日々お客様のクルマを整備させて頂いてますが、そんな中で特にホイール・タイヤを脱着は毎日何回も行います。
点検時は必ず一度は脱着しますし、ブレーキ関係パーツの交換でも脱着します。
毎日何台分も脱着作業をしています。
そんな普段のホイール脱着作業なんで当たり前過ぎて、自分達ではあんまり意識していない事なんですが、普通の人から見らたそんな事もしてるの? 的な内容を今日は紹介したいと思います。
その一つにホイールハブへのグリス塗布やホイールボルトのグリス塗布があります。
今回718ボクスターSのホイール、タイヤ交換をしましたので、その時に写真を撮らせてもらいました。
ポルシェの場合ホイールのハブ部分はこんな感じにすぐ錆びてしまいます。
この718ボクスターS、まだ新車で3か月くらいのクルマですらこんな感じです。
錆が酷いとホイールを固着させてしまう事があるので、当社ではホイールを装着する時は必ず少量のグリスをこのハブの部分に塗布しています。
そして今回はこの錆びもカッコ悪いので、グリスを塗布する前に錆びを落として黒く塗装してみました。
これで見た目もOK!
そしてホイールボルトにも必ず固着防止のグリスを塗布。
実はこういう地味な作業が安全な走行に寄与しているんですね。
こういう地味な作業を省いて、作業時間短縮している業者さんも時々見かけますが、後々そのツケが回ってくるので、気を付けたい所です。
目立たない作業なんで気づかない方が多いと思いますし、逆にそれで良いと思う作業ですが、たま~にお知らせしておきたくて今回はブログのネタにしてみました(笑)
最後にTWSホイールに交換して完成です。
う~ん、ホイールとボディの間の隙間が気になる・・・
次はサスか~?