ドイツ出張 2017①

ブログの更新が1週間ほど滞ってしまいました。

その間ドイツに出張に行っておりました。

今回の出張の目的はWEC第4戦、ニュルブルクリンクラウンド観戦と、ドイツのチューニングパーツメーカーなどを訪問する事。

WECの方はシンガポールのクリアウォーターレーシングからフェラーリ488GTEで参戦している澤圭太選手のパーソナルスポンサーの方をアテンドして、パドックから観戦。

昨年はルマンで観戦したんですが、今年はニュル。

やっぱりだいぶ雰囲気は違います。

まず予選日の土曜に到着してパドックへ。

グランドスタンド裏からコース上の橋を渡ってパドックへ行くのですが、早くもその橋の上からクルマの走りを見られます。

そしてパドックを上から見下ろす。

やっぱり規模が大きく日本のGTを少し上回っている感じです。

と言ってもルマンを見ているので、ルマンに比べるとどのチームも1/3~半分ぐらいの物量ですが。

トヨタのホスピタリティーやトランポも大きく展開しています。

早速クリアウォーターレーシングのピットへ。

もうスタッフの人たちとも顔見知りなんで、気持よくピットにも入れてくれました。

予選結果の方はイマイチでアマクラス5位。

肝心なのは決勝なんでチーム自体あまり予選結果は気にしていませんでした。

澤選手によれば決勝は問題が発生しなければ3位はゲットできそうだと自信ありげ。

明けて決勝日。

グリッド上はやはりかなりの人混み。

その中をかき分けて前の方からクルマの写真を撮ってきました。

まずトヨタ。

ポルシェ。

今回からLMP1はハイダウンフォース仕様でちょっと顔が変わりました。

ポルシェGTE。

フォードGT。ムチャ低いです。

そしてクリアウォーターレーシング。

こんな感じに毎回ルマン式スタート風にクルマを斜めに止めて、そこからフォーメーションラップにスタートしていきます。

すると、なんと予選4位のトヨタ⑧号車がいきなりのスロー走行。

止まりそうなスピードでピットに戻ってきました。

去年、今年のルマンと言い、今回のニュルと言い、トヨタ上手く行かない感じですね。

トヨタのスローダウンでフォーメーションが1周増えて、その後レーススタート!

LMP1は序盤1時間くらいは可夢偉がリードしていましたが、その後ポルシェにトップを譲ってからは、ポルシェがワンツーでトヨタは3位という展開で6時間後のゴールまで行きました。

私達も途中で1コーナーのスタンドへ移動。

1コーナーはTVなどで見るよりも凄く下りの傾斜が強く、特にクリップの所は段になっているので、結構ミスってオーバーランするクルマも多いので見ててもスリリングで飽きません(笑)

スタンド裏で売っているクレープも激うま!(笑)

終盤はポルシェのLMP1が2台連なって走行し、GTE・Proもポルシェが2、3位、Amもポルシェが1位と地元ドイツでポルシェの強さが強烈に印象に残ったレースでした。

澤選手のクリアウォーターレーシングはスタートドライバーの澤選手が序盤1時間で2位まで上がる見事なレース展開を見せてましたが、ピット作業の若干の遅れやWeng選手のドライビング中にコースアウトを喫したこともあり、結果クラス4位で表彰台までは届きませんでした。

しかし、依然ポイントでAmクラスリーダーを守っています。

全クラス物凄い僅差の戦いとなっているWECなので、この先も目が離せないレースが続くと思います。

トヨタもルマン、ニュルとポルシェに2連勝されて、チャンピオンシップも危うい状況。

もう少し頑張って、盛り上げてほしいな~

という事で、次は9月3日のメキシコ戦、9月16日のテキサス戦と1週おきの連戦となります。

ドイツ出張②へ続く・・・

2017年07月20日