先週末のマカオGPのF3レースで壮絶なクラッシュがあったのを知ってる人も多いと思います。
ソフィア・フロシュという17歳の女性ドライバーが乗ったF3がマンダリンベントの手前でコントロールを失い、信じられないようなスピードで宙に舞い上がり、その先のカメラマンスタンドに衝突して止まったのですが、正直映像を初めて見た時に、あ~生きていないだろうな・・・と直感的に思いました。
マカオGPにはカレラカップアジアで澤圭太選手と何度か出たことがあるので、このクラッシュがどのくらい凄いかは想像がつきます。
しかし、実際は脊椎の骨折で、意識もあるし手術の結果、障害が残ることも無いという、クラッシュの程度から比べると信じられないような良い結果でした。
あれだけの衝撃で、この程度のダメージで済んだのはぶつかった場所が良かったとか、F3のカーボンシャシーが強靭だとか、要員はいくつかあると思うのですが、おそらくHANSデバイスの効果も大きかったのだと思います。
ぶつけられた坪井選手もHANSが無かったらもっと大きなケガになっていたかもしれません。
ヘルメットがテザーで固定されているので、頭がそのテザー以上に振られ無かったのが良かったのだと思います。
やっぱりHANSデバイスは偉大です。
これは一般の人がサーキットを走るときも同じように威力を発揮してくれるので、サーキット走行していてまだHANS購入していない人は、是非この機会に揃えてください。
最後にカメラマンやオフィシャルの方たちも怪我をされたようですので、皆さんの1日も早い回復をお祈りします。
2018年11月24日