PCCJ 第7、8戦のレポート

数日たってしまいましたが、先週末のPCCJ第7、8戦の菅生ラウンドのレポートです。

本来第5戦と6戦が鈴鹿で行われてからの菅生なのですが、5戦と6戦は感染拡大で延期になってしまい、先に7戦、8戦が先に来るという変則的なスケジュールになっています。

そんなことで迎えた菅生ラウンドは、真夏の太陽の下で行われました。

東北で標高も高い菅生は最高気温が30°程度に収まっているとは言え、コクピットの中は灼熱地獄でドライバーには体力的にきついレースになりました。
スターティンググリッド上のドライバーには少しでも涼んでもらおうと、こんな感じで送風ファンを当ててあげます。

そんな暑さの中でチーム全体で死力を尽くして戦った結果から言うと・・・
シリーズリーダーのMasa TAGA選手は
第7戦 予選1位 決勝1位
第8戦 予選1位 決勝4位

KUMA選手は
第7戦 予選4位 決勝3位
第8戦 予選4位 決勝2位 

となりました。

Masa TAGA選手は予選からアマクラス内でぶっちぎりで1位をキープし、得意の菅生で気持ち良く走っていました。
その勢いそのままに第7戦決勝はスタートを決めてプロアマクラスに迫る位置をキープしながら、後続を引き離し一人旅状態でトップでフィニッシュ。
第8戦は第7戦のコピーのようなスタートで、プロアマクラスの後ろにピッタリつけて、あわゆくばプロアマクラスの1台をパスしそうな勢いでした。
しかし、その勢い余ってしまった部分もあり、ハーフスピンを喫してしまい、最後尾へ落ちてしまいました。
理想的には両方勝ちたかったレースですが、レーサーとしての本能で前を負ったMasaTAGA選手はカッコよかったです。
KUMA選手は実は手負いの熊状態で、予選は本調子ではなかったのですが、そんな中でも2戦とも表彰台を獲得したのは素晴らしい結果だと思います。
8月の鈴鹿ラウンドは完調のKUMA選手が戻ってくると思うので、期待したいと思います。

次の鈴鹿は8月27~29日開催です。
またダブル表彰台を目指して頑張ります!!

そんな中、今回は来年から導入される992GT3CUPの実車が展示されていました。

値段もだいぶ高くなりましたが、確かによりカーボンパーツが増えていたり、ステアリングもアップグレードされていたり、フロントがダブルウィッシュボーンになったり、内容もかなりのクオリティアップになっています。

何より見た目がカッコイイ!(笑)

このマシンで来年もレースが出来れば幸せです!

2021年07月28日