入荷していたオーリンズDFVのサスを装着しました。
車両は996カレラ2です。
一般道メインですがたまにサーキットも走られる車両です。
5万キロを超える距離からすると純正のサスはもう抜けてしまっている可能性が高く、お客様のコメントからもそれを感じている雰囲気がありました。
やっぱりポルシェの場合サスのライフは5万キロが一つの目安になります。
この位になると、高速道路でギャップを乗り越えた後に車体の揺れの収まりが悪いとか、レーンチェンジした時に、クルマがグラっと動いて少し怖いとか、そんな症状があればサスの原因が考えらえます。
5万キロ近辺ですとブッシュ類の交換まで至らない場合が殆どなのでサス自体の交換と劣化が見られればトップマウント交換で行けます。
今回装着したのはオーリンズのDFVシリーズで、DFV(デュアル・フロー・バルブ)によって、低速時の街中での乗り心地を柔らかくしなやかに、そして高速時やサーキットなのではしっかりした減衰力で、スポーティな走行を演出する実現しています。
またシングルアジャストですが減衰力調整も出来るので、サーキットでは便利です。
全長調整式でもあるので、設定したプリロードを変更せずに車高調整できるのも大きなメリットの一つです。
装着してテストドライブすると、やはり街中ではしなやかな乗り心地で、突き上げ感は感じられません。
でもちょっとスピードを上げるとシャープなハンドリングで、凄く楽しめるのです。
価格も純正サスに再度交換するよりは安くて、結構リーズナブルな設定ですし、劣化した時にオーバーホールが効くのも嬉しいところです。
サス交換お考えの方には、オーリンズおススメします!
今後991GT3への装着もありますし、またその時はブログにアップさせて頂きます。