今回のWECニュルは6時間耐久だったので、レースの合間にパドックの散策もしてきました。
やっぱり地元ドイツという事でポルシェはパドックでも大きな面積を取って車両展示とかホスピタリティのサービスを行ってました。
ここまでやってるのは他のエントラントの中でもポルシェだけで、力の入れようはダントツでしたね。
車両展示でまず目に入ったのは発表したばかりの991GT2-RS。
やっぱり一番人気。
とりあえず舐めるように観察(笑)
ボンネットのエアインテークはブレーキ冷却用です。
多分、ここからフロントフェンダー内にダクトを引っ張って冷やしていると思います。
リップもGT3-RSの倍くらいあるサイズ。
ロゴもデッカイです。
GT3-RSは樹脂でしたが、フェンダーのスリットは最初からカーボン。
しかもより空気が抜けるように、フェンダーの表面より上にせり出してます。
ホイールはオプションのマグ鍛センターロックです。
サイドエアインテークもカーボンで、より空気が入るような形状になってます。
このパーツはターボ系やGT3-RS系に使えるかも。
リヤはアクラポのチタンマフラーにバルブが装着されてました。
ウイングもカーボンにクリア塗装です。
ウイングのアップライトもより軽量な肉抜きタイプになってました。
インテリアはそれほど特別感は無いですが、カラーの配色とか刺繍のロゴとか、GT2-RSだけのデザインです。
その他にも・・・
991カップカーMK.2
今年はスーパーカップとドイツカップで使ってるようで、日本のカップカーも来年このMK.2に変わると思います。
今回もドイツカップやってたんですが、サーキット入りの時間の関係で見られませんでした・・・残念。
初代のカップカー、964カップの展示。
ワルターロールが乗ってたクルマでしょうか、ドライバー名がそうなってました。
今となってはこの964カップカーは相当高価ですよね。
昔はそれこそ、964RSをそのままサーキット仕様にしたくらいで、今のカップと比べると全然市販車寄りですね。
こちらはGT4クラブスポーツMR。
通常のクラブスポーツと外見で違うのはホイールとリヤウイングがカーボンになってるってところでしょうか。
その他にもエクスクルーシブの991TURBO-Sカブリオレや
パナメーラ4Eハイブリッドスポーツツーリスモ(長い(笑))なんかも展示。
あと気になったのがこのボクスターS。
純正のエクスクルーシブなんですが、もうそのままチューニングカーって感じで、カッコいいのです。
なかなか日本だとここまで実車の見られないので、凄く参考になったし楽しかったですよ~。
パドックをあとにしてグランドスタンド裏に行ってみると、こっちもポルシェの展示が。
918スパイダーの開発車両とかニュル24時間を優勝した997GT3-Rのハイブリッド・
レーシングカーとかも展示されてました。
こんなレゴで出来た991GT3-RSも。
レゴと言えばパドックにはFORDのドライバーが。
これもレゴです。
なんかレゴはやってるんでしょうか?(笑)
もう一つパドックで注目浴びてたのがこの人?!
WECのマスコットらしいです。
専用の小型トランポに乗って移動して、所々で降りては踊ったり、歌ったりパフォーマンスします。
始めはスゲ~っわざわざこのロボット作ったんだ! と感動してたんですが、暫く見てるとど~も細かい動きが完全にロボットっぽくない。
さらに観察すると、ひざの裏の布でカバーされている部分が、人間の動きっぽい。
多分これ人間は入ってます(笑)
その証拠にあまり長く動けないみたい。
暫くすると小型トランポに乗って充電中みたいな感じで、ちょっと疲れた感出しながら連れられて行きます。
10月のWECフジで本当の所を確かめたいと思います(笑)
明日の③に続きます。