予約する
予約前に、合計金額とキャンセル規定を必ずチェックしましょう。事業者ごとに条件が違うため、ここを飛ばすと後悔しかねません。
問題なければ、支払い方法を選んで予約を確定します。
STEP6:電子鍵を登録して車を解錠する
初めて使う事業者では、電子鍵の登録が必要です。手順自体は数分で終わります。
登録が済めば、ステーションでスマホを使って解錠。窓口での免許証確認はありません。
STEP7:利用後に元のステーションへ返却する
使い終わったら、借りたステーションの同じ駐車枠へ戻します。燃料が半分を切っていたら、車内の給油カードで給油しておきましょう。
忘れ物がないか、ゴミが残っていないかの確認も忘れずに。
STEP8:アプリで返却完了と利用料金を確認する
返却の処理をアプリで済ませれば終了です。利用料金は、マイページの明細情報から確認できます。
請求額が確定するのは、利用月の翌月25日前後。それまでは「未確定」と表示されます。
dカーシェアの予約はキャンセルできる?


予定は変わるもの。キャンセルの可否と費用は、契約前に必ず押さえておきたい項目です。
カーシェア予約の変更・キャンセル方法
アプリの[予約・履歴]から、予約中の車を選んで手続きします。予約完了通知のメールからも進められます。
変更できる範囲は事業者ごとに異なります。たとえばオリックスカーシェアでは、利用開始予定日時の15分前より前なら日時を変更でき、それ以後は変更できません。ステーションや車そのものの変更は、いったんキャンセルしてからの再予約になります。
レンタカー予約の変更・キャンセル方法
レンタカーも同じくアプリの[予約・履歴]から操作します。ただしdカーシェアからキャンセルできるのは、利用開始前まで。
利用開始後の変更は、各レンタカー営業所へ直接連絡してください。アプリで処理しないと、dポイントの返還が翌月中旬以降になる場合があります。
キャンセル料が発生するタイミング
ここも事業者ごとに違います。たとえばトヨタシェアでは、利用開始日時の1分前まではキャンセル料がかかりません。
おおむね「利用開始が近づくほど費用が発生する」と考えておけば大きく外れないでしょう。予約時にdポイントやクーポンを使っていた場合、返還が翌月になったり、期間限定分は戻らなかったりすることもあります。
予約時間に遅れた場合の扱い
課金は予約した開始時刻から始まります。遅れて到着しても、その分が差し引かれるわけではありません。
逆に返却が遅れると影響は深刻です。無断で延長した場合、通常料金の2倍が超過料金として請求されます。
利用開始後に早く返却した場合の料金
早く返せば、割引が受けられる場合があります。ただし条件は事業者ごとに異なります。
| オリックスカーシェア | 6時間以内の予約かつ利用のときのみ、早く返した分の時間料金が発生しない |
| カリテコ | 残り時間の時間料金が50%割引 パック料金は対象外 |
6時間を超える予約をした場合、早く返しても全額かかることがあります。予約時間は短めに取り、必要なら延長するほうが得策でしょう。
dカーシェアの評判に関するよくある質問


最後に、利用を検討している方から寄せられやすい疑問へ順に答えていきます。
dカーシェアの登録や利用に審査はありますか?
あります。運転免許証を撮影して提出し、ドコモによる内容確認を受ける流れです。
確認と審査には24時間以上かかる場合があります。完了通知が届くまでは利用できません。
ドコモを契約していなくても利用できますか?
利用できます。必要なのはdアカウントだけで、ドコモ回線の契約は条件になっていません。
dアカウントは無料で発行でき、会員登録の画面からその場で作ることも可能です。
dカーシェアは本当に月額無料ですか?
本当です。入会金も月額基本料も0円で、発生するのは実際に乗った分の利用料金のみ。
登録したまま一度も使わなければ、その月の請求は生じません。
初心者や免許取得直後でも登録できますか?
登録自体は可能ですが、制限があります。運転免許証の取得後1年未満の方は、三井のカーシェアーズへ入会できません。
運転に不安がある方は、補償が手厚い事業者を選ぶと安心でしょう。
家族や同乗者と運転を交代できますか?
原則として、予約した本人が運転する決まりです。事業者によっては、同一会員の登録運転者であることや事前申告が条件になります。
条件を満たさないまま交代すると、事故のときに補償を受けられません。交代の予定があるなら、必ず事前に事業者へ確認してください。
予約した本人以外でも運転できますか?
認められていないケースがほとんどです。三井のカーシェアーズでは、予約者以外が運転して起こした事故は補償の対象外とされています。
ただし同一会員の登録運転者で予約者が同乗している場合や、事前にサポートセンターへ申告した場合は例外です。
利用中に事故や故障が起きたらどうすればよいですか?
落ち着いて、決められた順番で対応しましょう。手順はおおむね次のとおりです。
- 安全確保と負傷者の救護
- 110番へ事故の届出
- 保険会社へ連絡
- 警察立ち合いで現場検証
- 事業者の窓口へ連絡
相手との示談交渉は保険会社が行います。当事者同士で話をつけるのは絶対に避けてください。所定の対応をしないと、補償が適用されないうえ会員資格を失うおそれもあります。
予約時間に返却できない場合はどうなりますか?
予約時間内であれば、アプリから返却時間を変更できます。次の予約が入っていなければ延長が可能です。
返却時間を過ぎてしまった場合や、次の予約が直後に入っている場合は延長できません。事業者の窓口へすぐ連絡しましょう。無断延長は通常料金の2倍が請求されます。
dカーシェアを退会するにはどうすればよいですか?
アプリまたはサイトのマイページから、退会手続きを進めます。手数料はかかりません。
退会すると、各カーシェア事業者との会員契約も同時に終了します。キャンペーンのポイント進呈前に退会すると、特典が受け取れなくなる点にご注意ください。
dカーシェアの評判まとめ


dカーシェアの評判を整理すると、良い面と悪い面がはっきり分かれます。高く評価されているのは、月額基本料が0円であること、一つの登録で13社のサービスを使い分けられること、そしてdポイントがたまる点。一方で、地域によって拠点が少ない、事業者ごとに料金やルールが違う、長時間だと割高になるといった不満も見られました。
つまり「たまにしか乗らない人にとっては強く、毎日乗る人には向かない」サービスです。車の売却を考えている方は、まず自宅や職場の近くにステーションがあるかを地図で確かめてみてください。拠点があり、月の利用が数回程度に収まりそうなら、維持費を丸ごと手放せる可能性は十分にあります。
登録は無料で、使わない月の負担はゼロ。まずは会員登録だけ済ませて、実際の使い勝手を確かめてから売却を判断するという進め方が、一番失敗しにくいでしょう。

