997前期カレラS生き返る(笑)

早いもので発売からもう10年近く経っているクルマもある997前期ですが、乗りやすいクルマなので結構走行距離が延びてきているクルマが多くなってきています。

油脂類の交換とかタイヤやブレーキなどの消耗品の交換は通常メニューで行われていると思うのですが、サスペンション関係は結構見落としがちです。

走行状態にもよりますが、経験上5万キロを超えてからはサスの劣化が顕著に出てくるようになります。

今回ご相談を受けた997前期カレラSもそんなクルマで、メーカー不詳のローダウンサスを入れたサスからは異音が出ているし乗り味もどうも不安定。

そんな症状でした。

そこでノーマルサス互換をコンセプトに開発したクァンタムのQUADシリーズを装着させて頂きました。

もともとローダウンスプリングが入っていたので車高はそれほど変わりませんが、スポーツクラシックのホイールと相まって、なかなかバランスイイ感じにカッコ良くなりました。

乗り味も以前よりは大幅に改善されて本来の997のキビキビとした走りが戻ってきました。

乗り心地に関しては、ノーマルのソフトよりもしっかりしてますが、PASMのハードよりは当たりが柔らかい、しなやかな感じに仕上がりました。

996用も997用もQUADの評価は以前から高かったので自信もっておススメしましたが、その通りの出来になりました。

性能はノーマル以上、価格はノーマル以下。

ここがウリです(笑)

その他今回はバンパーメッシュや

フロントのバンパーライトとサイドマーカーをLED化して、油脂類も交換させて頂きました。

これで見た目も年式が少し新しいクルマのようになりました。

996や997で5万キロ近辺の走行距離でどうもクルマが安定しないな~とかどうも高速道路のレーンチェンジで不安感がある・・・などと感じたらノーマルサスの劣化を疑ってみてください。

当社にお越しいただければ、試乗させて頂いて状態をレポートする事も可能ですので、お気軽にご相談ください。

2017年03月26日